家族狩り〈第1~5部完結セット〉 (新潮文庫)

  • 26人登録
  • 3.63評価
    • (1)
    • (3)
    • (4)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
  • 2004年発売
  • Amazon.co.jp ・本

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
宮部 みゆき
伊坂 幸太郎
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

家族狩り〈第1~5部完結セット〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  •  家族狩り、全5部。
     この小説の世界に入っている間は、得体の知れない不安に心が重くなる。 幸せな家族を築くことや、人を傷つけないことへの自信が、木の皮がパラパラと剥がれるように、自分から失われてゆく。
     読書の合間、本から顔を上げ、現実の世界を見回したとき、まだ幾つかの優しさがこの世界を繋いでいることを感じられて、何度もほっとした。 そして、今まで僕を育ててくれた人たちに、今そばにいる家族や友人に、素直に、強く、感謝の気持ちを抱いた。
     人間関係や人間自身が崩れるきっかけなんて、山ほどあるだろう。 崩れかけているものをそっと支えながら、諦めずに再生を待つことが、僕にはできるだろうか。

     全5巻。 長い小説だが、飽きさせない展開で一気に読める。 視点の切り替わりがやや粗い感じもしたが、その粗さが、先を読ませる勢いになっていた気がする。
     なにより作者の真摯な人間性が小説全体に熱を与えていて読み応えがあった。

  •  既読の作品だが、最近テレビでドラマ化されたのを横目で見ていた。

     ずいぶん映像が暗くこんな筋だったあなあと思っていたら、永遠の「永遠の仔」と勘違いしていたのがわかり、筋を殆ど忘れていたので再読。

     二巻目でやっとこいつが犯人だと思い出した。

     内容は児童虐待、引きこもり、警官の不正・不倫、そこに殺人事件が絡むなど、暗くなるパターンのオンパレード。これじゃ映像は明るくなりえない。

     内容的に高校生が読むのはお勧めしないといったが、娘も後から読み出し、ドラマで見ているから読みやすいので、進めているとのこと。

全4件中 1 - 4件を表示

家族狩り〈第1~5部完結セット〉 (新潮文庫)はこんな本です

ツイートする