テルマ&ルイーズ [DVD]

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監督 : リドリー・スコット 
出演 : スーザン・サランドン  ジーナ・デイビス  マイケル・マドセン  ブラッド・ピット 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2014年4月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142990822

テルマ&ルイーズ [DVD]の感想・レビュー・書評

  • テルマを助けるためにルイーズが男を射殺してしまったことをきっかけに、強盗をして逃避行に移る二人の転落ぶりが描かれていますが、それらが悲観的では無くむしろ清々しく描かれています。日常から外れてしまったことでどんどん変わっていってしまうテルマとそれに付き合う(少なくともそう思いました)ルイーズの友情が格好良いです。
    やはり、社会問題や女性への差別を背景にしているところもあって、ラストで刑事の言った「男に痛めつけられっぱなしの二人なんだ」というセリフがとても印象に残っています。また悲劇とも最高な結末とも取れるラストシーンは鮮やかでした。

  •  堪能した。
     女性版ボニー&クライドだとは予め知って居たのだけれど、お前馬鹿だろっていうテルマの後半の輝きが見事。

  • のめり込んで観てしまった。

    この映画をラディカルフェミニズム的に捉える人も多いようだけど、そんな単純な話ではない。

    確かに、テルマの夫、酒場の男やトラック運転手は分かりやすいほどの男根主義者だし、ブラッド・ピットもろくでもない人間として登場する。
    まともなのは、ハーヴェイ・カイテルとマイケル・マドセンくらいだ。

    でも、その文脈でいえば、一番父権的なのは何かとテルマに対して叱責をし方向づけをしようとするルイーズとなってしまう。
    二人のやり取りのほとんどが、テルマが失敗をしてルイーズがそれを強く嗜める場面ばかりだ。
    テルマはいつもルイーズの気を窺っていて、正当な主張をした時もそのほとんどにおいて却下されている。
    主人公女性の一人が実は一番封建的でした、というのでは倒錯していて筋が通らない。

    そもそもこれが本当にフェミニズム映画なのであるならば、音楽が雄々しいハンス・ジマー作品の時点で、自己矛盾を抱えることになってしまうではないか。

    だからこれは、「性」ではなく、二人が失っていた「生」を奪回してゆく物語だ。
    それはこの映画が終盤になるにつれて顕著になり、そしてラストシーンにおいてピークを迎える。
    そこで大切なことは、物理的な道義性をもって揚げ足をとることではなく、人が人らしくあるための心の問題を念頭におくことだろう。
    二人が生き生きとしてゆく、あるいは甦っていくさまは観ていてとても爽快だ。

    リドスコ作品の中でも上位評価としたい。

    また、あくまでも個人的な感覚なのだけれども、「ブルース・ブラザーズ」的なカーチェイスや「激突」を彷彿とさせるシーンには、思わずにやりとしてしまった。

    カイテル、マドセンとブラピの嵌り役ぶりもすごい。
    それぞれ「いかにも」な感じである。

  • 制作年:1991年
    監 督:リドリー・スコット
    主 演:スーザン・サランドン、ジーナ・デイビス、ハーヴェイ・カイテル、マイケル・マドセン、ブラッド・ピット
    時 間:129分
    音 声:英:ドルビーデジタル5.1ch


    アーカンソー州の小さな町に住む、子供のいない専業主婦テルマと、ウェイトレスとして独身生活をエンジョイするルイーズの2人は、退屈な日常に別れを告げドライブヘ出掛けた。
    夕食を取るためカントリー・バーへ立ち寄るが、悪酔いしたテルマは調子に乗り、店の男ハーランと姿を消す。行方を追い駐車場へ向かったルイーズは、レイプされかかっているテルマを発見、ハーランに銃弾を撃ち込んだ。
    週末旅行から一転、逃避行へと化したものの有り金がない。
    仕方なくルイーズは恋人のジミーに助けを求めた。一方テルマは夫のダリルに連絡を入れるが、身勝手な夫は一方的に責めるばかり。
    呆れたテルマはメキシコヘ逃亡することに同意した。
    オクラホマでジミーから現金を受け取るふたりだったが、前日車に乗せたヒッチハイカーのJ・Dにまんまと持ち逃げされてしまう。
    泣きわめくルイーズを尻目にテルマはスーパー強盗に成功、しかしその一部始終はビデオ・カメラに収められ、犯行はハル警部らの知るところとなった。次
    第に逃走経路を狭められるまま、依然ニュー・メキシコのハイウェイを疾走。
    立ちはだかる警官や野蛮なトラッカーを排除し、アリゾナ州の大峡谷へ辿り着いたが、遂にふたりは警官隊に取り囲まれてしまう。
    しかしもはや後退することを知らぬ2人はアクセルを踏み、大峡谷へと車ごとダイビングしていくのであった。

  • ラストが、これかい、という。

    懐かしのチャリ坊が出ていた。

  • 会社無断欠勤記念。

    携帯を充電しなきゃいけなくて車に乗り込む必要があった、ついでに行ったツタヤで買ってきた映画
    テルマ&ルイーズ

    ウェイトレスとして街で働くルイーズと、
    専業主婦でアホで暴力的な旦那を持つテルマ。

    何泊かの軽い旅行に出かけたはずなのに、
    途中立ち寄ったパブ?でテルマが犯されかける。
    銃を持ったルイーズが熱くなって発砲、殺してしまう。

    先に犯そうとしたのはハーラン。
    男の方だから本当は正当防衛で刑も軽いもので済むはずなんだけど
    「誰がそんな話信じてくれるの?」ということで逃亡。

    性暴力被害っていうのがある程度認められてきてる今だからこそ、まあまあルイーズそう熱くなるなよ…なーんて言えるけど
    ルイーズは過去にも男に犯された経験があって、おまけに被害者が罰せられるという法律で泣き寝入りしたのだ。
    そりゃー熱くなるのもしゃあない。

    そこから、二人の逃避行が始まる。
    最初のうちは、罪悪感に駆られて泣き出したり取り乱したり二人して喧嘩してみたりと不安定だった2人だけど
    だんだんと、法律や、男や 労働や 日常から自由な状態に慣れてきて、目覚めた気分になってくる。
    最初は、ちゃんと罪悪感を感じていたのだ。ちゃあんと、常識を持った、ふつうの人間なのだ。

    そこから、殺人って脱法ランキング1位のことを、経験して、だんだんと吹っ切れていく2人。

    いいかい、女性が、社会をとりまく「女性は二流」という空気を打開するには、それくらいの衝撃がないと。
    普通は、日常に取り囲まれて、考える力をなくして、二流でとどまることを受け入れてしまう。

    今は、多少女性の閉塞感を表す言葉が出てきたけども、きっと当時は、それも本を読む習慣のない女たちにとっては、どうすればいいのか全くわからない状態だったんじゃないかな。

    犯罪という、良くない出来事をきっかけに、
    自分の殻を破ることができた(破らざるをえなくなった?)女たち。
    確かに、もっとうまい方法はあると思う。
    最後だって、あんな終わり方しなくても絶対に良かった。

    だけど、本当の自分ってやつに出会えて、日に日に生き生きとしてくるテルマを見てると、
    そんな脚本なんかどうでもいいと思えてくる。

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