- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142995322
感想・レビュー・書評
-
どこかの本で例えに出てきた作品だったかな。環境汚染に抵抗するカルトなチームと、それを引き起こす1つの原因を垂れ流す大企業、そしてそれを捜査するチームの3者間の人間関係と利害関係を描いた1本。日本でもやっぱり原発だったり大規模開発だったり、大きな力にねじ伏せられる形は産県されてしまうけど、そこに「目には目を」で抵抗するとこうなるよなと思えました。本当に解決したいなら、なにか違うアプローチをとる必要がある。いきなり変えようとして相手を殺したり、明日から禁止みたいなことをできるわけがない。その「間」をどうつくるかはアタマを使う必要があるなと感じた1本でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
民間調査会社に勤務する潜入調査官が主人公の社会派サスペンス映画。
ラストが意外といいです。
彼女はずっとボランティア活動を続けていくのでしょう。 -
薬害はともかく、水質汚染は今どきでしょ。環境テロリスト達は、カルト教団のように絆を作りながら、リーダーはあっさり割り切るタイプだと、共感できないし、惹かれるヒロインの値打ちが下がります。シナリオも手掛けたマーリングの気持ちはわかりますが、示唆的に多くの要素を盛り込み過ぎです。見終わって、なんだかなぁという感じです。ただ、潜伏中はこ汚い連中が、パーティシーンでカッコよく決めて登場したシーンはさすがの美男美女達です。
-
環境テロリストのお話。テロリスト側よりむしろ今時こんなひどい企業いるのかどうか疑問。さすがに日本だとここまでおおっぴらに環境破壊しているところはなさそうですが。
-
社会派映画。仕返しというか、告発のやり方が面白い。自然破壊や公害を撒き散らす会社を相手に、若者の団体が警鐘を鳴らす。
-
とても面白かった。面白かったけど、こういう社会派映画であんまり面白いものはかえってうさんくさいというか、何というか。あんな分かりやすい環境破壊企業って今時あるのか。
やたら脱ぎたがる美形がアレキサンダー・スカルスガルドであることに途中で気付きました。最初ひげ面すぎて分からなかった笑 主役ふたりの絡みは綺麗だけど、恋愛要素は正直いらないと思う。 -
( ^_^) Zal Batmanglij監督。
Ridley Scottプロデュースの社会派サスペンス。元FBIで民間調査会社に勤める美人調査官が、過激活動家グループに潜入するが、徐々に思想感化されていくというストーリー。シーシェパードをより過激にしたような彼らは不正大企業に鉄槌を下すが、何が誰が正義か考えさせられる。グループの新興宗教じみた行動は鼻につく。
米国でいまどき描かれているような分かりやすい不正(汚染水垂れ流し、副作用だらけの薬販売)を行う企業は無いと思うが、発展途上国(あの国)などでは起こり得る話だ。 -
環境破壊をしている企業や副作用バリバリの薬つくってる製薬会社に制裁を加えるテロ集団に潜入した捜査官が感化されていく話。
-
悪徳企業を攻撃するシーシェパードのような組織を描いた問題作…なんだけど、これはまた別の意味で問題作。主演と脚本をつとめたブリット・マーリングは、完全に確信犯でエコテロリズムの肩を持っている。町田智弘さんもこの映画を紹介しているらしいけど、鵜呑みにしてしまったらちょっと危ない感じ。あんなに副作用が出る薬や、午前3時に汚水を廃棄する工場が野放しになっているハズはないし、この問題は簡単に善悪が判別できる構図ではない。やっていることは単なる犯罪であり、フードサルベーションと同じ。自己満足程度にしか効果ないだろう。「2013年度最も過小評価された映画」となっているそうだが、過小評価されたままの方が良かったんじゃないか。分かりやすく、感情移入しやすいところが難だという、ふつーの映画とは逆の評価。☆0.5
-
出演している俳優人は 総て素晴らしい。難しい問題提起されてますね。テロは悪という認識からテロの組織に潜入する 正義も悪にも どちらつかずのところあり…いずれにしても 何を信じ 何を目的にするのか?やはり、人間の生き死にを どちらも どう解決出来るのか問題です。信仰を持つ人間が人の命を奪う選択する事!違った形で結局 見殺しにしてる企業の在り方も 共有出来ない悲しさありますね…2014/7/5
-
環境問題を起こす企業への破壊活動を行うテロ集団“イースト”が、
3社へのテロを予告する。
元FBIでテロから企業を守る会社に務めるサラは
イーストへの潜入捜査をはじめるが……。
潜入してはじめて知る企業の実態!
迷いながらサラのだす結論は……。 -
この映画もなかなか触手が動かなかったんです。
勝手にストーリーを考えていて、きっと某自然保護団体グ○ーンピースのように、結局はイメージアップのための悪徳企業との癒着についてかなぁ~とか。
トレーラーを観るということも大事かなぁ~と思いました。
ヘンにこの映画は面白いのよぉ~という先入観を受けたくないので、トレーラーは観ない派なんです(。◔‿◔)テヘ
観てびっくり!深い映画でしたねぇ。
映画を観ている間、ずーっと、正義ってなんだろう?って考えていました。
主人公の女性はセキュリティの民間会社の調査員で、過激で実体がわからない環境保護グループ「イースト」に潜入調査をし、企業が知りながらも続けている環境汚染や自然破壊を目の当たりにしていきます。
どちらが悪なんでしょう? 環境汚染をし人々に健康被害を与えている企業と、阻止するために過激な手段にでるグループと。
経費削減でなでも民営化するUSの実体は本当にそうなのかな?
民営会社だから利益をえるのが第一目的であり、テロリストの次のターゲットがわかっても、顧客じゃないからノータッチ。
これが今の実状だとしたら、なんだかなぁ~って考えてしまいます。 どっちが正義か?と問うようになるのは主人公も同じ。
そして彼女が選択した道は・・・・。ほう、そうきましたか!と思いました。
とてもメッセージ性の高い映画でした。あなたも考えてみてはいかがですか? -
どうもありきたりな印象で、盛り上がりにも欠ける、先も読める、主人公に共感できない、という、消化不良な作品でした。話題作で、評価も高いということだったんですけど、うーん…。
環境テロの中身についてはリアリティもあるのでしょうし、表ではいい顔していて裏で弱いものいじめしてる大企業なんて掃いて捨てるほどあるでしょうから、そこについてもリアルに描いているとは思うんですけれど、そんな内容はいまさら驚きを持って迎えられるようなものではないと思うしなあ…。