破門 (角川書店単行本) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA / 角川書店
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感想・レビュー・書評

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  • その筋の方々の活躍される(笑)ストーリーで最初はなかなかついていけなかったのですが、後半は一気に読み切りました。結果的には面白かったですね。

  • 【144冊目】直木賞受賞作。「疫病神」シリーズ第5作目。ヤクザ・桑原と、いい加減男・二宮の冒険譚。裏社会とかヤクザとかのことが勉強になるかと思って読んだけれど、さほどでもなかった。さらっと読める便所用小説。

    二人の小気味の良い会話が楽しい、というぐらいのもんか。シリーズを読破している人にはクライマックスも意外な展開なのかもしれないけれど、僕にとってはまぁ「ふーん」って感じ。

    ただ、「テラ銭」とか、バカラ・ブラックジャックのやり方は勉強になりました笑

  • 「破門」(黒川博行)電子書籍版を読んだ。あー面白かった。このシリーズは続けてほしいなあ。桑原と二宮の会話の面白さは関西弁だからこそなんだろうな。

  • 疫病神シリーズ
    会話文のテンポの良さが相変わらずよい
    ただ、ギャンブルについてダラダラと記述が続いたり、ちょっと弛みがちでマンネリ化しつつあるか。
    旅行などの時に読む分には手軽でよいかも

  • 直木賞のど本命、疫病神シリーズの第五弾。3作目から少しマンネリ化したようにも感じていたが、今回は本領発揮と云う感じだ。特に、桑原の破天荒ながらもしたたかな、何ともいえない微妙な雰囲気がにじみ出ていて良かったと思う。
    ラストは少し哀れな気もしたが、次回では何事もなかったかのように登場してくるのではないかという予感がする。

  • 面白いんだが後半疲れた。暴力過多。

  • テンポ良い関西弁の掛け合いで、殆どの物語が進む。 ので、読むと言うより、耳で聞いてたような感じ。 嶋田さんが白竜のイメージだった。

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著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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