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感想・レビュー・書評
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タイトルにひかれて読んでみた。同居老人の色ボケのお話でしたが、息子夫婦と同居している爺さんにとっては共感できるところもあるのでは・・私はありませんでしたが。
頭の上に猿がいる。話しかければクーと鳴き、からかえば一人前に怒りもする。お前はいったい何者だ―。近所の仲間と茶飲み話をするだけの平凡な老後をおくっていた作次。だが、突然あらわれた猿との奇妙な「共同生活」がはじまる。きっかけは、同居する嫁にほのかな恋情を抱いたことだった…。老いのやるせなさ、そして生の哀しみと可笑しさを描く、第11回小説すばる新人賞受賞作品。
作者:1950 年生まれ。1998 年「走るジイサン」で第11 回小説すばる新人賞を受賞。2002 年「コンビニ・ララバイ」で注目を集める。06 年「雲を斬る」で第12 回中山義秀文学賞を受賞。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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