種の起源(下) (光文社古典新訳文庫) [Kindle]

  • 14人登録
  • 4.20評価
    • (1)
    • (4)
    • (0)
    • (0)
    • (0)
  • 2レビュー
著者 : ダーウィン
制作 : 渡辺 政隆 
  • 光文社 (2009年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (216ページ)

種の起源(下) (光文社古典新訳文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ダーウィンの『進化論』について書かれた
    エッセイ風論文の翻訳下巻。
     
    『ダーウィンの進化論』というと
    我々のイメージは
     
    ・人間は猿から進化した
    ・すべての動物は環境に適応することで進化する
     
    なんてところだと思います。
    しかし、実はダーウィンが『種の起源』で
    述べていることは
     
    『まだまだ分からないことが多い』
     
    ということ。
    実はダーウィンは結構潔く『わからない』
    という事実を認めています。
     
    最近は『遺伝子学』のおかげで、
    ダーウィンの時代よりもかなりいろいろなことが
    わかってきたとはいえ、まだまだ
    わからないことも多いのです。
     
    遺伝子レベルでは『人間』と『チンパンジー』
    はそっくりだと言われています。
     
    しかし、チンパンジーは人間の祖先では
    決してありません。
     
    わからないことを素直に認め、
    これからの研究に委ねる。
     
    ダーウィンのもっとも偉大な功績は
    そのことを素直に認めたところに
    あるのかもしれません。

  • 「種の起源」の下巻では、上巻以上に、ダーウィン自身の生物とその進化の歴史への畏敬の念が感じられます。
    そして、わかっていない(当時の顕微鏡などの技術的限界に基づく)ことを明言しつつ、後の時代に正しいと証明されることの多くを予言していたダーウィンの偉大さを感じます。

    この本に書かれるのは、単に生物の習性などではなく、真理なのではないか、と思いました。そういう意味では、「ダーウィニズム」とはある種の信仰に近いのかもしれません。
    いずれにせよ、ここから進化生物学、古生物学の多くは始まり、また遺伝子の研究もダーウィン以後、でしょう。
    サー・チャールズ・ダーウィンは誰よりも多くの人を救っているのかもしれない、と思います。

全2件中 1 - 2件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

種の起源(下) (光文社古典新訳文庫)を本棚に登録しているひと

種の起源(下) (光文社古典新訳文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

種の起源(下) (光文社古典新訳文庫)はこんな電子書籍です

種の起源(下) (光文社古典新訳文庫)の文庫

ツイートする