父の秘密 [DVD]

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監督 : マイケル・フランコ 
出演 : テッサ・イア  ヘルナン・メンドーサ 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) (2014年6月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101177493

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父の秘密 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • ☆~ 娘と父親・・・愛情のからまわり~☆

    映画「マイマザー」は息子と母親の愛情のからまわり
    本作は、母親が事故死して落胆する父親と娘の物語。

    どちらも愛情はたっぷりあるのだが、
    母子家庭、父子家庭の問題提起を題材としたものだね。

    しかし、やはり娘と父親という父子家庭の方が、
    お互いの気遣いという点でやるせないと感じた。

    冒頭、
    父フランクは修理したばかりの車を走行中、
    突然乗り捨てて歩き出す・・・精神不安定だ。

    一方、
    水泳が得意な娘アレは一人ぼっちで暗澹たる海を
    寂しげに眺めている・・・四面楚歌的だ。

    ここから悲惨な物語が始まる。

    配偶者を失った父親は落ち込んでいると悟る娘、
    娘だって母親の死はキツイのに、
    父親を気遣うことに専念しているところが女であり、
    息子とは違うところかな。

    転校先で娘は壮絶ないじめにあうが、
    父親には言わない、いや言えないのね。

    お父さん、自分の哀しみに明け暮れていないで、
    娘ともっとコミュニケーションもって欲しかったなぁ。

    そうしていたならお父さん、
    あなたはあんなことしなくて済んだでしょう。

    娘アレの心情を思うと哀れですね。

    メキシコ作品

    第65回カンヌ国際映画祭“ある視点”部門グランプリ受賞作

  • 『父の秘密』
    母を交通事故で喪って、父、娘が一緒に住みながら、それぞれに新たな人生を歩み始めようとするが、娘は転校先の学校でイジメに晒される。途中で観るのを辞めたくなる衝動に駆られほどのイジメのエスカレート。それでも、それに堪えて、学校に通おうとする健気な姿勢。そこには母を喪った父を思う娘が何とか父娘の二人だけの家族の絆を守り通したいという思いがある。父は父で、妻を交通事故で喪った衝撃で、仕事にも行き詰まるが、ある日娘の行方が分からなくなる事件が勃発するのをきっかけに、イジメの存在を感じ、その原因を作った娘のクラスメイトを連れ去って、手足を縛っ状態で海の沖合に投げ捨てる。
    この映画の見所は、繰り返されるイジメとそれに堪える彼女の表情。これは『告白』や『蹴りたい背中』で描かれる日本社会のイジメの陰湿さとはまた違った露骨さ、過激さがあるし、映像が淡々とその状況を映し出すので迫るものがある。もうひとつはラストの父の突飛ともとれる行動。妻を喪い、生きる意味を見失っていた父が、娘のために戦う意思を示した様に思えた。妻を喪い、娘も失うかもしれないとう状況が、無意識に、そして刹那に見つけた生きる意味がそこに現れていた。
    2014.05.17

  • ワンカットでの長回しからスタート…
    スペインとか南欧の作品ってこう云う撮り方が多いような気がするなぁ〜心象風景の描き方が割と直接的だったりする。けどメキシコの作品みたいですね(笑)

    何か冒頭から空気が重いと思ったら
    いきなり泣き出しちゃう…奥さんのことかな〜
    イタリアやスペインやメキシコの男達って女性に対する情が深いって印象があるからか、女性との関係性が問題で落ち込んだり悩んじゃってる姿は見るに堪えないです。結構すさんじゃってるから、こっちまで凹んでくる。

    娘との距離感が堪らないねぇ〜恋人同士とは違って見えるけど信頼しあう家族って言えばいいのかな、とても特別な距離感なのがいいなぁ〜

    節度とかモラルとかって、たった一度の緩みが深い深い落とし穴だったりするんだよね。情報が氾濫する世の中の闇を見せられて、胸が痛むねぇ…
    どの世代にも人を傷つけていることに気付けない人達がいる。自分の言いたいことは強く主張するばかりで人に優しくするなんて何処かに置いてきて忘れ去ってしまってる。ホント最悪…

    娘が失踪した後の同級生への取調べというか聴取というか、その空間が怒鳴りあうこともなく整然としているのが、素晴らしく感じた。成熟した民主主義社会で大人な世界なんだね。

    淡々と粛々と船を操る…何も言わなくても
    その無表情さが多くを語っている…

    早く、早く再開を果たしてほしい
    愛しい娘をその両腕で抱きしめて欲しい。









  • 「Después de Lucía」原題のLucíaは作品の中で亡くなった母親の名前でもあり、スペイン語で光を意味している。この作品の中にすべてかけたような気もするのだが、光も求めた父娘はいたが、その光を見た人はいない…キャッチフレーズの「狂気は躊躇を知らない」だけが残った寂しい作品と思えた。

    「父の秘密」
    https://www.youtube.com/watch?v=1T6DCtKZYxo

    僕的には不完全燃焼ですね。嫌いではないのですが、謎が多すぎる。母親のルシアの死も謎かけのままで終わり、娘の行動も理解はできるが、あのまま終わりになるとは…ただただ父親が最愛の妻を亡くし、娘を学校でのいじめで失ったと思いこんだ父親の行動にブレがないのには衝撃があった。ためらいもなく原因となった男子生徒を海に放り込むシーンは驚いたなぁ~。

    邦画の「さまよう刃」ではないが、今後法で裁けない罪人がこういった形で裁かれるのが増えそうな気がする。

  • 光と陰の移動
    どうしようもないのは解っているのだけれど感

  • 何ともまた凄惨な.....

    メキシコ映画のようですが本作が纏ったイメージはどちらかというとフランス映画に近く、私の持っているラテン気質な陽気さとは無縁な内容となっています。

    邦題は「父の秘密」ですが洋題は「after lucia」。そして原題は「DESPUES DE LUCIA」。

    どう見ても邦題がおかしい&センス無いー

    複雑な家庭事情ととある事から起こる学校での娘へのいじめから発展する事件を描いた作品となっていますが、精神的ストレスを抱えた父親が後先考えずにキレるエンディングは

    ( ゚д゚)ポカーン

    となります。

    車内カメラの描写と最後のタイトルロールに繋がる海のシーンが印象的な映画でした。

    上映時間が気にならないあっという間の100分でしたが後味の悪さを考えるとあまり人に勧められない作品かもです。

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