- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4932545987293
感想・レビュー・書評
-
2011年台湾作品。50年近く昔、大阪市内の全生徒数3,000人以上の男子校に通っていた私にとっては羨ましくて羨ましくて。一番異性との関わり合いが必要な時期を男だけと言うのは不自然だよなあと思います。作品自体は、とっても爽やかで甘酸っぱくて好印象を持ちました。ほとんどの人が、一人の異性を思い続ける時期(特に10代)があるのではないでしょうか。キャストの方々に好感を持ちました。特に主演の二人、こんな女の子がクラスにいたら絶対に好きになるだろうと思います。男の子の不器用さや幼さが可愛くて、わかるなあと微笑んでしまいます。主人公の男性は、ずっと心の中で彼女を追いかけるのかもしれないですね。密かに。良い映画です。後味が良いです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おバカ男子たちと優等生女子を巡る、夏ミカンのように甘酸っぱい青春ドラマ。
ライトノベルっぽいと感じていたら、同名の小説の著者が監督だという。小説の著者と映画監督が同じというパターンは珍しいので、小説も読んでみたくなった。
途中、台北地震のシーンがあるが、それ以外はほぼ学生たちのほほえましい平和な日常を追っている。コロナ禍で世界中が一変してしまった現在だからこそ、普通の生活が一番幸せだと日々身に沁みる今日この頃。ここかしこに見え隠れする日本文化についても興味深い。90年代に青春時代を送った人には卒業アルバムをめくる想いがするのではないだろうか。あの頃を思い出して暫し現実逃避に浸った。 -
★4つは、ちょっとオマケw
ある部分は★4つなんだけど、でも、いろんなところが★3つみたいな。
いい青春映画だとは思う。
でも、これって、思い出のヒロインのための映画ってこともあって、ちょっと美化されすぎかなー(^^ゞ
ある意味、「エヴァンゲリオン」みたいだなーなんて思った。←意味不明w
佳宜は、確かにハッとさせられる魅力がある。
でも、大学生になった途端、その魅力が褪せたように感じる。
例のランタン上げのシーン(最後で明かされる、二人がランタンに書いた言葉も含めて)なんか、すごくキュンとくるエピソードなんだけど、でも、それって佳宜の魅力なのかなー?って思ってしまうのだ。
もちろん、佳宜も普通の女の子なわけで、普通である以上、秘めた内面やいろいろダメなところもあるはずだ。
でも、物語のヒロインである以上、“ヒロインの矜持”っていうのもあると思うのだ(爆)
いきなりヒロインの神通力を消しちゃって、佳宜って実はこんな普通のところもあるんだよ。ね、かわいいでしょ?、みたいな展開はダサいと思う。←ほぼイチャモン(^^ゞ
というのも、自分は三枚目好みなこともあって、実は、家瑋の方に結構目がいっていたのだ(爆)
そんなわけで、特に最後のシーンなんかは、佳宜がたんなるきれいな普通の人になっていた(ていうか、誰だかわからなかったw)のに対して、家瑋は卒業後の海のシーン(ジャケットのシーンねw)のままだったように思う(^^♪
とはいえ、最後の最期、オマケみたいな映像での顔にいたずら書きした佳宜が笑った顔の鮮やかさにはやっぱりドキンとさせられる。
そう考えると、佳宜の魅力というのは、主人公たちのバカさ加減が理解出来ないことに戸惑って、でも、戸惑っていることが理解出来ないからツンケンしているのが何かの拍子に鮮やかな笑顔を見せる、そこにこそあったということなんじゃないのかな?w
♪恋は一種の病態で ある種の変態でもって
発病後の初期症状で生活が変わり出す
全力で歯を磨き、夜中にピアノを奏でる
ベランダでニヤついたり、舞い上がったり沈んだり
鏡に向かって爪をかみ、犬に向かって吠えかかる
女は髪型を変え、男はダンベルを握る
食欲不振 ヒステリー 神経過敏
固まる 引きつる なんでもあり
途中で流れる、この歌がすごく好きだ(^^)/
恋をした時、こんな風に自分をちょっとでも客観的に見ることが出来たら、もしかしたらまとまる恋もあったのかもしれない(爆)
ていうか、この映画、そこまで下ネタ必要?って思ちゃったのは自分だけ?w
もっとも、男子高校生から下ネタ取ったら何も残んないだろうからなぁー(^^;
しょうがないのかw
とはいえ、冒頭の授業中のオ●ニー競争、あれはさすがにゲンナリする。
中学の時、部室でしてたヤツはいたけどw、教室で、しかも授業中にしてたヤツはいなかった(と思う)けどなぁーw
ていうか、それを友だちと競争するヤツはいねーよ!w
そこは、すごく違和感。
でも、もしかして、台湾の男子高校生だと普通だったりするんだろうか!?
もし、台湾の高校に行くことがあったら(ないと思うけどw)、不用意に机や椅子には触らないようにしようと思った(爆) -
もう一息で恋人になれるはずだったのに。。。これも縁なのかなあ。どっちももったいない。しかし切ない青春映画。また見直したい。
-
青春の頃のあの甘酸っぱい気持ちを台湾で描くとこうなるのかって言うくらいほろ苦い。
追いかけ続けた恋が積み重なって実るかどうかはわからないけど、その過ごした時間は紛れもなく代え難い時間。
変に美化せず身近にありそうな感じで感情を映画に委ねやすい。
映画のチアイーは間違いなくかわいい。 -
せつない!もどかしい!けどリアル!
ラストは涙が止まらん -
くだらない高校時代。くだらない男子生徒。懐かしい。
馬鹿すぎて愛おしい -
彎彎がでてきた!(そこか?と言われそうですが)