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- / ISBN・EAN: 4988142977922
感想・レビュー・書評
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シリーズ小説「ミザリー」を書き終えた小説家。こもっていた常宿のバンガローから原稿を携え出版社に向かうが雪の中車は転落する。そこをファンだという女性アニーに救われるが彼女の家に人知れず閉じ込められる。その脱出劇。偏執狂のアニーは恐ろしいが、「シャイニング」のじわじわ来る恐怖は無い。
出版社の女性役のローレン・バコールがかっこいい。66歳。
1990アメリカ
2019.2.9BS12詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キャシー・ベイツがすごい!
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超こわい。作家のほうも理解不能の怖さある。
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自分が正しいと思うことを受け入れられると有頂天になり、否定されるとキレるキャシー・ベイツの狂気じみた演技が秀逸。身近に潜んでいそうなキャラ設定でリアルに怖かったです。見境なく鼻をフガフガさせて豚の真似するシーンや、使用済みの尿瓶を持ちながら身振り手振りで熱く語るシーンにゾッとしました。
ただ、暴力的なシーンでのカメラワークや凶器などの小物を使った視覚的な煽りがやや不十分な気がしました。 -
身近に起こりそうな事件でナカナカ怖い。
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キャシー・ベイツ最高。
いたたたた…、と思いながら見ていました。痛みがとてもリアル。
彼は、ラッキーだったのか、アンラッキーだったのか。
私は、ラッキーだったんじゃないかと思うのだけど。
助けてくれたのがもし、美しい女の人だったら、印象は変わるんだろうなぁ。激高する女に対する印象。
「ヤれるか」「ヤれないか」って、男の人の判断として結構重要なんだなぁって、思う。
でもおかしいのは、それだけじゃ不十分なんだ。
「料理が出来る」とか、「きれい好き」とか、「世話好き」とか、そういった要素がないと、全く意味がなくて。
アニーは、後者を確実に持っていたのに。
まず、「ヤれる」「ヤれない」のに二者択一のふるいにかけられ、前者がさらに、内面の基準で選ばれてく。
女もそうか。ただ、その「ヤれる」「ヤれない」が、
生理的に受け付けるか否かというくらいの判断なので、男に比べてストライクゾーンが広いだけで。
面倒くさいなぁ。
でも、私も同じこと、してるんだろうなぁ。
激高する男なんて、嫌だものなぁ。
要はでも「多くの人とうまくやれるか」という基準なんじゃないかって、思う。
多くの人と、余りうまくやれない人と、関係を結びたいと思う人間は少ない。
そうか。だからわたしは一人なのか!…って気づくの遅いよ!
いや、別に人とうまくやれない訳じゃないけれどさ。距離感の問題だね。
とにかくです。
なんか、男の人の怪我を見て、いたたたた!って思い、
アニーを見て、心がいたたたた!ってなりました。