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- / ISBN・EAN: 4527427811119
感想・レビュー・書評
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福山雅治が初の父親役を演じている作品です。
テーマとしては、父親とはなにか?家族とはなにか?を扱っています。
お話としては、幸せだった2つの家族が、病院の取り違えを機に、6歳の息子を交換することになります。野々宮家と斎木家の家族に優劣をつけることはできません。ビジネスマンとして働く野々宮良多も、電気屋として働く斎木雄大のどちらも大人であり、良い父親であった。
作中では仕事を大切に、家庭をないがしろにしている良多に警告を発し、良太に家族とはなにか?父親とはなにか?を考えさせる内容となっている。
最後の二人で語りかけるシーン。あのシーンは感動的であり、心に迫る良いシーンではあったが、幸せの家族像があまりにもステレオタイプで納得はいかなかった。
腑に落ちない点もあるが、総じて丁寧な演出と静かな心理描写はよく、カンヌ国際映画祭で受賞するくらいの価値があるくらいの傑作な映画でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
決して悪くはなかったんだけど、見終わった後少し物足りなさが残った。
最も印象に残ったのは、良多と琉晴の「なんで?」「なんでも」のやりとり。
最初、斎木家に行く慶多は何となくなんとかなりそうだけど
野々宮家に行く琉晴は大丈夫かしらんと心配になったのが
あのやり取りを見て、良多がこれまで誤魔化してやってきた部分に
向き合わざるを得ない状況、関係を
琉晴が良多にもたらすことになるのかなと
そう思ったら、この父子は激しくぶつかることになるかもしれないけれど
だったら大丈夫かもと思った。
ゆかりとみどりの河原のシーンも印象的だった。
真木よう子の母親が思った以上に母の、女性の慈しみが深く表現されていて良かった。
物足りなさを感じたのは、やっぱり福山雅治の父親だったんだろうなあ。
この映画自体とは関係ないけれど、先に「凶悪」を見てしまったので
瀧さんが登場したところでギャーとなった。こわいわ。 -
佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/MD00016733?caller=xc-search
※館内利用です。マルチメディアコーナーで視聴できます。 -
少し想像していたのとは違ったが、非常に味わい深い作品だった。視聴したのはTV放映の是枝監督による再編集版。元を観ていないので比べられないが良かったと思う。ただ僕の常識では6年も育てたら血縁関係がどうであろうとそのまま育てるけどな〜相方も全く同意見。どこが「切れ目」とも言えないが 1年も経ったらもう手離せないだろうな、と思う。
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人がまとまる為には、繋がる為には、何が必要なんだろうね、という話
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2月6日 フジテレビ9時
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原作は子供が生まれる前に読み、映画版は子供が生まれてからブルーレイディスクで観た。特にリリーフランキーが『父親は代わりが効かない仕事だ。子供といた時間も大切だ。』というセリフにはジーンときた。そのセリフを聴いて子供との時間を増やそうと思う。