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感想・レビュー・書評
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2013年初版の読書ノートの書き方と読書術の指南書。10年前に書かれているので電子書籍などを使った読書は想定されていない様だけれど、それでも今でも十分に参考になる。読書自体が時代を超えて読み継がれているものだからという事でもあるとおもう。
読書ノートの作り方は、抜き書き一つに対して自分のコメントを書いて行くねぎま式読書ノートが私には一番良さそうに思えた。自分のコメントは必ず主観の言葉を書き入れる。それを繰り返すと自分の意見がいざという時にすぐ出て来そう。てがきを推奨している
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筆者が実践している読書ノートの作り方を画像付きで紹介。確かにここまで手作業出来れば読書の内容が頭に入るのは間違いない。
ただ自分の想定よりも読書意識高めかつ、時間を食いそうだったため、真似は難しいかな。こういう不一致こそパラパラ読みで事前に避けられれば良かったわけで、著者ではなく自分の責任。
読書や研究を生業とする方なんかに向いていると思います。 -
読書ノートの書き方だけでなく、読書術そのものも教えてくれる。ついつい読みっぱなしになっているので、読書ノートをきちんと書こう…
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教育系YouTuberがおすすめしてたので借りてきた。
参考にはなったがいかんせん情報がふるくなってるね。 -
読書ノートをつくることによって、読書から得た知識を記憶して、最大限に活用できる方法を知ることができました。多読・速読本とは違って、逆にノートに残すという作業を入れることで、自分なりの思考や表現、問題意識などが鍛えられていくというアプローチは、まさにその通りだと感じました。
冒頭に書かれていた、『「読みっぱなし」は読んでいないのと一緒』という指摘に、これまでの自分の読書の仕方を反省しつつ、これからは無様なコメントでもいいので、何かしら自分の言葉で読書体験の足跡を残し、定期的に読み返すことで、読書で得た知識を活用していこうと思いました。 -
読書ノート作ってみようかなと思ったので情報として。
積読シェルフがあるんだ、とか、読書ノートを作るために本を読む、というのがちょっと衝撃だった。
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「おすすめの本は?」「どこが面白かった?」そんな問いに、とっさに答えられるだろうか。本を読んではいるけれど、身になっている気がしない…。読書の質を高めるための、読書ノートのススメ。
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このブクログをはじめ、ちょこちょこ読書記録を取っているのだけれど、他の人のやり方も知りたくて読んでみた。テクニックとして面白いことはあったのだけれど、大枠の主張は今実践していることと変わりなかったので、少し残念。「選ぶ」「記録する」はそれなりに意識してやっているようだ。
気になったのは、必要以上にアナログを信奉しているように感じられたところ。手を動かすことで身になるというのは裏付けがあるのだろうけれど、紙至上主義、のように見受けられるところがいくつかあった。ノートに限らなくても、自分が続けられるようにカスタマイズしていけば良いと思うのだけど。 -
本を読むことが多くなり、気になるところは付箋をはりまくっていていましたが、それらをまとめるということはしていなかったのでもったいないなと思っていたところ、本屋で見かけてちょっと読んだら、その解決法が載っていたので参考に読みました。
本書の核は単純明快。読書中にどんどん気になるところを印し、読み終えてもなお気になるようならそれを1冊のノートにどんどん書き出し、可能ならコメントを簡単につけていくというもの。実はもっと重要なのが、そのノートには読書だけでなく、日々のあらゆるメモりたいことをどんどん書き加えなさいというもの。内容の分類はせず、時系列に、プライベートと仕事の区別なく。
デジタル便利ツールがある今の時代でも、じゃあそれを使って過去の必要なデータを呼び出して役立てているかというと正直(私は)カレンダーくらいしか利用していません。仕事用のノートはありますが、私の働くことへの考え方は仕事と私事をいっしょくたにすること(どのシーンも自分へ還元するよう意識している)なので、本書の考え方に共感するものがあり、気にいりました。
これは電子書籍で読みましたが、カラーでノートの記入例がみたかったのでシリーズの「情報は1冊の本にまとめなさい」買っちまいました(ほぼ同じ内容といってよい)。
分類しないことによっていちいち考えることなくノートが活用できます。こりゃいい。