オン・ザ・ロード [DVD]

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監督 : ウォルター・サレス 
出演 : サム・ライリー  ギャレット・ヘドランド  クリステン・スチュワート  エイミー・アダムス  トム・スターリッジ 
  • 東宝 (2014年3月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104083265

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オン・ザ・ロード [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 予告編がすばらしく印象的で期待してたんですが、やっぱりあの原作を料理するのは難しいのかなあ、というのが感想。ピュアさと狡さ、狂気をあわせもつディーンというキャラクターが、やはり最大のポイントかと思うのだけど、この役者さんではちょっとむずかしかったかも。サル役も違和感大きくて、これじゃただの作家になりたいお坊ちゃん大学生にしか見えない。
    まあ、この主役2人に感じる違和感はキャスティングのせいだけでなく、脚本のせいも大きいと思う。独自の解釈もくわえて、かなり大胆に脚本化したといえるのではないだろうか。たとえば2人がレストランではじめて仲違いする場面、映画でははっきりと、男相手に売春して金を稼いだディーンに対するサルの蔑視を指摘しているし、ラストシーンも、まるでメキシコで見捨てられたことの報復のように、サルが自分に会いにはるばるやってきたディーンを見捨てるシーンの直後にタイプに向かう姿を描くことで、ナイーブさに別れをつげて作家になっていく姿がひどく残酷なものに見えていく。
    たしかに原作ではサルの傲慢さや冷酷さがはっきりと描かれていないので、これはこれで興味深い解釈なのかもしれないけど・・・でも、ディーンに惹かれながら冷やかに眺め、離れられず突き放すという2人の微妙な関係性は、もうちょっと繊細に描かれていいんじゃないかと思うんだけどね。
    原作の即興音楽みたいな文章のビート感はあまり感じられず、登場人物もほんとにヤバそうと思わせる役者はオールド・ブル・リー役のヴィゴ・モーテンセンくらい。そのぶん旅の時間の魅力に焦点をあてた映画だ。そんななかで原作よりもぐっと印象的になったキャラクターが、クリステン・スチュワート演じるメリールウ。ヒッチハイクで拾った歌手が歌う""Hard to Love What You Kill""に聞き入るシーンが、すごくよかった。

  • やはりこの類の作品は原作と比較しないと判らんかも…

  • 長くてだるくて退廃的で、いかにも、という感じだけれど、映像と演技がよかった。
    説明はすごく少なくて、目線で表すのが好きだった。

    最後は切ない。
    でも、そういうものかと思う。

    こういう文化は全然理解できないけれど、憧れる部分もある。

  • いわゆるビートニク作家の自伝的な小説を元にしたロードムービー。

    ロードムービーにも馴染みがないし、ビートニク文学はわかりづらい。余り楽しめるとは思わずに見たので良い意味で裏切られた。

    破天荒なモラトリアムの時代から大人になっていくまでの変わらない、変われないもの変わっていくものが普遍的に描かれていると思う。

    1940~50年代の享楽的で自由な雰囲気も楽しめてとても良かった。所々のショット、音楽背景がとても良い。

    でもこういう自由さって今に比べたらもっとインテリ層のものだったんだろうなぁ。

    後半、段々とサルの感じていたディーンの聖性が薄れ始め、男に体を売る所で決定的に。そしてディーンは病気のサルを捨て元の生活に戻る。
    ラストその対比のように変われないディーンを見捨て今の仲間達のところへ行くサルは確かに自分達の中で一つの時代が終わったと感じたのだろう。だからこそ、サルもこの話を書こうと思ったのだろうな。

  • 映画館まで行かなくて良かった。昔からこの原作を読んでみたいと思っていてもずっと読まずにいた。
    それがいつの間にか映画化していた。

    もっと旅の話かと思っていたら、まわりにいた友達の破天荒なこと続き、感情移入もできずに、なかなか苦痛な時間でした。

  • [鑑賞方法:WOWOWシネマ録画にて]

    ■感想
    ビートニクは苦手……。

    『裸のランチ』を初め、『チャパクア』、『バロウズの妻』など観たけど、やっぱりビートニクはわからない。『チャパクア』なんて完全に???だった。

    ビートニク映画は、主人公(書き手)の目線、内側から見ないと難しいのだと思う。『裸のランチ』にいたっては原作も読んだが、文章を完全に映像化したとはとても言い難い。と、言うよりあの文章がどうしてあの映像(肛門持ったゴキブリやらジュリアン・サンズが妖怪変化したやつとか)になるのか全然理解出来なかった(そもそも原作を忠実にした作品ではないが)。まあ、クローネンバーグだからね……って自分なりに納得するしかなかったが……。

    要するに客観的が無理。葉っぱ(マリファナ)を吸った経験やヤク中の経験でもなけりゃ、その世界観はわからないし見えないと思う。そうでなくても中には理解出来ると言う人や面白いと思える人がいるなら、それはそれで羨ましい……。

    今回観た内容はビート文学全開ではなく『バロウズの妻』のようにロードムービー+ヒューマンドラマ(?)だったから、頭の中に???を浮かべずに見ていることが出来たが、ただし、東へ西へ行ったり来たり……で、少々飽きた。自分の年齢になると、興味もなくファンでもない他人の青春なんて興味ないし。

    そんな中で、実話で青春ものでロードムービーで良いと思ったのは『モーターサイクル・ダイアリーズ』ぐらいだ。

  • ケルアックの原作は読んでない。ロードムービーものは刹那さがいいんだ。

  • たのしそーだなー。
    明るく(ハッピーエンドではなくてもいいから)終了したらよかったな。

  • たぶん映画じゃなくて原作を読む方がいいんでしょうね〜
    正直、ハチャメチャな旅の中でダメな子はダメなままオトナになりきれず、羽目を外しながらも「小説を書く」と明確な目的のあった主人公はちゃんとオトナになっていった…って話なんですかね。
    クリスティンはああいった退廃的な役どころにはハマリますね。主人公の二人もそれぞれの持ち味が出ていて良かったかな…
    印象的だったのは40年代の車がスッ飛ばしててやたら速かったって事ですかね〜〜

  • 原作の感想は以下に書きましたが↓
    http://booklog.jp/users/nyanpichi/archives/1/4309463347

    映画版は、もう少し遠距離を旅している感触があっても良かったんぢゃないかな、と思います。米国人なら地名が出てくれば、地図で調べなくても距離感がわかるのかもしれませんが。

    ディーンは、トロン・レガシーの主役だったギャレット・ヘドランドでしたけど、思っていたよりも体格が良く上品な感じでした。もうちょっとやせていて、髪もボサボサで目がギラギラしていて、歯並びがちょっと悪そうで、異様なハイテンション感があって、外見がもっと病的な人を想像していました。

    ジャズクラブのシーンはホームシアターで爆音で聞くと最高です。

    風景の描写も良かったです。ただ、(DVDで観ましたが)これはデジタルビデオ撮影されたもののように感じました。(実際のところは知りませんけど)映像が鮮明かつコントラストがはっきり過ぎて、ちょっと落ち着かない感じがしました。フィルム撮影する予算がなかったのでしょうか?
    もうすこしフィルムっぽい画質にするエフェクトをかけるとか、どうにかならなかったか、と思うのは贅沢かな?

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