天才！　成功する人々の法則 [Kindle]

著者 : マルコム・グラッドウェル

制作 : 勝間和代 

• 講談社 (2014年1月28日発売)

感想・レビュー・書評

[ganrisaさんの感想 · 2020年4月26日]

天才はどのように生まれるのか、書かれた本。才能は先天性のものでもなく、10000時間の鍛錬と、そしてその他環境要因によって決められることが多い。
一番印象的だったのはスポーツ選手には4.5月生まれが多いということ。幼少期は生まれ月によって体格差が如実にあり、学年という単位で見たときにプレーにも優劣として出やすい。同年齢の選手より高い評価を受け、質の高い練習を受けることによってスポーツ選手としてエリートコース歩める可能性があるらしい。
天才は先天性であると考えていたため、上記のような外部要因がデータとして示されていて非常に面白く目から鱗だった。

[momiamimoさんの感想 · 2017年6月12日]

ティピング・ポイント

[gbh10103さんの感想 · 2015年1月6日]

天才と呼ばれる人を含め人が才能を発揮する要因として、誕生月から始まり、その時の時代背景、生まれた国、人との巡り合わせが、大きく影響していることを具体的に説明している。持って生まれた才能だけではないこと。また逆説的には、才能があっても環境が揃わないと開花しない。
やりたいことをとことんやる。10000時間を超えるぐらい没頭すると、優れた才能の持ち主になっている。ちょっと読むのに疲れたが、含蓄のある内容だった。

著者プロフィール

1963年イギリス生まれ。
カナダ・トロント大学トリニティカレッジ卒。
『ワシントン・ポスト』紙のビジネス、サイエンス担当記者を経て、現在は雑誌『ニューヨーカー』のスタッフライターとして活躍中。邦訳には『天才！』『ニューヨーカー傑作選』ほかがある。

ある製品やメッセージが突然、爆発的に売れたり広まったりする仕組みを膨大な調査とユニークなフレームワークによって解き明かした最初の著書『ティッピング・ポイント』(邦題『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』)、人間は、長時間考えてたどり着いた結論よりも、最初の直感やひらめきによって、物事の本質を見抜くという仮説を検証した2冊めの著書『ブリンク』(邦題『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』)は、いずれも世界で200万部を超える大ベストセラーになっている。

「2014年 『逆転！　強敵や逆境に勝てる秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」