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- / ISBN・EAN: 4988102210885
感想・レビュー・書評
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『レ・ミゼラブル』の映画版を観たことがなかったので(舞台版も観ていないが)、何か一つ観ておこうと思い、2012年のこれを。
ヴィクトル・ユゴーの小説の映画化というより、そのミュージカル版の映画化ということらしい。
なので、全編ミュージカル仕立てである。
とてもよくできているとは思うが、感動には至らなかった。
原作が大河小説だから、2時間半超えの長編映画ではあっても、やはりストーリーはかなりのダイジェスト版になっている。原作を読まずにこの映画だけ観ても、ストーリーがよくわからないのではないか。
ヒロインのコゼット役のアマンダ・サイフリッド(セイフライド)が美しく、眼福だったのでよしとする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021.12.15 BSプレミアムシネマで録画したものを。
あまりに有名なミュージカルなのでストーリーは知っておこうかなぁと思って。
ヒュー・ジャックマン
ラッセルクロウ
アンハサウェイ
これは本当の舞台だったらすごいね! -
初めて見たが、物語がしっかりしていて、またミュージカルなのも気にならなく、楽しめた。
それぞれの思いが上手く表現されている映画。 -
ドラマティック説教。
日本人的な見方をするとパンを盗んだ者と盗まれた者が主軸になりそうだけれど、罪とその償いが主軸なあたり、宗教観。
助走が必要だった。空気に馴染むまで。
馴染むまでは時計ばかり気にしていた。
馴染んでしまえばミュージカルもなにも関係なく、グッと縛りつけられたように見終えた。
俳優陣はさすがです。
生でミュージカル観てみたくなる。 -
娘を持つ身としてはなかなか辛いストーリー。でも、「民衆の歌」のように強く生きる人たちの鼓動が詰まっていて感動した。
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名作は名作だ。主人公はいながらも、登場人物が全員主人公であるようにそれぞれの人生を生きる様が描かれている。それぞれの人生に、それぞれの正義がある。そしてちゃんと正義を全うするストレートさにぐっときた。
(歌はミュージカルのほうが迫力があって好き) -
民衆が人として自由の上に立ち、チカラ強く声を合わせて歌う
歌とは――心のままに腹の底から声を上げるということは――大きなチカラを持ち、人の胸をうつものなんだなと想う -
フランスの混乱の時代の、悲痛な呻きのようなものを感じた。どこまでが時代の事実が反映されたものか気になった。古き良き時代などとはいうけど、それでもやっぱり時代を経るにつれ世界の不幸の総数は減っているのではないかと感じたりもした。
ジャベールはもっと人の話を聞こうよ、と始終思ってしまう。