戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い [DVD]

監督 : 白石晃士 
出演 : 大迫茂生  久保山智夏  白石晃士 
制作 : 原啓二郎 
  • アルバトロス
3.48
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本棚登録 : 53
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4532318408118

感想・レビュー・書評

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  • 前作の壮絶な体験と工藤ディレクターたちを救う為に犠牲になった霊能者・真壁の壮絶な死にショックを受けた工藤ディレクターたちは、一時的に活動を休止していたが、工藤ディレクターが夢枕に真壁が立ち、「工藤ディレクターの仕事と工藤の両親の死は、関係がある」と言っていたこと、前作で異世界の片鱗に触れ、異世界の真実を追求したいとの思いから、工藤ディレクターは活動再開を宣言する。
    「四谷怪談」を扱った映画のワンシーンに、顔が腫れた女性のような姿が映っていた。
    主演女優の松井絵見と連絡が取れなくなっていると聞き、取材班はその女優の家へ向かうが…。
    全国各地にある有名な都市伝説を取材し、真相を検証するホラーシリーズ第5弾。

    音信不通になった女優の松井絵見が家に張りつけられていた紙に書かれた「呪いの髪飾り」や投稿映像に映っていた異世界の片鱗などの怪異のリアルさ、シリーズ初に怪異の被害に遭った市川ADを救うため除霊する除霊師の道玄の凄まじい除霊シーンのリアル感と怖さ、シリーズの前作の後日談も絡んでいるし、架空の存在であるお岩を依代として外に出ようとする古代の神と乱暴なプロデューサー工藤たちの戦いが、凄まじい除霊シーンなどで描かれている。
    クライマックスでの、松井絵見の自宅を舞台にした工藤ディレクターたちと道玄の空き巣も辞さないしアウタースペースに突入しての市川ADを救出する壮絶な除霊シーンは、「エヴァンゲリオン新劇場版・破」での碇シンジが綾波レイを救出するスペクタルシーンをオマージュを絡めて描いていて胸熱。
    劇場版に続く。

  • 大好きなこのシリーズ、次はなんと劇場版みたいですね。
    見たいけど近所の映画館では絶対にやらないだろうし、DVD待ちかな…
    AD市川(久保山智夏)、イメチェン?とおもったら彼女がメインなんですね。
    オーソドックスな作りで次へのつなぎの役割の回でしたが、新キャラ登場に暴走工藤にあの人再登場に、と楽しめました。
    コワすぎ通信も面白い
    続きは7/2にDVD化らしいので、それが待ち遠しいです。

  • ニコ動の一挙配信で。

    お岩さんの呪いがーー…て話かと思いきや、またもや話が壮大に!
    しかし、どんな敵でも除霊パンチでイチコロさ!

  •  コワすぎシリーズ第五弾。
     視聴者投稿に映ったお岩さんを追う工藤D一行だったが、AD市川がお岩の祟りに遭い。。。

     暴虐無人な工藤Dにツッコミを入れる市川AD、なんだかんだで撮るものはきっちり撮る田代カメラマン。鉄板の展開に様式美すら漂う。
     今回はタイトルどおり映画版へと続いていくストーリーなのだが、話の中でも今までのDVD作品ではなく映画をつくろうとするのだ。工藤Dの「アイドル呼んで映画にしよう」の言葉には笑った。

     ニコ生放送の盛り上がりはすごかった。劇場版にも期待大。
     ついに時代がコワすぎに追いついた?

  • 劇場版とは銘打っているけれども独立した作品というのではなく、「コワすぎ」シリーズの最新作という位置づけ。だから観る側としては怪奇現象よりも、狂犬のような工藤D、いつもやさぐれている市川AD、そして根性なしのカメラマン田代という3人組の、いわば「ゴーストバスター」ぶりのほうが面白くてたまらない。結局、工藤Dというのは本当はいちばん恐がりなので、ああいう暴力的な態度に出るのだろうなぁと今回、観ていて思った。なんだかんだ言っていちばん度胸があるのは市川さんで、白石監督演じる田代は論外ですなw それにしても、このシリーズは、CGのクオリティが一昔前のレベルなのにいつも怖いわけで、大事なのは技術じゃなくてセンスだなぁといつも思うわけです。ああ、早く次回作が公開にならないかなぁ。

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著者プロフィール

白石 晃士:映画監督。1973年生まれ、福岡県出身。石井聰亙『水の中の八月』(1995年)に制作進行として参加した後、自主制作作品『暴力人間』(1997年/共同監督:笠井暁大)を完成させ、ひろしま映像展’98で企画脚本賞・撮影賞を受賞。翌年、『風は吹くだろう』(1998年/共同監督:近藤太)がぴあフィルムフェスティバル’99準グランプリを受賞する。2000年に矢口史靖に抜擢され『ウォーターボーイズ』のメイキング監督をつとめ、2005年『ノロイ』で劇場作品デビュー。以降、フェイクドキュメンタリーの手法を使った作風が評価され、2012年からリリースを開始したオリジナルビデオシリーズ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』では、ホラー映画ファンを中心に大きく話題を集めた。ほか劇場公開監督作として、『オカルト』(2008年)、『タカダワタル的ゼロ』(2009年)、『シロメ』(2010年)、『超・悪人』(2011年)、『カルト』(2013年)、『殺人ワークショップ』(2014年)、韓国との合作『ある優しき殺人者の記録』(2014年)などがある。

「2016年 『フェイクドキュメンタリーの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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