読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版] [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.20
  • (3)
  • (4)
  • (14)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 121
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2013年初版の読書ノートの書き方と読書術の指南書。10年前に書かれているので電子書籍などを使った読書は想定されていない様だけれど、それでも今でも十分に参考になる。読書自体が時代を超えて読み継がれているものだからという事でもあるとおもう。
    読書ノートの作り方は、抜き書き一つに対して自分のコメントを書いて行くねぎま式読書ノートが私には一番良さそうに思えた。自分のコメントは必ず主観の言葉を書き入れる。それを繰り返すと自分の意見がいざという時にすぐ出て来そう。てがきを推奨している

  • 筆者が実践している読書ノートの作り方を画像付きで紹介。確かにここまで手作業出来れば読書の内容が頭に入るのは間違いない。
    ただ自分の想定よりも読書意識高めかつ、時間を食いそうだったため、真似は難しいかな。こういう不一致こそパラパラ読みで事前に避けられれば良かったわけで、著者ではなく自分の責任。
    読書や研究を生業とする方なんかに向いていると思います。

  • 読書ノートの書き方だけでなく、読書術そのものも教えてくれる。ついつい読みっぱなしになっているので、読書ノートをきちんと書こう…

  • 読書開始:22/9/21?
    今時ノートに手書きで、スクラップブック風に新聞の切り抜きなどペタペタ貼っていくというアナログ手法による読書ノート作成法。そのままではさすがにやる気になれないが、現代風にデジタル機器を導入することで活用できる予感があって読書開始。紙のノートをiPad miniのグッドノート5に換えて、結構いい感じになりそう。

  • 人に本を勧めるとき、大体のあらすじは覚えているけど、細かい描写や、良かった表現なんかは、なかなか思い出せず、せっかく読んだのに悔しい。ということで購入。
    推理小説なんかは、犯人は覚えていても、なぜそのトリックを?探偵はなぜそれに気づいた?とか、全体を人に説明できるほどには覚えていたい。

    読みたい本、印象に残った節と自分の意見を1冊のノートにすることで覚えていられるだけでなく、引き出して活用できる。というのが大筋。細かい手段なんかは、自分には合わない部分もあった。小説よりは親書といったビジネス・教養本を対象にしている印象だ。


    1.探書リスト
    読みたい本をノートにするくらいなら、スマホのメモ機能で十分。ノートを持ち歩かないで済む。

    2.読書ノートのための本さばき
    本はきれいに保管したい質なので、本に直接マーカーしたり自分の意見を記入するのは受け入れられなかった。あと、繰り返し読みたくない。でも、付箋に書いて貼り付けることで、このレビューも書けている。ビジネス・教養本を読むときには活用したい。

    3.小さいフィルム付箋
    これまで、気になった表現や物語の重要な部分は、角を折って記録していたが、何で折ったのか後でわからなくなるし、折が多いと本の厚さが変わってきて不格好になってしまう。この本で勧められている小さいフィルム付箋なら、折らずに済むし、行単位でマークできる。色で内容も大まかに区別できるので、今も利用しているツールだ。この手法に出会えたのは大きい。

  • 教育系YouTuberがおすすめしてたので借りてきた。
    参考にはなったがいかんせん情報がふるくなってるね。

  • 読書ノートをつくることによって、読書から得た知識を記憶して、最大限に活用できる方法を知ることができました。多読・速読本とは違って、逆にノートに残すという作業を入れることで、自分なりの思考や表現、問題意識などが鍛えられていくというアプローチは、まさにその通りだと感じました。
    冒頭に書かれていた、『「読みっぱなし」は読んでいないのと一緒』という指摘に、これまでの自分の読書の仕方を反省しつつ、これからは無様なコメントでもいいので、何かしら自分の言葉で読書体験の足跡を残し、定期的に読み返すことで、読書で得た知識を活用していこうと思いました。

  • 読書ノート作ってみようかなと思ったので情報として。
    積読シェルフがあるんだ、とか、読書ノートを作るために本を読む、というのがちょっと衝撃だった。

  • 「おすすめの本は?」「どこが面白かった?」そんな問いに、とっさに答えられるだろうか。本を読んではいるけれど、身になっている気がしない…。読書の質を高めるための、読書ノートのススメ。
    -----
    このブクログをはじめ、ちょこちょこ読書記録を取っているのだけれど、他の人のやり方も知りたくて読んでみた。テクニックとして面白いことはあったのだけれど、大枠の主張は今実践していることと変わりなかったので、少し残念。「選ぶ」「記録する」はそれなりに意識してやっているようだ。

    気になったのは、必要以上にアナログを信奉しているように感じられたところ。手を動かすことで身になるというのは裏付けがあるのだろうけれど、紙至上主義、のように見受けられるところがいくつかあった。ノートに限らなくても、自分が続けられるようにカスタマイズしていけば良いと思うのだけど。

  • 本を読むことが多くなり、気になるところは付箋をはりまくっていていましたが、それらをまとめるということはしていなかったのでもったいないなと思っていたところ、本屋で見かけてちょっと読んだら、その解決法が載っていたので参考に読みました。

    本書の核は単純明快。読書中にどんどん気になるところを印し、読み終えてもなお気になるようならそれを1冊のノートにどんどん書き出し、可能ならコメントを簡単につけていくというもの。実はもっと重要なのが、そのノートには読書だけでなく、日々のあらゆるメモりたいことをどんどん書き加えなさいというもの。内容の分類はせず、時系列に、プライベートと仕事の区別なく。

    デジタル便利ツールがある今の時代でも、じゃあそれを使って過去の必要なデータを呼び出して役立てているかというと正直(私は)カレンダーくらいしか利用していません。仕事用のノートはありますが、私の働くことへの考え方は仕事と私事をいっしょくたにすること(どのシーンも自分へ還元するよう意識している)なので、本書の考え方に共感するものがあり、気にいりました。

    これは電子書籍で読みましたが、カラーでノートの記入例がみたかったのでシリーズの「情報は1冊の本にまとめなさい」買っちまいました(ほぼ同じ内容といってよい)。

    分類しないことによっていちいち考えることなくノートが活用できます。こりゃいい。

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

奥野宣之(おくの・のぶゆき)
1981(昭和56)年、大阪府生まれ。
同志社大学でジャーナリズムを専攻後、出版社、新聞社勤務を経て作家・ライターとして活動。
読書や情報整理などを主なテーマとして、執筆、講演活動などを行っている。
『情報は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』『読書は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』(以上、ダイヤモンド社)、
『学問のすすめ』『論語と算盤(上)自己修養篇』『論語と算盤(下)人生活学篇』(以上、
致知出版社「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」現代語訳)など著書多数。

「2022年 『心をつかむ文章術 無敵の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奥野宣之の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ベン・ホロウィッ...
三浦 しをん
ヴィクトール・E...
谷口 貴彦
ロバート キヨサ...
ジェームス W....
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×