ムード・インディゴ~うたかたの日々~(特別編) [DVD]

監督 : ミシェル・ゴンドリー 
出演 : ロマン・デュリス  オドレイ・トトゥ  オマール・シー  ガッド・エルマレ 
  • ポニーキャニオン
3.17
  • (19)
  • (29)
  • (71)
  • (20)
  • (11)
本棚登録 : 436
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013620766

感想・レビュー・書評

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  • このまま終わらないで、と思っていたけれど終わってしまった。
    漫画的なところもあるけれど、それはフランスだからお洒落に仕上がっていて、音楽もよかった。

    前半が明るいだけに切ない。
    でも、人間の一生なんてそういうものかな、と思う。

  • 世界観を最後まで貫き通して欲しかった。貧乏で死ぬってそこだけが厭に現実味を帯びていて違和感が残る。序盤はあらゆるモノがカラフルなのにクロエが死に近づくにつれ色が失われていくのが映像としては良い。肺に咲いた花を取り出すシーンが見たかったなあ。花弁を吐いたりしたら綺麗なんじゃないかと思った。2016/08/09 TSUTAYA

  • どうしようもなく悲しかった

  • ファンタジックで可愛いよ。可愛い。
    ニコラなんて最高だよね。
    けど、
    あんなになんでもできそうな世界で、
    肺の中に蓮が咲くところもなんだかロマンチックなのに、
    結局貧乏になって破滅していくのってエンディングとしてなんだかしっくりこない〜

  • 久しぶりのフランス映画は、これにするんじゃなかったと冒頭から思いつつ、その思いは最後まで裏切られませんでした。

    現実味のまったくない世界観と、あまりにも現実的なストーリー展開。涙のひとしずくもない顛末に、逆に心動かされることに。

    「許してくれる?」
    「あなたを愛しているのに あなたを失うのね」

    このセリフを、去る側に言わせるのが酷。

    どんなに辛い目にあっても、どんなに不幸のどん底にあっても、またもう一度立ち上がれるのが人間の強さだとしたら、たったひとつの愛で人生を破滅させるのも人間の業なのだと言われている気がして、怖かった。
    ニコラとシック、ふたりの「友人」が出てくるけれど、アタッシュケースにお金を詰めているシーンで、ふと、このふたりは本当に見た目通り、本人が言う通りに心優しい、善良な友人なんだろうか?と思ったことが、結局、最後には最悪の結果となってあらわれてしまって、もともと、自分で想像したことなのに現実になってしまい大変ショックでした。

    オドレイ・トトゥはもともと色気のある役者さんだと思うのに、アメリしかり、このクロエしかし、役柄によってはまったく色気を感じさせないからすごいですね。出し入れ可能な色気って、面白い。

    ロマン・ドュリスと彼女のペアリングは、本作がはじめてではないのですが、ケミストリーみたいなものを感じないのは私だけでしょうか?ふたりとも、キッチュでコケティッシュな部分だけが強調されて、もともと持っている色香が消えてしまうのが、大変残念です。

    終始、置いてけぼり感を食らい続けた映画でしたが、正直、ひとを選ぶんじゃないかなと思ったり。ミシェル・ゴンドリー作品を先にいくつか観ておかないといけないのかもしれません。

  • うたかたの日々を原作に、アメリのオドレィ・トトゥをヒロインに描いたお話。
    中途半端に金持ちで退廃的な生活を送る男とキュートな女性が惹かれあって、結婚。親友も一緒に新婚旅行に行ったり、楽しむが、ある夜彼女の中に花びらが入り、大量の花に囲まれていないとダメな病気になる。花を買うために男はお金がなくなり、疲弊していき、女は療養所へ入り男と別れることを選ぶ。

    物語自体は少しファンタジーではあるけれど、風立ちぬっぽいというか、そんなに目新しさはないけれど、とにかく演出や映像が美しくて素晴らしい。
    映像だけでいうならここ最近見た中ではこの作品とAIがテーマのEVAが特にお気に入り。
    あと、予告編にしか使われていないGost Surferがすごく合っててよくて、それでDVDが出るのを待ち望んでやっと見た。

  • すごいバッドエンド。
    前半のハッピーでファンタジックなムードからの墜落具合が極端。
    愛する奥さんが病気(肺に睡蓮が咲いている)になって、治療代がかさみ、長くない奥さんとの時間を仕事に費やし…
    全体的に非現実な世界観の中で、
    現実感たっぷりなストーリーが進んで行くギャップ。
    かなり新感覚だった。

  • 最初から最後までどうなるか不安のしっぱなしだった。想像はまぁいいんだけど、うたかたの日々、その後の生活あってこそだと思う。

  • 細々した演出がおしゃれ。少しアニメーションぽかったり、そんなのアリ?!という空想の世界のよう。
    最初はみんなHAPPYだったのに、病気が発覚してからどんどん重くなっていく。

  • 字幕: 松浦美奈

    これも原作を読まないと、良さが分からない類なのだろうか。

    1カットの映像情報が多すぎて(特に前半)、消化不良気味。更にスピードも速い、と言うか、行より行間幅の方が広い物語についていくのに息が切れる。

    シュヴァンクマイエルやジャン=ピエール・ジュネを彷彿とさせるのだけど、彼らをもっと高速回転させたような、感情の描写を置き去りにした外国の"cartoon"を見ている感じ。と言いつつも、後半は結構シリアスで、そんな作風の中にも寂寥感が滲んでいたりするのだが。

    ミシェル・ゴンドリーは『エターナル・サンシャイン』でびっくりして以来だけど、『恋愛睡眠のすすめ』も観るべきかなあ。

    主演の2人は、オドレイ・トトゥは高め安定。ロマン・デュリスは、ちょっとゴンドリーの世界には馴染んでないかも。共演も多い2人なだけに息はピッタリだと思うけど。

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