マクベス (光文社古典新訳文庫) [Kindle]

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制作 : 安西 徹雄 
  • 光文社 (2008年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (133ページ)

マクベス (光文社古典新訳文庫)の感想・レビュー・書評

  • 【印象】
    野心と恐怖、成れの果て。
    美味しく短く纏まっているので、演劇のエッセンスを味わいたい人にお薦めします。

    【類別】
    戯曲。
    悲劇。ややファンタジー。
    "闇堕ち"要素がないではないです。
    史実に基づきつつ、濃い脚色が為されます。

    【脚本構成】
    五幕構成。
    多少、人物の行動規範が妙だったりします。例えば、自己卑下からの実はうっそよねーんみたいな箇所の会話。

    【表現】
    全体を通して、言いまわしがとても面白く興味を引くものでした。
    とりわけ気に入った表現は「ブタ、殺してた」「ヘエエエイ、マクベース!」「ああ、いっそこの世の関節が外れるといい」「耐えもしよう、男らしく。だが同時に、人間らしく泣かずにいられようか」です。

    【備考】
    このレビューはアマゾンKindleストアにて2017年3月22日にダウンロードしたものの鑑賞に拠ります。

  • 初めてシェイクスピアを読む。夢遊病になった王妃のくだりが痛々しくゾッとさせられる。
    合間に下ネタが差し挟まれているのが少し意外。観衆はあそこで息抜きをして笑うのだろうか。
    それと橋爪功のあとがきが、役者ならではの視点が感じられ面白かった。声を出して読みたい誘惑に駆られる。私がもしも何か役を貰えるとしたら、断然魔女が良いな。「ヘエエエイ ヘエエエイ」なんて、楽しそう言ってみたい。

    物語の中で今一つ意味が掴めなかった箇所がいくつか。解説を読み、それらの多くは当時のイングランド国王に対するシェイクスピアの気遣いから来るものだったのだと知った。なかなか色々と大変だったんだなぁ…サラリーマンの悲哀を感じる。スケールは全然違うけどね。

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