溺れるナイフ コミック 1-17巻セット (講談社コミックスフレンド B)

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  • 美しくて、残酷で、切なくて、愛しくて、たまらなくて、死にそうになりました。
    きっと、みんな幸せになってくれたんだな、と思えるラスト。
    思い返して息苦しくなる、大友くんのこと。
    コウちゃんと夏芽の、お互いが受けた、呪いにも近い、衝撃の重さには、敵わなかったんだな、あんなに真っ直ぐに、好きだったのに。
    本気で恋をしながら生きる、登場人物みんなの姿が、私の心に深く突き刺さって、しばらく抜けそうにない。

  • 田舎の世界に広がる、宗教のような神秘的な世界。

  • いろいろ痛い、痛い。思春期のナイフに抉られて。主人公含めいろんな人が傷ついてボロボロ。でも結局一周まわって正義は一目惚れの初恋よね、少女マンガだもん。

  • 10代の衝動やきらめきの切り取り方はさすがだなと思う。だけど、閉塞感のある田舎というのが、個人的にだめなので、田舎でこういう将来しか辿れないよなみたいなのをまざまざと見せられるのは、リアルすぎてきつかったし、そこまではいりこめなかった

  • 映像を観てからだったので。

    その他の登場人物も多くって。
    ソコのいろいろわかってよかった。

    コウちゃん、も、大友くんも。
    アタシが映像で感じていたとーりで。
    うれしかった。

    大友くんだと、ラクなのにねぇ。
    夏芽ちゃん‼︎

    そして、何よりジョージ朝倉先生知れてよかった‼︎

  • 最初こそ面白かったが、大友と別れたあたりで登場人物全員メンヘラ化して読むのしんどかった。
    展開としては王道少女漫画といったところ。大友よ、幸せになってくれ。
    ジョージ朝倉は短編の方が読みやすく面白い。

  • 映画後に再読。後半の話はほとんど忘れてたわ。
    私にとっての神さんを追いかける人生もあったのかもな、と。私は彼の衝撃であれたのか、と。
    いずれにしろ、今からでも、自分のなかの光を信じて生きていこうと、そう決心したクリスマス・イブ。

  • ラストの、一コマを、もう少し覗かせてくれ!!!
    強い魂の持ち主は、このくらい劇的で刹那的で運命的な人生を歩むんだろうな、と思いました。
    どうでもいいけど、小学生の時のコウちゃんカッコ良すぎじゃ。

  • 巻を追うごとに、胸が締めつけられる。
    少女マンガの胸キュン♡といった、
    可愛いものではなく。
    キラキラと輝く世界がひっくり返って、
    業深い生い立ち、毒親や犯罪への
    果てしない絶望。噴き上がる怒り。
    そして、無力感に打ちひしがれて、
    神の海で溺れ、
    気高き自意識にもがきあがく二人の姿が、
    狂おしいほど、痛い。

  • 序盤の夏芽とコウの絶対的な輝きに圧倒される。
    大友との幸せよりも、同じ闇に飲まれたコウを求めてしまう夏芽。一緒にいるだけで溺れそうになる二人がそれでも光を求めてもがく姿が刹那的で美しい。

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著者プロフィール

漫画家。1995年、別冊フレンド(講談社)掲載の「パンキー・ケーキ・ジャンキー」でデビュー。主な著作に『恋文日和』(第29回講談社漫画賞少女部門受賞)、『少年少女ロマンス』『ハッピーエンド』(以上、講談社)『ピース オブ ケイク』『夫婦サファリ』(以上、祥伝社)など。現在、ビックコミックスピリッツ(小学館)で『ダンス・ダンス・ダンスール』を連載中。

「2017年 『小説 映画 溺れるナイフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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