給食のおにいさん (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 給食調理場で働く事になった主人公・佐々目のお話。職場で求められていることと佐々目自身の持つ技術とのズレや、小学生との関わりを通して変化する佐々目の心境などなど、とっても惹かれる要素の詰まった作品でした!奥が深い!深かったよ!!給食のお兄さん!!!

  • いいね!シリーズだから2巻〜も読んでみたい!!

  • 書店で見かけ、気になったので購入。
    給食調理員として働く主人公・佐々目宗と周囲の人々との交流が、内容の軸です。
    美味しそうな料理の描写が多く、読んでいるとお腹が空いてきます。
    舞台が少し特殊ですが、給食の調理員として働きたい方におすすめです。

    【印象に残った言葉】
    「お前ら、口開けて待ってろ」

  • 腕はあるのにプライドが高くてこだわりが強くて、仕事がなかなかうまくいかない調理師の佐々目。1年契約で小学校の給食調理師して働くことに。
    そこで初めてみる給食の世界。大量調理、時間や予算、栄養の制約。そして何よりも子供が残さないで食べてくれるようなメニュー、味。
    最初は乗り気でなかった佐々目がだんだん給食調理の奥深さに気づいていく。
    そしてなによりも子供たちとの関わりが良かった。ネグレクト気味で給食でしか必要な栄養が取れない子、不登校の子、アレルギーの子、モンスターペアレントを持つ子。色んな子が出てきて、給食を通して変わっていく様子が良かった。そして佐々目もだんだん変わっていくんだよね。
    学校給食に情熱を注ぐ栄養士の毛利のキャラも良かったな。
    ほっこりする終わり方で心が元気になる感じでした。佐々目がんばれ!と応援したくなります!

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著者プロフィール

東京生まれ。1996年、脚本家デビュー。1999年、テレビドラマ「入道雲は白 夏の空は青」で第16回ATP賞ドラマ部門最優秀賞を受賞。2013年、『給食のおにいさん』で小説家としてデビュー。同作はシリーズ化されている。他著に、『キッチン・ブルー』『イメコン』『バー極楽』など。

「2020年 『二人がいた食卓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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