- Amazon.co.jp ・電子書籍 (213ページ)
感想・レビュー・書評
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数年ぶり2週目。新書でも専門家がこれくらい力入れるとけっこうディープな感じがするな。
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デジタル積読解消
読んでないkindle本をデジタル積読っていうらしいけど、もっといい呼び方が欲しい。思いつかない。 -
カントをカントの「ルソー体験」を元に読み解く。可もなく不可もなく(T.N)
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難解なカントの体系を、綺麗に整理してくれる良書。ただ、どうしても内容のボリュームのせいもあり、電子書籍で読むと頭に入ってこない感じがする(前に出てきたページを探すのが面倒)。再読する予定。
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本書はカントの入門書である。カントの思想について、順を追って丁寧に説明しているため、カントの難しい思想をよく理解することができる。
一見奇妙にも思えるカントの超越論的思想や形而上学的思想は、しかしながら一方で驚くほど論理的に展開されており、理性に対するメタな観点を提供していることから、ひいては現代社会においても重要となってくる考え方が多く詰まっている。そんなカントの思想を、本書では手に取るように咀嚼しながら説明してくれているので、カントの思想の本質に迫ることができる。
本書を読み終えた今となっては、実際にカントの本を何冊か読んでみたいなと思った。 -
カントの思考の系譜がまとめられている。論理の順番ではなくカントの思考の順番でまとめられているのが特徴で、その点がわかりやすさに寄与していると思う。