ファーゴ [Blu-ray]

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監督 : ジョエル・コーエン 
出演 : フランシス・マクドーマンド  スティーヴ・ブシェーミ  ウィリアム・H・メイシー  ピーター・ストーメア  ジョン・キャロル・リンチ 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2014年2月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142976123

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ファーゴ [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

  • _†_ 誰がいちばん悪者か…(?)_†_






     本作は俗に言うところの《映画好きにはたまらない系》の作品かと思う。

     個人的にはスティーヴ・ブシェミが好きだ。
    木材粉砕機にかけられ白いソックスが、スーメア扮するゲアの手で(ぐいぐい!)突っ込まれているシーンを初見し時は、(ゾクっ!)としたものだ。


     ピーター・ストーメア扮するゲアの無表情さが、印象的。寡黙な男が(ボソっ)と発する言葉や、時折り見つめてくる視線が何よりも怖かったたりする。
    短絡的な行動で世渡りしていけると思っている?いや、そんなものすら超越しちゃっているゲア、といった感じでストーメア独特のパフュームを漂わせての怪演ぶりもなかなかであった。



     映画の始め部分に“ THIS IS A TRUE STORY.”という一文が映されるので、思わず実話?!となったが、これもコーエン兄弟の「演出のひとつ」だったという。


     タイトルの「ファーゴ」とは、ノースダコタ州のファーゴ周辺が舞台としているかららしいのだが。
    実際に本編でのファーゴは冒頭の酒場のシーン程度だけで、他はみなミネソタ州のミネアポリス、ブレーナードだったという。にも関わらず『ファーゴ』をタイトルにしたのもコーエン兄弟いわく、「ファーゴのほうが面白そうだったから…」と。う~ん、してやられたり!


     映画のタイトルは『ファーゴ』であるが、実際に映画中でファーゴが舞台となるのは冒頭の酒場のシーンだけである。物語は殆どミネソタ州のミネアポリスやブレーナードを中心に展開している。
     
     
     妊娠中の女性署長マージが、まぁ旺盛な食欲で美味しそうに食べること食べること。
    そういえば妊娠中はよくお腹が空いていたなぁ…と思いださせてもくれた次第(笑)


     マージと亭主のノーム、この夫婦関係が実にいい。 ノームの書いた絵がやっと採用されたと喜びあう。
    何とそれは、「3セント切手(あまり使われる頻度が無いという)のデザイン」にだという。マージのひと言がツボに嵌ってしまった。



     誰が一番悪者なのか?

    《ジョエルとイーサン》

    コーエンワールドに見事に心が侵食されていく・・・

  • ※ネタバレにご注意ください










     義父の自動車販売会社で営業部長として働くジェリー(ウィリアム・H・メイシー)は、多額の借金を返すために妻の偽装誘拐を企てる。しかしこれが予想外の惨劇を生むことに……というお話。ところがこの計画がわりかし行き当たりばったりなもんだから、どんどん死人が出る。検問の警官・通りすがりの人2人・妻・義父・駐車場の管理人・チンピラの片割れ、計7人ってところかな? わずかなお金のために、これだけの人が犠牲になった。
     全編通して地味目なんだけど、止まらない惨劇の連鎖で最後まで見せられてしまう映画だったわー。
     息子がかわいそうだ。祖父と母が死に、父が逮捕されて、彼はこれからどうなってしまうんだろうか。

     ウィリアム・H・メイシーと聞いて! ということで観てみた。すばらしい小人物っぷり。誰も見てないところで地団駄踏んでるとこなんかホントだめなやつ! 本当すごい役者さんだなあ。
     スティーブ・ブシェミが「変な顔」言われ過ぎてて、そういう役とはいえ気の毒な気分になった(笑)

     そういえば、あのヤナギタとかいう日系人の怪しい男のエピソードはなんだったんだろう。幸せでない夫婦の一例、だったのか? 夫婦ですらなかったみたいだけど……。

     そうそう、これ、「実話である」って書いてあるけど、フィクションなんですね。エンドロールでフィクションですって書いてあるとか。おおー。真面目に観たらバカを見るのか。すごいな。観客が映画を観て笑うのではなく、観客が映画に笑われるんだな。

  • 結論から先に記載すると見たあとはおもしろい・おもしろくないとは別のモヤモヤした感じが残る映画でした。映画の中の話は中途半端に終わるわけではなく、事件はきちんと解決しますが、見終わってどう自分の中で評価していいのかわからない不思議な感じが残ります。同監督のノーカントリーを見終わった後も同じ感じがしたので、そのモヤモヤを楽しむ映画なのでしょう。人にはオススメは絶対にしないです。あと冒頭でノーフィクションとでますが、実はフィクションです。

  • 面白かったです。
    全ての登場人物が何処となくコミカルな印象なんですけど
    誰も彼も役割りが淡々としていて、事件解決まで徐々に盛り上がる様な波がないフラットな作り方が非常に面白い作品でした。

    女署長さんも活躍した様なしてない様な
    黒幕の冴えない夫もグダグダで
    犯人の2人組は馬鹿で成り行きまかせ全開…

    苦し紛れの浅い思いつきで始まったような
    誘拐事件から突発的な不幸な偶然が積み重なって
    行き当たりばったりの多重殺人へ発展…
    実話と謳いながら、実はそれこそが演出だなんて…
    またしてもコーエン兄弟にしてやらてますね。

    田舎で起こった稀に見る殺人事件の一部始終を
    演出次第ではもっと盛り上げられるところあるはずなんだけど
    余計な熱量を発せさせないで、氷に覆われた街のように
    冷酷さと静けさの中に描いた傑作でした。
    素晴らしい作品です。

  • コーエン兄弟制作のクライムサスペンス映画。

    登場人物が全員馬鹿すぎてこれが本当に不気味。
    呼吸するように人を殺すし、駆け引きとか計画性も全くない。完全犯罪なんかよりも、こういった動物的な犯罪のほうが怖いなと思った。

    これを追う警察側もなんか淡々としてて、怖いんだよな…


    笑えるのがペイン&ゲイン
    笑えないのがファーゴ

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