昭和元禄落語心中(5) (ITANコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • ドラマで見て知っていたとはいえ、助六編のあの終わり方は悲しすぎる。

    後半は再び与太郎の登場。
    文化の寿命の話が興味深かった。

    与太郎が助六を襲名。「二人の中の助六を変えることができる」に頼もしさを感じました。次からの巻が楽しみ。

  • 長い長い昔話が終わったら、与太さんが真打に…!
    小夏がお母さんに…!ひぃぃぃ。

  • ここまでドロドロしてくるとすごく辛い。。。ストーリーテリングとしては良いと思うけど、読後感が重かったのでつい星3つなど付けてしまった。また時代背景は現実と同様のものとしながら、落語界の状態としては八雲の影響で現実以上の凋落っぷりとなっていて、あえてここまでする必要があったのかなぁとも思ったり。残り数巻で畳めそうなので座して待つ。

  • 過去編の完結とそれも踏まえた弟子・与太郎の新シリーズ。
    この巻で終わるんじゃないかなんて、どきどきしながら読み進めいたけど、
    終わらなくて良かった。

    過去編はかなり暗い感じで終わる。
    八雲と小夏の当時の絶望を思うと、
    そりゃ全ての責任は自分にあって、その責任を持って終わらせようと思うよなぁと胸が苦しくなる。
    小夏は小夏で、なんやかんやたくましく生きてきてるけど
    色々、悩んだんだろうなぁ。

    そんなそれぞれの心境があり、
    現代に戻って、与太郎の明るさに大変救われた。
    これから彼がどう落語界を賑わせていくのかが楽しみ。

    落語の紹介や楽しみ方を今回はピックアップしており、
    そちらも大変参考になる。

  • 2014 2/21読了。Kindle版をiPad miniで読んだ。
    ・・・表紙でいやな予感はばりばりしてたけども!!
    それにしても、助六編、こんな終わり方かよ・・・うわー、これはもう、なんて誰も報われない。
    そこからの与太さん真打ちに上がって助六ついで、展開は急に進んでびっくりしたけども。あかん、前までちょっと切ろうかどうかとか考えてたけど、これは引き続きずっと読もう。

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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