あなたを抱きしめる日まで [DVD]

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監督 : スティーブン・フリアーズ 
出演 : ジュディ・デンチ  スティーヴ・クーガン 
  • Happinet(SB)(D) (2014年10月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953061248

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あなたを抱きしめる日まで [DVD]の感想・レビュー・書評

  • \*\ 魂のぬくもりを抱きしめて /*/





    WOWOWにて観賞。
    以下にオンライン番組紹介欄を転記させていただきます。

    〔※50年前に生き別れた息子を探す旅に出た女性がたどり着いた驚くべき真実とは? “デイム”の称号を持つ英国映画演劇界の至宝、J・デンチの主演による感動の実話ドラマ。
    若き日の過ちで未婚のまま妊娠し、まだ幼い息子をやむなく里子に出す羽目となった母親が、50年の歳月を経てその子を探す旅に出るうち、意外な真実に直面することに…。アイルランド人女性フィロミナの実話の物語に感銘を受けたイギリスの人気俳優S・クーガンが、自ら共同の製作・脚本も兼ねて映画化の企画を推進。「007」シリーズの女上司、M役でもおなじみの名女優デンチが、老ヒロインに扮して人間味あふれる絶妙の演技を披露。第70回ヴェネチア国際映画祭脚本賞ほか、数多くの賞に輝き、好評を博した。


    〝内容/物語〟
    信仰心の篤い善良な老主婦のフィロミナ。ある日彼女は、長年胸の内に秘めてきた思いを抑えきれず、娘のジェーンにある意外な秘密を打ち明ける。それは50年前のこと。10代のフィロミナは、若き日の過ちで未婚のまま妊娠。家を追い出されて修道院に入れられた彼女はそこで男の子を出産するが、息子が3歳になったとき、里子に出されてしまったのだった。元記者マーティンの助けを借りながら、フィロミナの息子を探す旅が始まる。 〕




         ☆.:*・*:.☆.:*・†・*:.☆*・*:.☆



     個人的にはネットの予告篇で見て知り、J・デンチの主演ということと内容のアウトラインから是非観ておきたい一作として要チェックを入れていた作品。 

     50年前の若き日の過ちからフィロミナは子供を身籠る。しかしそのことで家庭を追放されてしまった彼女は修道院へ。その修道院にはそうした娘たちが少なからずおり出産を待ちながらその後もそこで働いていた。 

     どうもここはそうした彼女達を体(てい)の良い収監場所のようにし、生まれた子供は富裕層で子供に恵まれない夫妻に里子へと斡旋されている様子。この修道院から出て行くには、当時で100ポンドを支払わねばならなかった…と語られていることからして、グレー要素を多大に孕んだ修道院と言えよう。 

     過酷な労働と厳しい戒律はあるものの、一日1時間だけは我が子とスキンシップをして良しとされていた。 フィロミナの親友であるキャスリーンも娘メアリーを産んだ。フィロミナの息子アンソニーとは仲良しでいつも一緒。

     そんな中、メアリーが里子に出される日が突然訪れる。何とその時、アンソニーがまたメアリーの脇に寄って来る! 二人が離れたがらないことで、メアリーの里親はアンソニーまでも一緒に車に乗せて立ち去って行くのだった。

     あぁ、何という傷ましさ。これがフィロミナと息子との今生の別れとなってしまう・・・ 


     『母親という生き物』になった同類として、本作は心に響くものが散逸している。
    《50年の時を経てもフィロミナの息子を慕う気持ちの河は決して枯渇することなく、愛情と期待を満々と湛えながら流れ続けている》という想いそれだけで胸が締め付けられる。 


     ==そうした背景の中、元記者マーティンの助けを借りてフィロミナは息子探しの旅へと出るのだった==

       
     初老を迎えたフィロミナの発する言動が妙に自分の中で「ある!ある!」とリンクする部分があって思わず苦笑。また彼女のキャラが面白く描かれている部分には笑った。
     渡米する際、カートに乗り空港内を移動中に彼女は読破した本の内容を饒舌に喋り出すのだが、それをマーティンはいつ辞めるのか?といった顔で聞いている。100万年に1度の結末と... 続きを読む

  • ジュディ・デンチが見事な演技で魅せてくれる見応えのあるヒューマン・サスペンスでした。

    50年前に未婚の母となってしまった主人公。当時は社会的に許されない出産だった為、修道院に母子とも収容され自由な親子関係を気付く事が出来なかった。
    その上、子供が三歳を迎えると母親の意思に反して養子に出され別離してしまった。宗教的に許されない事を悟っていた母親は一人偲びながら50年の時を過ごすのだったが、ジャーナリストと知り合って修道院の処理と子供のその後を知りたく調査を依頼するのだが・・・

    失礼ながらあの年齢に達しているジュディ・デンチの美しさに驚きました。確かにその表情には皺が数多く刻まれている。この作品ではそんな彼女の表情のアップを多用して見事な表情を描き出している。掴み切れていないわが子の存在を案ずる母親の表情。その一喜一憂する表情の変化の中に何とも言えぬ美しさを感じました。
    是非とも未鑑賞の方にお勧めしたい作品でした。

  • 英国の主婦フィロミナには未婚まま出産し修道
    院によって養子に出されて生き別れの息子がい
    て、元ジャーナリストの助けを借りて彼女は米
    国に渡ったとされる息子を捜す旅に出ます。
    カトリック教会が未婚の母の子供を金銭目的で
    養子に出していたという衝撃的な実話を基にジ
    ュディ・デンチが息子を捜す母親を熱演してい
    ました。悲痛な真実を知るたびに母親のフィロ
    ミナが心を痛めていた姿は観ていて切なかった
    です。最後の決断シーンは涙が出ました。
    流石、ジュディ・デンチだと思った作品です。
    いつまでも心に残る素晴らしい映画だと思いま
    した。

  • 実話。たくさんの人々に知ってもらいたいと。確かに母子の感動的な話である。だけど、それ以上に元ジャーナリストのマーティンと同じように怒りを感じた。邦題はおかしい。

  • 無理やり引き裂かれてしまった息子を捜すアイルランド人の主婦が、元エリート記者の男との旅を通して不思議な友情で結ばれていくさまを描く、実話をベースにしたヒューマンドラマ。

  • これ良かったなー。
    意外と最近の出来事というのがもうね・・・

  • 題名とは裏腹に、社会派の映画だった。
    それにしてもジュディ・デンチの演技の素晴らしさ。
    最後の、シスターとの対決の場面での表情、すごい迫力だった。

    どちらかを完全に悪とは決めつけない(教会側が悪いとは思うけれど)、いろんな立場の人を描いていてバランスがよかった。
    それにしても人間は強いな、と。

  • 修道院ひでぇ!というあまり上品でない感想が漏れた。
    なんだろうね。子供を産む事がそんなに悪いことか。皆さんお上品に神に近づこうとしたら、あっという間に人間は滅ぶんですけどね。その辺、どうお考えなのか、じっくり聞いてみたい。

    とは言え、気の毒な母であるところのフィロミナの無神経な言動には終始イライラさせられた。この人とン時間も一緒とか無理。
    ラストシーン、「私は誰も憎みたくないの」とマーティンに凄むその顔が何故か、とてつもなく醜く見えてしまった。
    何故だろう。

  • 生き別れた息子を探したときにはすでに…

    抱きしめることができないのに、なんか明るげなパッケージが余計、悲しくなる。

  • イギリス映画。

    フィロミナは若い頃、結婚前に妊娠してしまい、修道院に入れられ子供と引き離されて奴隷のように働かされる。
    そのうち子供アンソニーはシスターの陰謀?によって養子に出されてしまう。
    50年そのことを黙っていたが、ジャーナリストのマーティンとともにアンソニーを探すことになる。
    マイケルという名前となっていたアンソニーはレーガン政権ブッシュ政権の顧問弁護士となっていたが、エイズで亡くなっていた…。
    そして衝撃の結末…。

    ハリウッド映画のように派手派手しさは全くないけれど
    心にしみる本当にあったストーリー。
    神に仕えるはずのシスターが血も涙もなく…。
    カトリックって厳格とは聞いていたけど、昔は実際にこんな風だったのかと思うと切なすぎる。

  • 失業中の元ジャーナリスト マーティンはジェーンから母が探している息子についての話をもちかけられる。
    ジェーンの母フィロミナはかつて修道院で働いていた時に産んだ息子アンソニーを養子にだされ、探さないという取り決めとなっていた、
    マーティンとフィロミナはアメリカへアンソニーを探しに向かう。

    アイルランドの実話。
    アンソニーの行方はあっけなくわかってしまいますが、その後が見どころです。

  • アイルランドのカトリック修道院の問題を描いた映画ですが、謎解きものとしても、見ごたえがありました。
    主人公のフィロミナと、ジャーナリストのマーティンの考え方の違いも、興味深かったです。

  • いくら実話とはいえ、よくこんな賛否両論生む映画を作れたなと、映画の感想とは別に感心。

  • 請求記号:14D113(館内視聴のみ)

  • 素晴らしかった。実話だからこその説得力がある。主人公の二人の立場も気持ちもわかって、感情移入してのめり込んだ。

    やっぱりカトリック教会は、なにかおかしいと思う。聖職者の子どもへの性的虐待を告発した『スポットライト』でも思ったが。
    自分たちが禁欲を強いられているからといって、セックスを邪悪なものとして、少女たちを逆恨みするなんて。
    自分たちだって親のセックスの結果生まれてきたのに!

  • [鑑賞方法:レンタルDVDにて]

  • 母親のほうに罰を与えるのはともかく子供に嘘つくのはひどい。

  • 親と子ってすごいなと思いました。

  • かつて、一夜限りの交わりで授かった子どもを修道院に取り上げられた老女が、
    子どもの50歳の誕生日にその過去を告白し、彼との再会を志す。

    信仰とはなんだろうかと考えさせられた。

    本来、人を救うためのものである宗教が、
    救うためではなく、償うために、厳しい戒律を強いる。

    殊、絶対神を崇める一神教には、生まれてきただけで罪深いとする「原罪思想」や
    最終的には神に裁かれるとする「終末思想」に象徴されるように、
    大なり小なりその傾向が見られるし、
    特に厳格なカトリックでは、そこに教会の支配性が加わると思う。

    本作は、信仰のもつ強い原罪観、終末観の結果、収奪された時間を取り戻す、
    過去へと向かって行くロードムービー的側面もある。

    悪意ではなく善意から生まれる悪魔的行為を、
    更なる善意で包むジュディ・デンチの好演が光る。

    カトリックへの強い批判性を持ちながら、
    信仰の本質である「愛」や「赦し」を逃げずに真正面から描いている。

  • アイルランド出身のおばあさんフェロメナは、若い頃に生き別れた息子に会いたいと思っている。カトリックの教えにより未婚の母は恥ずべきものとされ、男と恋をして妊娠したフェロメナは教会に隔離されて重労働をさせられた上、息子は誰かに養子に出された。
    キャリアに悩むジャーナリストがこの話を聞き、スクープにならないかと調査する。教会にいくもシスターたちは何も知らないと言う。
    2人でアメリカへ行き、息子がアメリカで養子にひきとられ弁護士として大成功していたことを知るも、彼はすでに死んでいた。
    2人は息子を知る人に会う旅を始める。彼がゲイであったことやHIVで死んだことが明らかに。ついに息子の恋人に会って葬式時に流したビデオを見たとき、息子が母を探してアイルランドの教会を訪ねていたことが明らかに。しかも遺言により、息子はその教会で眠っていた。シスターは母と息子の再会を妨げたのだった。
    ジャーナリストとフェロメナは教会に戻り、ジャーナリストはシスターに怒りとともに詰め寄るが、フェロメナは「あなたを赦す」というー

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    久しぶりに良い映画を見た。
    フェロメナがあのシスターを赦したシーンがなんと高潔なこと。
    カトリックの教えのせいであんなにも人生を翻弄されたのに、信仰を失わないのはなぜなのだろう。

    悲しい映画ほど、笑いやユーモアがたくさんちりばめられているように、この映画もたくさんのおばあちゃんの天真爛漫な性格からくる笑いどころが多くあり、それが映画を奥深くさせている。

  • 離れ離れになってもお互いを思う気持ち。

  • ★3.5

    ジュディ・デンチって、やはりいい女優ですね!
    「ショコラ」も「マリーゴールドホテルで会いましょう」も大好きな映画だし、印象に残る演技をされるなぁと感じる。
    表情が本当に豊かですね。

    事実に基づいた物語。
    宗教によって赦す心を得て、人を憎まずに生きていきたいと思う人。同じ宗教によって人に罰を与え生きていく人。
    無宗教だし神も信じていない私からすると、なぜそこまで宗教に熱心になれるのかわからない。

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