世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた―グローバルエリートは見た!投資銀行、コンサル、資産運用会社、プライベート・エクイティ、MBAで学んだ15の仕事の極意、そしてプライベートの真実 [Kindle]
- 東洋経済新報社 (2013年12月20日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (270ページ)
感想・レビュー・書評
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著者に責任はないが、胸くそ悪い業界の連中の仕事の仕方を垣間みて胸くそ悪くなった。
働き方というと(まわりの人)とはちょっと変わったノウハウだとか流儀だとかを期待してしまうものであるが、本書に書かれているのは業界の人の働き方。つまり、胸くそ悪い業界ではそうしないと生き残っていけないというだけのものだ。学ぶべきものは何もない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東洋経済オンラインの掲載されていた人気コラムに、大幅に加筆された本。
掲載当時から面白くて読むのを楽しみにしていた。作者の方は金融・投資関係のトップ企業を渡り歩いて来た人らしい。
金融関係の事はよくわからないしあまり興味もないのだが、世界の金融エリート達の恋愛模様などが面白おかしく書かれていて楽しめる。恋愛に関する部分は普遍的な内容なので、けっこうためになった。
ムーギーさんにはこれからも面白い本を沢山書いて頂きたいです。 -
【読了メモ】何が面白いかと言うと、遠い業界かつ高みと思える人なのに、一歩先ゆくことの大切さ、部下への接し方、会食の心得など、理由を聞けば誰でも納得かつ応用できる点だ。
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ムーギー・キム著「世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた」
*何事も人の関心が向かう分野を先取りして勉強し、誰よりも先に発表せよ。そうすると中身や結果はどうであれ、第一人者の称号を得られる確率は高い。
*「田舎のおばさん指標」つまり田舎にいる縁戚のおばさんなどが、「これ儲かるの?」などと言い始めたら市場のピークは過ぎ去り、上昇トレンドは終わっていると思って間違いない。逆もしかりで「もうNTT株なんか全部うったらしいよ」と言い出したら、市場は底を打ち、下降トレンドは終わったと思って間違いない。
*与太話の鬼になる。つまり、ふときいたプライベートの話をデータベース化して活用する。
*どんな場合でも10分前につく。遅刻一つが信頼、名声に与える致命的な打撃となる。
*早寝早起き、即リプライ。超一流のエリートに限って実践している。
*プレゼン資料は数ページにまとめる。
*プレゼンする前にどうしても伝えたいメッセージは何かを意識する。
*手書きの年賀状を仕事関係者に送りまくる。手書きのクリスマスカードを1000通おくる年収10億円ファンドマネージャー。
*交際費だけはケチってはいけない。おもてなしは買ってでもする。
*レストラン選びは命がけ。相手の食文化を事前にしっかり把握する。
*あえて仕事とは関係ない幅広い分野の知識を身に着ける。仕事の話しかできない人は軽くみられる。