私がクマにキレた理由<特別編> [DVD]

監督 : シャリ・スプリンガー・バーマン  ロバート・プルチーニ 
出演 : スカーレット・ヨハンソン  ローラ・リニー  ポール・ジアマッティ  アリシア・キーズ  クリス・エヴァンス 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142978622

感想・レビュー・書評

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  • 子育ての仕方は、あらゆる時代・地域において、文化の基盤、社会構造を規定するものである。文化人類学なんかでは最大の関心事であるわけだが、では、現代のマンハッタンの富裕層のあいだで、それはどう行われているのだろう?
    というような厄介なことより、普通の女の子っぷりがとってもチャーミングなヨハンソンに夢中になってしまいます。友達役でアリシア・キーズも出てるよ。

  • 引用

    ”人類学者は
    研究対象の社会に同化してしまうことがある
    ”原住民化”という現象だ

    そうなった場合は
    研究対象から身を引くこと
    一刻も早く…”

    ”「観察者」になろうとしたのに
    私は人生の「傍観者」になっていた””

  • 持つべきものは友達だなと思う
    友達の「ミセスXとは似た者同士」というセリフで、主人公とミセスXが合わせ鏡な関係性だとわかって
    クマにキレるまでが興味深く見れた

    コメディなんだけど、アメリカセレブへの皮肉というか嘲笑が強くて、痛々しくてあまり笑えなかった

    コミカルな演出は、ほぼ主人公だけだったけれど
    X家の親子にもコミカルな演出があったら良かったのになーと思う

  • タイトルを予告か何かで観て気になってた映画。

    ナニー(子守)の話で、舐めてる態度の主人公もなんだかなぁだったけど、丸く収まるように収まるのも…ハッピーエンドとしてはいいのかな。

  • 冒頭の博物館での説明のシーンや、やたら客観的なナレーションが面白くて好き。あれで一気に物語に引きこまれました。誰もがセレブな生活には一度は憧れるかもしれないけど、セレブ母たちのありえない子育てを見せられると「お金があればいいってもんじゃないなぁ」って思ってしまう。子役の子があまりにも可愛いから、なおさら親の愛情不足なのが可哀想に見えました。何だか子育てについて色々考えさせられた。

  • アニーは金融系大学を優秀な成績で卒業するも進路に行き詰まり、ナニー(子守)としてアルバイトをすることに。そこで出会った孤独な子供グレイヤーと、その両親であり金には困らないが外面だけで実は破綻しきった夫婦関係など問題の多いX夫妻を通じて人間観察、ひいては人類学者になりたいという夢を見出していく。

  • 15/01/04 KBS京都で放送。2007年、アメリカ映画。主演:スカーレット・ヨハンソン。

     大学を卒業し、一人で自分を育ててくれた母親が望む銀行に就職しようと就活をはじめたアニー(スカーレット・ヨハンソン)。しかし自分が本当はどんな人物で何がしたいのか見えていないため、うまくいかない。そんな時、公園で偶然4歳の男の子・グレイヤーを助けたことからその母親・“ミセスX”と出会い、ミセスXが「アニー」と「ナニー(ベビーシッターのこと)」を聞き間違えたことから、アニーとして家に来てほしいともちかける。ニューヨークでの生活に憧れもあったアニーは、母親に本当のことは告げないまま、ナニーとしてミセスXの家で働き始める。

     問題児であるグレイヤーと次第に心を通わせていく物語なのかと思っていたが、それはほぼ序盤で達成されてしまう。それよりも、ナニーとして実際に入りこむことで見えてくる、上流階級家庭に潜む問題に焦点があてられた作品。仕事にかこつけて家庭をないがしろにし、妻や子供に愛情のかけらもない“ミスターX”。一見優雅で何不自由ない生活を楽しんでいるように見えるが、実は夫の愛情に飢え、子供との接し方もわからなくなっている寂しい“ミセスX”。そしてわがまま放題に見えるが、実は両親にかまってもらえず、次々変わってしまうナニーにショックを受け、両親に振り回され続けるグレイヤー。世間でのナニーの地位は低く、時に蔑まれたり軽んじられたりしてしまうが、主人公のアニーは一生懸命仕事をし、なんとかそれらの問題をも解決できないかと考え悩む。すごく好感がもてる主人公だった。最後には解雇という形がとられてしまうのだが、すごすごと引き下がるだけではなく、やらかしてしまうところもスカッとしたし、それによってミセスXが変わってくれた結末がとてもよかった。主人公と同じく、悪者で終わってほしくはないと思っていたので。

  • ひょんなことからセレブの“ナニー(子守り)”となるも、雇い主の押しつける無理難題やその息子のワガママに振り回されるヒロインの奮闘と恋愛模様を描く。監督は「アメリカン・スプレンダー」のシャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ。

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