男子高校生の日常 DVD グダグダ・エディション

監督 : 松居大悟 

出演 : 菅田将暉  野村周平  吉沢亮 

• ポニーキャニオン

感想・レビュー・書評

[tak tak tak さんの感想 · 2014年11月5日]

原作を知らないので比較はできませんが、すごい才能が出て来たと思った。
音の扱い方が凄く良い。教室でにぎやかに楽しむ声が聴こえてくる廊下の長回しとか、これが見えてる監督さんって信頼できる。
内容は、自分は所属していなかった男子グループと、ちょっと近い男子たちの話。男子の描き方が上手いなと思ったら監督さんも男子校出身。３人とも失恋したときの、立ち直り方がとても良い。失恋したわ〜がセリフに一切出ないのに、その側にいた友達が全く関係ないセリフで支える。素敵すぎる！
女子たちの何考えてるか分かんない感と、達観してるようで実は彼女達もなかなかのアホっていうのの描き方とか、いいっす。妹のくだりもいいです。アンナね。
あと佐藤二朗は相変わらず存在感ありますね。
そしてエンディングのしゃちほこの曲！変態ですね。しゃちほこのライブはイマイチだなと思っていたけど、この曲は気に入りました。マジ感謝ね。

ヘッドホンで観たので、テレビからの音だと細かいセリフが聴けなかったりするのかな？音と映像のこだわりかたが凄いので、是非ヘッドホンなどで観ることオススメします。

[まゆかさんの感想 · 2019年11月13日]

こういう平和なぐだぐだ映画いいなぁ。
これ真剣に見るよりぼやっと見てたほうが良いテンポ感。
最近ゾンビとか怖い映画ばっか観てたから癒やされた…

著者プロフィール

1985年生まれ、福岡県出身。劇団ゴジゲン主宰。12年、『アフロ田中』で長編映画初監督。テレビ東京『バイプレイヤーズ』シリーズを手掛けるほか、監督作に『自分の事ばかりで情けなくなるよ』（2013年）、『私たちのハァハァ』（2015年）、『アズミ・ハルコは行方不明』（2016年）、『アイスと雨音』（2018年）、『くれなずめ』（2021年）他。『ちょっと思い出しただけ』（2022年）は第34回東京国際映画祭コンペティション部門で、観客賞とスペシャル・メンションをW受賞。著書に『またね家族』。

「2022年 『ノベライズ ちょっと思い出しただけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」