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- / ISBN・EAN: 4988101177202
感想・レビュー・書評
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安藤サクラと柄本佑の夫婦共演が見たくて。それぞれのストーリーがオムニバス調に描かれるのでわかりやすく絡むシーンは少なかったが、二人の演技の安定感で支えられているかんじ。作家の高橋源一郎氏がさりげなく登場していて驚いた。
監督であるお父上・奥田瑛二氏は個人的にあまり得意でない。が、監督作品を見るのは初めて。ところどころはてな?というかその表現はちょっと違和感あるな…というシーンもあったが、全体的にはしっとりとしていて、震災後に付随する後日のドラマもリアリティをもって描かれており、興味深くみた。
スーパーバイザーとしてクレジットがあった奥さまの安藤和津氏は何をされたのだろう?気になるところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
安藤さくらが見たくて。
父親の奥田瑛二が監督ということで、カンニング竹山に犯されるシーンとか、彼氏を切り刻むシーンとか、父親がこれをやらせたのか、とか余計なこと考えてしまうので、娘にこの役をやらせるのって本人たちはよくても見てる側はいろいろ考えてしまう。
東北が地元だった人はこんな風にして、自分の町がとんでもないことになる様子を現実の自分の暮らしの中で、受け入れていかなきゃいけなかったんだろうな。
きっとものすごく複雑な気持ちがあったんだろうな
「モントリオール世界映画祭グランプリ受賞作『長い散歩』などの奥田瑛二が、娘の安藤サクラとその夫・柄本佑を主演に迎えた人間ドラマ。東日本大震災によって、それぞれに心の問題を抱えた男女が、帰郷できない現実にぶつかりながらも人生をやり直そうと懸命に生きるさまが描かれる。和田聰宏、宮崎美子、平田満ら実力派が共演。大震災で心のよりどころをなくした若者たちの姿を通し、絶望から再生していく物語が胸に迫る。」