成功と継続 社長の仕事 [Kindle]

著者 : 浜口隆則

• かんき出版 (2011年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ホケンゴさんの感想 · 2023年12月5日]

社長の仕事は一時的な成功ではなく会社が永続させるために必要な「すべて」のことをすること。

以下、響いたキーワード
たいていの成功は偶然。
素直になること　もっともっと成長できる。
90点で満足していないか　お客さんは100点で当たり前と思っている。
当たり前を「できているか否か」で自分に問う
経営は人が、人のために行う、人の活動。
経営は「関わる全ての人を幸せにする仕組み」
あなたの普段を支えてくれる人に感謝しているか。
経営の目的　「何のために」成功とは幸せになること。
「商売は人の役に立つこと、人に喜ばれること」
弱者の自覚「あなたが始めた会社は弱者以外の何者でもない」
人を知ろうとする　深く理解する。
危機感をバネに成長する。
誰でもできることを、誰にも出来ないくらいやっているか？
普通の会社が10回なら100回やる　1年やるなら10年やる　徹底してやる。
設計図なしで家を建てる人はいない。偶然で成功し続ける会社はない。
自分の事業を1分以内で説明できるか。
「忙しい」という言い訳を捨てる。
「即時行動」を習慣としているか。成長の早い人は第一歩が早い！
「ワンアクション・マルチリターン」の考え方。
小さな約束を守っているか
小さな約束を守っているから信頼される。
経営の本質　経営の定義は
「関わるすべての人を幸せにする仕組み」
「幸せの専門家になれ」
「お客さんは大切な親友」
成功する経営者は水を汲みにいくのが速い。
成功し続ける経営者は、井戸を掘るのが早い。
仕組み化の発送。
「社員をパートナーと考えているか」
1000回伝える覚悟

社長は常に自分を磨き続けること
自分と向き合い続けること
社長じゃなくても人が成長していくのに大切な考え方だと思う。
当たり前なんてものはない。感謝の心を忘れず周りを幸せにするために今日も働こう！
読み終わった後に心に火が灯った感じ。
「会社は関わるすべての人を幸せにする仕組み」
「社長は幸せの専門家になれ」
本当にそう思うし腹落ちした。

[関根雅泰さんの感想 · 2017年10月24日]

・経営は、関わるすべての人を幸せにする仕組み。
・優先課題：
１）起業期：商品力・CF
　２）成長期：営業力・PL
　３）完成期：管理力・BS
・１アクション、マルチリターン。
　一つの行動に複数の意味、効果を持たせる。
・ピンチになった時、迷った時は「圧倒的な時間を使う」こと。
　１日、14時間は仕事に注ぐこと。
・すぐれた商品は、お客さんと一緒に作っていく。
・経営者に消費はない。全て投資。
・現金商売：価値の提供と対価の入金時間をゼロにすること。

著者プロフィール

会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、1997年に「日本の開業率を10%に引き上げます!」をミッションとするビジネスバンク社を20代で創業。シェアオフィスのパイオニアとして業界を牽引していくなかで多くの会社が失敗する現実を見て、高収益事業だったシェアオフィス事業を売却して経営者教育を始める。

数千社という会社経営の現実を見てきた経験から生み出された「経営の12分野」「社長力の10分野」「幸福追求型の経営」などのプログラムを提供するは累計参加者が3万人を超える「社長の学校」となっている。早稲田大学でも教鞭をとり「ビジネスアイデアデザイン」「起業の技術」「実践起業インターンREAL I&Ⅱ」などユニークな講義で人気に。

著書に『戦わない経営』『社長の仕事』『起業の技術』(かんき出版)などがあり、海外でもベストセラーに。大企業の社長から若い起業家まで多くのファンに支持されている。

「2021年 『生き残る会社をつくる「守り」の経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」