- Amazon.co.jp ・電子書籍 (186ページ)
感想・レビュー・書評
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なるほど
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デビュー作(野崎まどは刊行順に読むべし、読むべし)。
ラノベらしいラノベで某戯言シリーズを強制的に思い出させられる語り口。でも、いーちゃんがいーちゃんては無かった。
『2』まで続けて読むべし。 -
ミステリの旨みもSFの旨みもある。長編ながら物語に過不足がなく短編小説のような読み心地。主要人物の半分くらいが本筋と関係ないとも言えそうだが、それこそ"青春小説の偽装"のために必要だったとも言えそうだ。ただ、作中の映画観にはやや異論があり、「映画はそんなに浅くない」と言っていたが、単一のシーンの連なりに総体としての意味がたち現れるゲシュタルト的側面こそが映画の本質でありそこを外したら、それは映画ではなく動く絵画なのではないだろうか、とは思った。人間の人格もゲシュタルトだろう。面白かったので続編読みます。
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ずっと前から気になっていた作家、野崎まど。
なんだろうこの不思議な作品は。面白い。 -
ラノベ的なオブラートに包まれた、でも実はとんでもない作品。俄然他の作品にも興味が湧いてきた。しかし、ヒロインかと思っていた画素さんが、あっという間にその座から退場してしまったのは少し勿体ないというか。天才最原さんのキャラの前では仕方のないことかな。
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先日読んだ『know』が面白かったので、こちらも読んでみました。
野崎さんは結構独特な世界観のある話を書かれる方ですね。
後半、予想外の展開というかストーリー設定に驚かされました。軽く読めて、面白いです。
他の本も読みたくなりました。