ダラス・バイヤーズクラブ [Blu-ray]

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監督 : ジャン=マルク・ヴァレ 
出演 : マシュー・マコノヒー  ジャレッド・レト  ジェニファー・ガーナー  デニス・オヘア  スティーブ・ザーン 
  • Happinet(SB)(D) (2014年9月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953061187

ダラス・バイヤーズクラブ [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • この映画で、マシュー・マコノヒーがアカデミー主演男優賞、
    ジャレッド・レトが助演男優賞を獲ったと聞いた時から気になっていた。

    特にマシュー・マコノヒーの演技…凄かったです。
    役作りのために激痩せしたという事は死っていたけれど、
    ここまでとは思わなかった!

    HIV陽性と診断され余命が30日とされたロン。
    自分が忌み嫌う同性愛者の病気にかかってしまった事が信じられない。
    ドラッグなのか女なのか、どこから感染したのかは分からないけれど、
    とにかく自堕落な生活を送ってきたロンには心当たりはいくつもあった。

    そこから彼の孤独な戦いが始まります。
    友人からはホモ野郎と罵られ、エイズだからと触れるのすら疎まれ…
    まるで今までのツケが一気にまわってきたかのよう。

    同じくエイズを患うトランスジェンダーのレイヨン。
    最初は犬猿の仲だったロンとレイヨンが、
    徐々にお互いを認め合っていく過程がすごく良かった。
    レイヨンを演じたジャレッド・レトの女装姿、綺麗でした(笑)

    これが実話に基づいているんだというから驚きですね…
    製薬会社の裏側が描かれていましたが、
    これが本当だとするとオソロシイ事です。

  • DALLAS BUYERS CLUB
    2013年 アメリカ
    監督:ジャン=マルク・ヴァレ
    出演:マシュー・マコノヒー/ジェニファー・ガーナー/ジャレッド・レト
    http://www.finefilms.co.jp/dallas/

    1980年代、まだエイズが同性愛者の病気としてしか一般に認識されていなかった時代に、うっかりHIVに感染してしまった女好きの主人公・ロン。HIV以前に、酒、ドラッグ、賭博に、乱れた女性関係と不健康要素満載のロンは、しかしその自由奔放な発想ゆえに、「余命30日」と宣告されても大人しく入院して医師にされるがまま・・・という一般的なリアクションを取らず、自ら情報収集し猛勉強、病院で処方される薬を拒否して、認可されていない薬を海外から持ち込み、自力で生きる道を模索することを選ぶ。

    医薬品会社とずるずるの医師がろくに臨床試験の結果を検証もせずに使う薬がもたらす副作用、薬の認可に対する機関の怠慢、そういった社会問題的な部分でもロンは闘い続けるけれど、個人的にはそういった大義名分より、もっと身近な人間関係におけるロンの心の変化が感動的でした。

    友人だと思っていた仲間たちがロンのHIV感染を知った途端に離れてゆくけれど、以前は同じようにゲイに偏見を持っていたロンのほうはトランスジェンダーの感染者レイヨンと友情を築いていく。一方で女医のイヴは、当初面倒くさい患者だったロンの生きざまに次第に影響されていく。大勢の仲間がロンから離れていった中で、新しく構築されていった関係、さらにさりげにずっと変わらなかった警官との友情も素敵だった。

    結果的にロンはHIV感染者たちの間で多大な貢献をし、自身も医師に宣告された余命を大幅に上回る人生を送るのだけれど、終盤で彼がイヴに吐露した「死なないことに必死で、生きている心地がしない」という言葉が痛切でした。

  • HIVに感染して余命わずか30日と宣告された主人公・ロン(マシュー・マコノヒー)。
    この映画は単純なお涙ちょうだい映画ではありません。
    だいたい、ロンに感情移入はできない。トレイラーハウスに住んで、その日暮らしをし、酒に女にロディオに明け暮れる荒いマッチョ系。
    ドラックで感染したのか、性で感染したのかはわからないけれど。
    いきなり倒れて、病院で余命30日。救われない。
    時は80年代。最初のHIV感染者がゲイの人だったために、ゲイがなる病気となってしまったHIV。
    そんなマッチョカウボーイの仲間たちはロンを敬遠しだす。まーロン自体もゲイが大嫌いときたもんだ。
    なんとか生きてやる!と病院で未認可の治療薬での治験を受けるのだが悪くなる一方で、病院から逃げ出し自暴自棄になりたどり着いたのがメキシコ。
    ロンはそこでメキシコの医師から今までの薬は治療には効かないことを教えてもらい、その医師の治療で回復に向います。
    でも、その治療薬はUSでは未承認。そこであの手この手を使いUSに持ち込み、売り始めるんですねぇ~。
    それにしても・・・ちょっと前に観た、『リンカーン弁護士』のマシュー・マコノヒーとえらい変わりよう!
    ロンを演じるために21kgも減量したんですもの><
    友達たちは去り、一緒に会費を集めて無制限で必要な薬を配ばるという「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立する相棒は、ロンが嫌いなトランスジェンダーのレイヨン(ジャレッド・レト)。
    ジャレッド・レトも14kg減量したんだそうで。女装姿が美しかったぁ~
    余談だけど、ジャレッド・レトは『チャンプター27』のために30kg増量。通風にまでなったという^^;
    二人ともすごい役者魂をみせてくれました。
    そしてもう1人の主役が病院でHIV患者の担当医をしているイヴ(ジャニファー・ガーナー)。
    彼女は普通の人間。最初は病院側の人間だったけど、彼らの回復力や行動をみて、少しずつ何が正しいのかを考え、ロンたち側の人間となっていきます。
    ロンたちが対峙するのは社会の偏見、製薬会社、製薬会社と結託している医師、政府、そしてHIV。
    最初は自分の利益のために薬を売っていたロンだけど、悲惨な現状をみていて、だんだんそれは人助けへと変わっていきます。
    でもその目的があったからこそ、彼は余命30日だったのに7年も生きたんでしょう、きっと。
    それにこの映画も実話ベースですからねぇ。こんな反骨精神の人もいたんだなーと。
    2時間弱の映画ですが、展開のテンポもよく、この映画に魅入られてしまいますよ。
    アカデミー賞で主演男優賞、助演男優賞を受賞しましたが、これは当たり前!と私は思います。

  • 前知識ゼロで見たので、あのポスターからは想像もつかなかったハードパンチャーな内容にボコ殴りにされた気分。

    不摂生な生活をしまくっていたロンはエイズで余命30日を宣告されてしまう。図書館で猛勉強したロンは新薬AZTの臨床試験のことを知り、病院のクリーナーを買収し、こっそり分けてもらうが、管理が厳しくなり入手は無理と、代わりにメキシコにいる知り合いの医師を紹介する。そこでロンはATZが劇薬であることを学び、副作用が少なく対処療法に即した薬を処方してもらう。問題はそれらの薬がアメリカで認可されていないことだ。

    薬と法律、差別問題に、社会倫理や個人の権利。生きるとはどういうことかを深く考えさせられた。当初ロンは単なるロクデナシだったのに、いかにエイズや法律に負けずにサバイバルするため全身全霊で闘い、当人に自覚のないままにそれがものすごい人助けになっていたという、すごい話だ。当人に自覚のないまますごくいい人であり正義の人であるという。法律と現実の正義は時に大きく食い違う。その矛盾や問題点も物凄くわかりやすく描かれていて、この人はただ病気で死ななないためにより確実に効果のある治療法を選択していて、自分だけでなく大勢の同じ病に苦しんでいる人たちに自分の得た知識や方法をシェアすることが、法に触れており、そのために法的機関を相手に病身に鞭打ちまくって闘わないといけない。法の重要性も理解できるがこの矛盾を埋める努力を怠ることは決して許されない。許してはいけないのだと見えてくる。差別についてもとてもわかりやすく描かれている。病気になった途端友人は離れていき、社会的抹殺されたも同然の立場に追い込まれるロン。そのロンも当初同性愛者に対する偏見に凝り固まっていたけれども、レイヨンと関わり合いによって、彼は同性愛者のレイヨンのプライドを守るために握手を拒んだ元友人に激昂するなど、いつのまにかレイヨンにとってかけがえのない理解者であり、真の友達でいてくれる存在となっている。二人がぎこちなくハグし合うシーンは本当うに胸にじんとくる。究極の状態に追い込まれた時にこそ人の本質が露わになるというのなら、自分は彼らのサイドに立てるだろうかと考えてしまう。その勇気を自然に持てる人間でありたいと願ってはいるものの、きっと簡単なことではない。だからこそロンの行動に余計に感動するのだと思う。


  • ・主役がどんどん病的にやつれて行くのがすごいと思った。

    ・すげー保守的で頭悪そうなのに図書館で先入観にとらわれずエイズの勉強するのがすごいと思った。

    ・税関で捕まったとき、いきなり演技力があって笑う

    ・本当に金のためにやってるのか分からなくなってくる。徐々に人のためになってきたのかな。論文とかも読んでるみたいでメキシコの医者崩れとも対等に会話してるし。

  • 何回か観れる面白さ。
    カウボーイのHIVの主人公が自らHIVの薬を輸入、販売して患者を助ける会社を起こす。未承認薬の普及にも努めた。

  • [鑑賞方法:ヒューマントラストシネマ有楽町にて]

    ■感想
    ジャレッド・レト、薬物中毒の人物を演じるの、この作品で3回目だよね? なのにちゃんと演じ分けているところが凄いなと思った。しかも、キレイ! 実際間近で見ても、瞳が青くてキレイだしね。音楽にしても演技にしてもこの人の才能につくづく感心してしまうよ。

    マシュー・マコノヒーの演技、初めて見たせいか、知らない分、先入観もないし、リアリティが増した。うん、面白かったよ。

  • まず、マシュー・マコノヒーの変貌ぶりに驚かされました。
    予備知識ゼロで見始めた為、エンドロールで初めて主演を彼が務めている事を知り、
    本当にびっくりしました。全く気付きませんでした。

    純粋に「すごい」と思いました・・・。表情の柔らかいイケメンで、古い言い方ですが「色男」的な役のイメージが
    強かったので、痩せこけ、攻撃的で影のある顔つきは本当に別人のようでした。

    作品自体もとても良かったです。
    HIVという病気自体についてと言うよりは、月並みな言い方ですが
    「最後の最後まで諦めないこと」について考える映画だったように思います。

    ロンの行動は多くの人の救いになったし、支えになりました(病の面ではもちろん、精神的にも)が、
    それはロンが、絶望しながらも生きることを諦めなかったからだと強く感じました。

    言いなりになるのではなく、自分で考え、動く事。
    言うのは簡単でも、なかなか出来る事じゃないと改めて気付かされました。

    そしてこの映画が実話を元にしていると言う事が、より大きな感動を与えてくれました。

  • HIVに感染した主人公が未承認の治療薬を輸入しビジネスを始めるというストーリー。
    この手のノンフィクション映画は沢山あるので、あまり印象に残らなかった。どこかで見たことあるような話だなぁという感じ。
    アカデミー賞にノミネートされたらしいが、確かにアカデミー会員が好きそうな映画ではある。
    主演はマシュー・マコノヒー。クレジット見るまで気が付かなかった。すごい役作り。
    ジャレッド・レトも久しぶりに見れて良かった。ロックやめて俳優一本にすりゃいいのに。すごい演技だった。

  •  よかった。 実話ベースのシリアスな話だが、飽きさせない展開でしっかりエンタテインメントにもなっていた。 生死の境界線を意識させるような画面の湿度感や音も印象的。 そして何より主演のマシュー・マコノヒーが素晴らしい演技を見せてくれている。

     自分の生死に関わる選択を自分でやらせてもらえないほど、生きてるってことは軽いことじゃない。 人間社会の一部分にしか過ぎない人の生それぞれは、それぞれ、その人にとっての全てであることを、僕らはよく忘れている気がする。 自分の生だけはいつも自分の全てなのに。

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