ぼくのエリ 200歳の少女 [Blu-ray]

監督 : トーマス・アルフレッドソン 
出演 : カーレ・ヘーデブラント  リーナ・レアンデション  ヘンリック・ダール  カーリン・ベリィクイスト  ペーテル・カールベリ 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.87
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本棚登録 : 90
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427811089

感想・レビュー・書評

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  • 私のことを受け入れて 少しでいいから理解して

    映画→原作→映画と2度目の鑑賞。

    2度見ても傑作。原作のたくさんのエピソードを、エリとオスカーの関係に焦点を絞ってとても上手に整理しています。

    原作では、エリによってヴァンパイアになるヴィルギニアとラッケのエピソードが一番胸を打ちますが、映画ではあっさりしています。イェースタがホームレスのようであること、ホーカンが小児性愛者であることなども、映画では匂わせはするものの踏み込みません。共にこの世界に居場所がないエリとオスカーのラブストーリーが、映画の大半を占めます。

    エリとオスカー役の俳優は素晴らしく、目の演技だけで二人の気持ちが伝わってきます。オスカーがラッケからエリを救い、ラッケを殺したエリが血塗れの口でオスカーにキスするシーンは、映画オリジナルですが胸に染みました。

  • 最初はわざと近くで撮って臨場感を出すべきところで遠い距離で映したり、その逆だったりと芸術性を重視した映し方が目につくだけで辛くなるほど冗長だった
    だけどエリとともにいた男性はもしかして未来のオスカー(エリに心を惹かれた人)なのかもしれないと思って、中盤のエリのために塩酸をかぶって血を分ける彼の切ないほどの一途さに胸が詰まる思いだった
    シーンは冗長なところが多くて退屈だったけど設定としてはすごくおもしろくて何とも言えない気持ちになった
    最後まで観てやっぱりあの男の人は未来のオスカーなんだろうと思った
    長く生きる吸血鬼という謎の役割だったからか自分の本音を語らないエリにイライラしたし、とても長く生きてるならもっと上手い血の摂り方を覚えろよ他人を犠牲にしやがって、という気持ちになったけどそれだと話が始まらないしきっとエリにも他人を犠牲にしないと生きていけない葛藤があるんだろう、と思う。
    いい作品だった。

  • とにかく映像がきれいでさすが北欧って感じ
    オリジナルのモザイクなしもちゃんと見てみたい

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