- Amazon.co.jp ・電子書籍 (14ページ)
感想・レビュー・書評
-
今日にも大いに示唆に富む資産形成の在り方に留まらず、組織の長、管理職としてどうあるべきかにも触れられており、大変参考になった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
明治・大正を生きられた方の人生訓が詰まってますが、令和になっても原則は何ら変わらないのですね。
シンプルで当たり前の事を当たり前にコツコツと積み重ねる。これに尽きます。このコツコツの積み重ねを楽しんで生きていたいと思います。 -
勉強し努力をすること。
下記のフレーズがすごくしっくりくる。 今なお衰えない教え。
自分の値打ちが銀でしかないのに、金メッキでもいいから金に見せかけたい
そんな思いは捨てる
銀は銀なりに暮らせばいい
さらに人生をより安全にし、生活をより健全にしようとするなら、むしろ一歩ひいて銅や鉄の生活をすべき
-
財産形成や仕事との向き合い方など、示唆に富んだ本だった。
-
学校の教材として、取り上げて欲しい本です。
多くの日本人が金融リテラシーを上げて、
日本が豊かな国になる一冊だと思います。 -
蓄財の方法や人間関係に関して、とても参考になった。
「人生how to本」の中で、読んでよかったと思える一冊。 -
凡人に勇気を与える
-
今の世の中、おカネを貯めるノウハウ本は乱発されているが、もともと日本人は自分の財産を大っぴらにすることを嫌う。特に時代が古ければ古いほどそうだろう。しかし、昭和25年、80歳を過ぎて著者は自分の財産とそれを作ったプロセスを本書にて明らかにする。今につながる財テク本の「古典」ともいえる。
著者が語る財産増殖法は「月給の4分の1を貯金に回してから生活せよ」、「節約と吝嗇は違う」などなど。さらに分散投資や本業とは別の副収入を勧めたり、特に奇抜なものではないが、こうした考えを著者が40歳、昭和の前にすでに確立し、実行していた先見性に驚かされる。
さらに著者はおカネを稼ぐことは人生の幸福に繋がり、「人生の最大幸福は職業の道楽化にある」と語る。たいへんに同意。おカネを稼ぐ最大の手段である「職業」を道楽にできれば、それほど幸福なことはない。