共喰い [DVD]

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監督 : 青山真治 
出演 : 菅田将暉  木下美咲  篠原ゆき子  光石研  田中裕子 
  • アミューズソフトエンタテインメント (2014年3月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427657076

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共喰い [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 血と性の継承の物語。
    父親を憎む理由である、性行為時の暴力癖を己
    の内に発見した少年が、下関の小さな町の中で
    もがく姿を描き出しています。
    人間を真摯に見つめる青山真治監督の演出がさ
    えわたっていました。
    ラストでは原作にない女性たちのその後も語ら
    れ光石研が単なる悪役でない父親の複雑な人間
    性を見事に体現していたのが印象に残った作品
    でした。 
    原作はこれか芥川賞の作品かと思いましたが映
    画化は主人公の恋人、その愛人、そして母のタ
    フな生き様を木下未咲、塚原由希子、田中裕子
    という女優陣が渾身の演技で魅せ物語に奥行き
    を与えていてとても面白い作品に仕上がってい
    たと思いました。

  • 至福の100分。何より役者の演技が抜群。もちろん映像も良いが、何より心地よかったのが、ショット、シーンでのずらしの効果。予想される紋切り型な展開が細かなところでずらされたまま話は展開するので、最後まで気が抜けない。

  • 菅田くん好演。
    暴力と性ものだから見るのはあまりいい気持ちしないけど。題材が重苦しいし後味もつらい。

  • 撮影地が地元の近くだった。海に続く河口とドブの臭いとウナギ。

  • 菅田将輝が瑞々しい。
    暴力や性を題材にしいて
    それらを生々しく描写しているので
    「菅田将輝の関係者はよくこの仕事受けたな」と思ったり、
    だからこそ彼自身が持つ清廉さがこの映画の重さを軽減していて
    「よくぞこの仕事を受けてくれた」と交互に思いながら観終わった。

    演技の世界では「子供と動物には敵わない」というらしい。
    多分、演技を超えた感情を持ち、観る者の心に響くからだと思う。
    この映画での菅田将輝もそうだった。
    芸能界デビューして3年目くらいの19歳で撮影したと思われる演技は未熟だった。
    だけど、両親役の光石研と田中裕子とそれぞれに共演することで変化する演技が
    主人公の心の変化と重ねて観ることができた。
    3人揃っての共演シーンはなかったが
    菅田の演技を通して親子や家族の繋がりを感じることができた。

    映画自体は原作に忠実な中盤までは良かったのに
    ラスト30分の映画オリジナルの部分が蛇足だった。
    場所を吟味し、時間をかけて撮られたであろう映像は素晴らしかっただけに
    脚本が残念だった。

    映画が公開された時のインタビューと写真をネットで見たら
    菅田将輝の目が生き生きしていた。
    最近は忙しすぎるみたいで目が死んでるように感じるけど
    これからも彼の演技を見続けたい。

  • 何の前情報もなしに鑑賞。何が「共喰い」なのか考えながら観ました。夫婦は所詮他人で、親子の血の繋がりには抗えないのだなぁと実感。小説とはラストが異なるみたいなので、物語の内容を深めるためにも、小説も近々読んでみたいです。

  • ちょっと前のすださんはどんな感じだったのかなと興味が出て観てみた。鬱屈とした感じがちゃんと目に出ていてやっぱりいい演技だなと感じた。
    方言がきつくて分からないという意見が多くて、そうなのかと少し驚いた。
    自分の暮らした土地が舞台だと、方言のちょっとしたイントネーションの違いが気になって映画に集中できない時があるが、自分が住んでいるのと同じ西日本なので会話が全て理解出来たというのも、この映画を観る上でプラスに働いたのかも。

  • すだは相当苦労したんだろうなあ、というのがよくわかった

  • 役者さんの演技がみんな絶品。特に両親はすごい。
    どんなに忌んでも断てない血の繋がりについて色んなことを考えた。

  • 出てすぐ本で読んだ作品。

  • 限りなく情報量のない映画だった。
    しかも、数少ない情報も精子と魚とか、戦争の時代と暴力とか、陳腐な組合せだけで、とんだ虚無映画だった。

  • なんとか映画になってるけど、たぶん原作はもっと緻密に描かれてるはず。きっと削ぎ落とされた細かな描写も多いはず。
    それにしても田中裕子の喫煙姿の格好良さよ…

  • 第146回芥川賞に輝いた田中慎弥の同名小説を、名脚本家の荒井晴彦が脚色し、青山真治監督が渾身の力をこめて映画化。原作者をして「ああ、やられた」と感嘆せしめた、独自の鮮烈な人間ドラマを生み出した。芥川賞受賞作品は活字でないと難しいのではないかな。

  • 役者がみんな良かった

  • ひどくチープな気さえした。

  • セックスと暴力と家族。
    方言が聞き取れない。
    まあくんのトラウマきついなぁ。
    木下美咲さん綺麗すぎ。

  • R15指定?

    役者が良かった。田中裕子…どんな役も好き。

    不埒で下品な父親への血の葛藤、というテーマなのだけれど、やっぱりなという内容。
    原作が中上健次を模倣しすぎじゃないすか…?

  • 生々しさと、
    初々しさが共存しながら、
    人間の業が降り注ぐ。

    誰が悪いわけでもなく、
    誰が良いわけでもなく。

    そして少年は、
    これからどんな青年になり、
    蝕まれるのか。

    <追記>
    いや、あの親父は最低なのは、
    間違いないですよ、えぇ。
    ただ、主人公の中にある、
    欲望の蠢きを象徴したかのような、
    これから先を揶揄するような存在で、
    必要悪でもあるのだろう。

  • 好きかどうかはちょっと別として小説の世界観を全く壊さず映像化していてすごい。役者チョイスも良い。で、改めて著者、すごいと思います。

  • ずっと都会で暮らしている身からすれば、こういう地方の閉塞感は大変ファンタジーでありつつ、どこか現実味を感じさせる説得力を同時に備えている(演出が功を奏す、と)。
    序盤に川が映し出され、義手についた汚れ(穢れともいえる)を雪ぎ、または鳥居、これらは禊を感じさせる。
    この川で育ち、この川で絶つ、苦しみは扱いようでもある。

    どこか強く執着して描写される女性たちには、ぞんざいに暴力的に扱われる反面、フェチさえ覚える愛のよう形作られているように感じられました。

  • スダはすごいぞ
    鬱々とした青年期を過ごす田舎の男にぴったりかと思えば別の作品ではアーバンすぎる男だってできちゃうんだから
    曇ってる表情と真っ黒な目、髪、心、真っ赤な血が美しい
    SEの使い方が松竹ヌーヴェルヴァーグっぽくて最適。田舎は嫌い。

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