オンリー・ゴッド スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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監督 : ニコラス・ウィンディング・レフン 
出演 : ライアン・ゴズリング  クリスティン・スコット・トーマス  ヴィタヤ・パンスリンガム  ラター・ポーガーム  ゴードン・ブラウン 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2014年5月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113748681

オンリー・ゴッド スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

  • \*\ レフン監督の振り撒く粉にラリった夜 /*/





     「ヴァルハラ・ライジング」「ドライヴ」「プッシャー」と、レフン監督作品を観てきているが、
    ヴァイオレンスのお品書きの豊かさには毎回圧倒される。 

     本作は深夜オンデマンド配信で観たのだが、眠れなくなること間違いなし!と知っていて敢えて深夜に観賞(笑)  

     先ずは取りこんでいる「カラー」に魅かれる。赤・青・緑・黒。 薄暗いシーンが大半を占めているとこう書くと、拙筆が「テストN」で書いたレビューと重なるが、それとは全く違うので誤解されないように。 

     レフン監督によれば、これも計算されてのことのようで… 
    「ドライヴ」がコカインと例えるならば本作は「アシッド(LSD)」とのこと。
    観ている者の潜在意識の中に嫌でも浸透してくる妖しい粉を終始、振り撒かれ深夜にラリってしまうという高揚感はレフンワールドの虜になっている証しかもしれない。  

     エンド・クレジットで現れる「アレハンドロ・ホドロフスキー捧ぐ」の言葉。 レフン監督が盟友ホドロフスキーへのオマージュとして製作した作品でもあるようだ。   

    「兄」を優とし「弟」(ゴズリング)を劣とした母親クリスタル。 
    この辺りはどこかカインコンプレックスを思わせる。 このゴッドマザーぶりを熟年淑女のイメージが強い、クリスティン・スコット・トーマスが怪演、本作を際立たせている。 

     また、タイ生まれの男優、ヴィタヤ・パンスリンガムの存在感は圧巻! 
    背中にカスタマイズされていると思しき長ドスを忍ばせ、自らが法の番人として天誅を下す。 
    このやり口の残忍さが容赦ない。  


    ☆.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*☆


    // 印象に残るシーンが幾つか登場するのだが… //  

    ◆売春婦のマイにオーガンジー風の黒の落ち着いたワンピースをプレゼントし母親の前で恋人に扮してくれと頼むシーン。 
    そこでのジュリアンの表情が堪らない。彼の本質=ピュアがここで放出されている。 

    ◆◆母親にマイの素性を見抜かれたその後、
    「要らないなら、今すぐここで脱げッ!」とキレる真逆な粗暴性と表裏一体になっている延長線上に、ジュリアンのことを母親目線で分析していたクリスタルの言葉、「危険な男よ。」という裏付けがなされているようで納得。

    ◆◆◆そんな母クリスタルもやがて、チャンのドスに喉を切り裂かれて絶命する。 
     チャンの部屋から盗んだもう1本の長ドスでジュリアンが、息絶えている母の腹の辺りをえぐるシーン。

     私にはジュリアンが母親の「子宮」を虐めているように受け取れた。 
    まさしく兄を宿した場所。そしてそれは、「堕ろしたかった」と母に洩らされた自分の命が芽吹いた場所。   
     この女にはこれを持つ資格はない。そう思ったのかどうか分からないが、悪も善も命の初まりには存在しないのだ・・・ 


     そんなことをレフン監督の振り撒く粉にラリっていながらも、現実と夢想、常識と非常識の狭間で、母子(父子)の「血の繋がりとは…?」という自問自答がエンドロール上に、まるで「あぶり出し」のように現れ、
    私を寝かせてくれなかった。

  • 『ドライヴ』からのレフン&ゴズリング流れで視聴。
    デンマーク映画らしい抑えたテンションかつ美しい構図の連続の中に花咲くすさまじい暴力描写。
    圧倒的な存在感だったのはチャン役のタイ人?俳優。

  • 神仏に近い存在として描かれる警官と、
    去勢願望を持つ男と、
    実に女らしい女たる母親(大いに語弊があるが)の物語。
    こう見た後に「この映画において、お前は神の実在を信じるか?」と問いかけられる作品は個人的に好きです。これもその一つ。
    ラストは痺れます。私は信じれました。

  • 途中まで見てリタイアしてしまった…

    バイオレンス苦手ではないんだけど…落ち着いたらもう一度挑戦したい映画。
    「Drive」でもそうだったけど、この監督は夜という時間をとても印象的に撮っていて、そこはすごく引き込まれました。夜の中に灯る色が重要な役割を果たしています。
    もうすこし見ればこの映画のいわんとするところを理解出来たのかもしれない…
    いまのところジュリアンの母親すげーなっていう感想しか…

  • 映像は鮮やかだったけど、よくわからなかったのが正直な感想。

  • なんとも…
    不思議な映画を観たなぁが感想です。

  • 評価不能。よくわからないが最後まで見ることはできました。引き込まれる演出はありますがなかなかついていくのが辛いです。映画館では途中で退出かも。アクションシーンがすごいとありましたがそうでもないです。タイこわい。

  • 早稲田松竹で鑑賞。本作とオンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブの二本立て。

    映像が鮮やかでワンシーンワンシーン見応えがある。赤、青、黄、影の配色に凝ってる。
    ストーリーは一言で言ってしまえばバイオレンスな復讐劇なんだけど妙に観念的で観客置いてけぼり系。

    確実にストーリー忘れそうなので覚書
    ・ビリー(兄)が少女をレイプして殺す
    ・現場に駆けつけた少女の父親が元警官のオッサンにけしかけられてビリーを惨殺
    ・オッサンが少女の父親の腕を切断(?!)
    ・オッサン熱唱(??!!)
    ・ビリーを溺愛してた母親はビリーの弟ジュリアンや殺し屋に敵討を命ずる
    ・殺し屋がオッサンからドえらい返り討ちを喰らう
    ・オッサン熱唱(?!!)
    ・ジュリアンとオッサンが対決するもオッサンが強すぎる
    ・オッサンがジュリアンの母親を殺す
    ・オッサン熱唱
    〜エンドロール〜

    残忍な行為の後に説明皆無で挟まれるオッサンのカラオケシーンに観客全員「?!」となりながらも
    敢えてツッコまない、ツッコむのも野暮、みたいな空気感で押し通す感じ。

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