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感想・レビュー・書評
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個人種目には個人種目の、
チーム種目にはチーム種目の面白さがある。
そして実は個人種目には、
個人戦だけでなく団体戦もある。
半数以上勝った方を勝ちとする。
あるいは勝ち抜き戦や殲滅戦。
とやり方は様々も、
個人が集まってチームを作り勝敗を競う。
対戦には自分だけでなく
チーム全体の勝利や敗北がかかり、
個人戦とは違う
プレッシャーや面白さがある。
だいたいの場合は、
個人戦の実力者がそのままチームのエース。
けれど団体戦になると途端、
力が発揮できない選手がいたり、
逆に個人戦ではそれほど勝てないのに、
団体戦になると急に元気になって
大金星をあげる選手もいる。
実力的に下の者が上の者に勝てば、
チームは盛り上がる。
一方、勝てるはずの相手に負けると、
チームの機運はぐっと落ち込む。
仲間の存在をプレッシャーに感じるか、
頼りになる存在と力強く感じられるか。
かといって、行き過ぎ依存すると、
今度はチームのバランスが崩れる。
1年生チームの大躍進。
2年チームの面目躍如。
団体戦には不思議な力がある。
悲喜こもごもが溢れる。
スポーツって、やっぱりいいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あさひの成長がすごく感じられる。かっこよかった。
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「今日の主人公は、私。」その言葉を胸に、2年チームと1年チームに分かれて団体戦トーナメントに挑む二ツ坂高校薙刀部。超体育会系集団や屈強男子チーム相手に団体戦を競進中で旭たち1年に試練が訪れる。
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新人戦です。の前に。旭の小手が壊れてピーンチ。も、夏之のナイスアシスト。この二人びっくりするぐらい奥手で可愛い。願わくばもどかしい恋のままでいて欲しい。先生は相変わらずやらかしっぱなしで、気の毒になる。旭たちが。緊張しまくる旭たちに「今日の主人公は私そう思ってりゃいいのよ」っていう真春のアドバイスが真春らしくていい。勝ちは勝ち。みっともなくても、精一杯戦えばいい。正々堂々と。という言葉に「それ、大人の方便。」とばっさりいったのは連盟の人。「あの子達には”今”しかないんだよ」よくわかっていらっしゃる。