新装版 ロードス島戦記 7 ロードスの聖騎士(下) (角川スニーカー文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2014年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (324ページ)
感想・レビュー・書評
-
ロードス島の安定を脅かす戦争や陰謀に立ち向かう勇者たちの物語。「ロードス島戦記」シリーズ第7作。
灰色の魔女を追いつつ、ロードス島の平和と自由のために戦った自由騎士パーンの物語がついに完結。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場人物たちの運命やロードス島の未来を見事に描き切ったシリーズ最終巻。この中で、ロードス島の平和を守るために、聖騎士スパークとその仲間たちが、邪神カーディスとその手下たちに立ち向かいます。スパークは、自分の信念と正義を貫くために、多くの困難や苦悩に直面しますが、決して諦めません。スパークたちとカーディスの対決は、ロードス島の運命を左右する大きな戦いに発展します。果たして、スパークはカーディスを倒すことができるのでしょうか?そして、ロードス島にはどんな未来が待っているのでしょうか?
本書の魅力は、何と言っても、水野良さんの圧倒的な物語力にあります。水野良さんは、登場人物たちの成長や変化、関係性や対立などを巧みに描き出し、物語に深みとスピードを与えてくれます。水野良さんは、物語の展開や結末にも驚きや感動を持たせ、飽きさせません。
私は、この本を読んで、自分の人生にも多くのことを考えさせられました。スパーク、そしてパーンは、自分の選択や行動によって、多くの人の運命やロードス島の未来を変えますが、決して後悔しません。自分の信念と正義を貫くことの意味や重さ、そして価値について、深く考えるきっかけになりました。 -
ロードス島戦記は妖魔・邪悪なものも生きる権利があるというスタンスで書いている。現実の害獣・害虫と同じで人間側からみてやっかいだから排除しようと戦っているということ。
7巻では1巻で分かれたウッドチャックとやっと再開する。やけにあっけなく終わるが。
ディードリットも登場するけど出番が少なすぎる。
6巻から新キャラの登場が多すぎたし話が大きくなりすぎ。
ヒロイックファンタジーとはこういうものなのだろうか。 -
記憶と随分違うような気もしましたが、しっかり完結。アシュラムとバグナードが光っていたと思います。特にアシュラムとパーンの対決は素晴らしかったです。
-
そして大団円。最後はとりあえずマーモを平定しておしまい。パーンとアシュラムって最後あんないい感じで終わったんだー、とかアシュラムとパーンって一騎打ちしなかったっけー、とかそもそも最後パーンあんまり闘ってないよなー、とか色々と記憶と違ったけどでもまあ改めて読めてよかった。スパークは何一つ役に立たなかったな、しかしw