モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

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制作 : 大島 かおり 
  • 岩波書店 (1976年9月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)

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モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語の感想・レビュー・書評

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  • 2015年のクリスマスはモモを読んで過ごす。
    実は初見だったりします。なぜこれを読んでいなかったのか。そもそも小学生あたりで読んでおくべきだったのではないか、いろいろ考えました。

    時間どろぼうに時間を盗まれる人々。
    彼らは能率を求めて、時間を切り詰め、余裕をなくしていく。これはでも完全に悪いことなのだろうかと、少し思います。

    今の時代、ただ自分のペースでのんびりと仕事している事がいい事かというと、それで周りに迷惑をかけることもある。

    …とおもうのだけれどもなぁ。

    でも心の余裕は確かに必要だと思いますよ。忙しすぎて子供を放っておくなんていけませんしね。

    なんとなく、いろんな角度から物事が見れる本でした。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN03301042

  • 小さい頃から家にあった本。何度も読もうとしたけど途中で眠くなってしまった本。大学生になってはじめて読めました。子ども向けにみえるけど、本当はおとなに向けた物語なのではないでしょうか。この本を読んで、今まで自分が未来にばかり目を向けていて、今を十分に楽しんでいないのではないかと思いました。未来も大事だけど、今は今しかない。「いま」という時間を隅々まで味わい尽くそうと思いました。

  • 2017.8.17
    読んでみてびっくり‼️
    さすが、ベストセラーなだけある。
    発想が違う❗️
    風刺は身につまされる。
    私は灰色の男になっていた。
    モモになって、聞き上手になりたい。

    でも扉を開けること、灰色の男があっというまに6人になっていくことはちょっと❓だつた。

    時間の観念がむずかしい。映画にしてその世界観を表現してほしい。

  • 借りたが読めずに、返却。

  • 現代人は既に灰色の男達に時間を盗まれているのではないのか?
    せかせかと働き回る大人たちや将来のためになる遊びを強いられる子どもたちを見ると、そう思わざるを得ない。
    しかも灰色の男たちの葉巻の煙によって、致死的退屈症(何をするにも無気力になり、何も愛することができなくなる)になるという…陥ってしまっている人もいるのではないか?

    この本は、子どもの時に読んだが、時間を節約する大人のことなんて他人事だった。でも、今ではなんとなく、いや、かなり具体的にわかるところがある。
    子ども向けの本ではあるが、内容は大人に読んでもらいたい、考えることがたくさん含まれている本だ。

    マイスター・ホラのなぞなぞ
    三人のきょうだいが、ひとつの家に住んでいる。
    ほんとはまるでちがうきょうだいなのに、
    おまえが三人を見分けようとすると、
    それぞれがたがいにうりふたつ。
    一番うえはいまいない、これからあっとあらわれる。
    二番目もいないが、こっちはもう家から出かけたあと。
    三番目のちびさんだけがここにいる、
    それというのも、三番目がここにいないと、
    あとのふたりは、なくなってしまうから。
    でもそのだいじな三番目がいられるのは、
    一番目が二番目のきょうだいに変身してくれるため。
    おまえが三番目をよくながめようとしても、
    そこに見えるのはいつもほかのきょうだいだけ!


    答えは、このお話のテーマ。
    なぞなぞになるほどと思うと同時に、モモが答えにたどり着くまでの考え方が、しっかりしているな。これがモモなんだな。という印象を受けた。


    作者のみじかいあとがきより
    (モモは作者が長い旅の途中に、奇妙な汽車の乗客に聞いた物語という設定だが、その乗客は)
    「わたしはいまの話を、
     過去に起こったことのように話しましたね。でもそれを将来起こることとしてお話ししてもよかったんですよ。わたしにとっては、どちらでもそう大きなちがいはありません。」

    過去にも確かにこのようなことが起こった。それが文明だったり、産業革命だったり、文明開化だったりするのかな。
    そして、今(モモの執筆からすると未来)も同じように、更に技術が発展して益々ゆとりがなくなっていく。
    ただ、もしかすると今後は働く必要がないような世界になるかもしれない。
    それはそれで恐ろしい気もするけど…。


    ちなみに、「モモ」は宮沢雪乃の偽愛読書であり、東大生が読んだ本に名を連ねていた本でもある。

  •  時間どろぼうから時間をとりもどしてくれた女の子モモのお話。時間の意味を問うファンタジー。
    (カウンター担当/アメリ)

  • 時間どろぼうにぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語。

  • 主題も、描写も、たくさん素敵なところはあるけれど、私は湖の真ん中に咲く花の描写が忘れられない。

    湖の真ん中に、今までに一度も見たことがないほど美しい花が咲いている。
    見とれていると、すぐにその花は枯れてしまう。
    しかし、次の瞬間、さっきよりももっと美しい花が水の中から生まれる。
    またその花は枯れてしまう。
    そして再び、さっきの花よりもその前の花よりも美しい花が現れる。
    それがいつまでも繰り返される。

    この部分を初めて読んだとき、幼いながらに怖かった。無限に触れた気がした。無限なんてありえない。なのに、目の前にこうして見せられて、薄ら寒くなった。

    ところで、この花は恋愛に似ている。以前好きだった人よりも、もっと好きな人が現れる。そしてまた恋をする。短い人生の中での無限。それは絶望であり、希望でもある。

    そんな風に読み換えてみて、少し悲しくなった。そのままで十分美しいものを、自分の人生という有限な枠の中に閉じ込めることで、ばらばらに壊してしまったような気がした。

    恋愛にたとえることで、この無限をどれほど理解できただろう?初めてモモを読んでから今この瞬間まで生きてきて、その無限にどれほど近付けただろう?

    無限とは、恐れおののきながらも遠くから見とれるしかないもの。理解することはできないかもしれない。だけど、感じることはできる。感じさせることはできる。エンデのように。言葉には、無限さえも表現できる力がある。

    今までに一度も見たことがないほど魅力的な表現。繰り返される無限。それを探して、今日も本を読んでいます。

  • 忘れてはいけない大切なこと。
    魔法を作ろう!

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