オズと秘密の愛 第三の鍵 ケイサ編 cv.下野 紘

アーティスト : 下野紘 
  • Rejet (2014年6月24日発売)
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4580337454357

感想・レビュー・書評

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  • (この作品における)人間の女って、やっぱり魔性なのかな、と思いました。
    たった2日でケイサを落としたよ、この主人公ちゃんすげえ!!しかもこの子がサヨナラ直前シーンで「もっと一緒にいたい」とか言い出さなければ、ケイサくん鍵にならずに済んだのに!お話成り立ちませんけど!
    すごいよーーー魔性だよーーーー。
    私、最終巻までにこの主人公ちゃんに対するマイナスイメージ払拭できるのかなあ……。

    と、作品の本質と関係ないところが気になって仕方ない三作目。
    粗野で乱暴で、何でもかんでも暴力で解決しようとするケイサがお相手です。
    下野さんの少年ボイスは可愛いねー(*´∇`)
    てめえ!とかすごまれてもあんまり怖くなくて、これで良いもんかなあ、と思ってたけど、聞いていくうちにケイサくんが乱暴なのは弱さを隠すため、ということがわかってきて、なるほど設定と合ってるんだな、と思った。
    怖くなかったのは偶然かな?狙ってたのかな?
    にしても、勇気をほしがるライオンポジションの彼を、こういうキャラで作ってくるのは、なるほど上手いわ!と感心してしまった。
    このシリーズはキャラ造詣が丁寧で、聞いていてとても楽しいです。

    展開だいたい同じなのに、毎回相手の男の子を好きになれるのは声優さんの力量かねえ。
    怪我の治療してもらった後に目が覚めたシーン、「起きたか?」の声が優しく優しくて、本当に好きになっちゃうかと思っ……(嗚咽
    鍵になる場面もちょっと趣向を変えてきたせいで、またしても泣きそうになってしまった……。
    本当優しい子たちだよお。

  • ケイサは直ぐに手が出てしまう序盤の乱暴さと、その悪癖に自分でも苦悩していた彼の本質が見えてくる後半と分かれていますが、割と早い段階で「ああこいつ最初の印象より良い奴だ」みたいな感じになります。
    ハルトとチカゲの兄弟でしかもその長男であるせいかお兄ちゃんらしい面倒見の良さが随所にあり、彼の不器用さが可愛いと感じました。
    そう感じるのはキャストである下野さんだからこそというのもあるでしょう。普通なら逆切れしかねない暴言を下野さんが喋っていることで独特のマイルドさが加味されて聞いていてこっちも冷静に物語を追うことができました。
    けどリップ音はとても濃いのでその辺も期待していいと思います。

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