日常(9) (角川コミックス・エース) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 最後の話には驚きを隠せない。日常系の構造上に置ける歪みを示唆しているようで感慨深い。変化や成長を描くことでストーリー展開を進める漫画と違って成長=物語の終焉を言い表しているようで「非日常」と「日常」の並行線を辿っている日常にしか描けないストーリーとして感じた。
    この巻ではいままではひっそりと繋がっていた日常風景が表立って出てきて、一つ一つのエピソードを拾い集め、繋がりを持たすことで小さな笑いから大きな笑いをもたらす構成の妙味が抜群 に光っていた。
    とりあえず、安中さんどうしてそうなった。噂のせいでグレたのか?次巻で語られるのか?

    あと、読み返して気付いたがまな板の話でカイジのパロネタやっているのね。この人のパロネタが非常に分かり辛いけどギャグ漫画的にいいのか?

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。漫画作品に『日常』『Helvetica Standard』『CITY』『雨宮さん』など。2011年にアニメ化された『日常』は海外にもファンが多く、米中韓独仏など各国で出版されている。2023年に個展『あらゐけいいちの空想と妄想と想像と創造展』開催。近年は自作アニメーションをYouTubeで発表。MV制作、広告や教科書のイラストなど、活動は多岐にわたる。
https://www.youtube.com/@pafe62

「2024年 『コミティア魂 漫画と同人誌の40年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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