狼を狩る法則 (モノクローム・ロマンス文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 海外商業BLを読むのは二冊目。
    オメガバース好きなので買いましたが、現在広く巷間に流布している『オメガバース』とは違って、人狼コミュニティのお話。
    群れの統率者がアルファで、調和者がオメガ、という表現が出てくるくらいで、妊娠したりは全然しません。

    褐色の肌のスパダリ(料理はできない)のチェイと、真っ白な肌に金髪童顔小柄の跳ねっ返りキートン(料理はできない)のカップルです。
    海外BLにしては珍しく(?)かなり左右固定に近いカプですが、愛の証という感じでこれまでトップをやったことのないキートンの初めてをもらうということで、チェイがボトムをするセックスが一回あります。さすが海外…

    主人公のチェイとキートンは大学の講師と獣医ですが、大学で教えてるキートンが、姿の見えない犯人に命を狙われてるにしては呑気過ぎだったり、犯人の推理があまりにユルユルだったりで、「おいおい」と思うところがたくさん。
    ただ途中で出てくるレミとジェイクというメイト(まだカップルじゃない)が、チェイとキートンのイチャコラほのぼのカップルとは全く違う雰囲気になりそうで、ラストはそっちの方が早く読みたい〜!と思ってました笑
    2巻目がレミとジェイクの話なので楽しみです。

  • 人狼のシリーズだけど、主人公は持ち回りなのかな。今回はチェイとビット。
    重くはなくて、さらっとおもしろい系。

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    人狼で獣医のチェイトンは「メイト」に会える日を子どもの頃から楽しみにしていた。 メイトは、会った瞬間にわかるんだ。 そんなある日診療所に一匹の狼が運び込まれ、チェイの心と体が反応する。 この感覚、間違いない、ドアの向こうに運命の相手が。しかしそこにいたのは傷を負った美しい男だった——。 北米発、男と男の恋愛譚!!
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    ゲイであることで家族と離別し、また恋人に裏切られた経験から、チェイがメイトであることを受け入れようとしないキートンを、チェイが頑固に根気強く口説き落とす。チェイの愛情深さ、家族や親友を思う気持ちもあるけれど、それでもキートンと生きることを選ぶという姿、チェイとキートンが互いを思いあい、その思いを伝えあう姿が上手く描かれている。
    訳者の上手さもあるのだろうけれども、遊びがあって無駄がない情景の描写が映画みたいで、最後まで味わいながら読んだ。
    ストーリー自体はそんなに凝ったものではないし、重厚な作品というのではないので、軽く読める。

  • 再読。セックスシーンがちょっと多すぎて、多いのはいいけど割愛しても良い気がして…後半は重要なセリフがあったら困るのでチェックだけしてセックスシーンは飛ばしてしまった。設定はものすごく好き!

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