コーヒー おいしさの方程式 [Kindle]

  • NHK出版
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感想・レビュー・書評

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  • 旦部さんの科学的な解説には不思議な説得力がある。

    焙煎、抽出の部分はとても参考になった。
    コーヒー豆に含まれる成分はもっとしっかり勉強して自分のコーヒーに生かしていきたいと感じた。

  • 珈琲の実用書とも呼ぶべき本だった.
    "From seed to cup"という言葉があるが,本書はまさにその「種」から「カップ」に至る各工程の1つ1つの理屈を解き明かしていく.
    第2章の自家焙煎の話は,経験が無いため流し読みにとどめたが,1章の珈琲豆の歴史や産地の話,3章の抽出の話は非常にタメになった.
    珈琲店で豆を買って,家で挽いて飲んでいる自分としては,こういう本が欲しかった.

  • なんとなく奥が深そうだな、くらいに思っていたコーヒーの世界。まさかこれほどまでに豊潤なワンダーランドが広がっていたとは。生きていく上で別に必要ではない、いわゆる「嗜好品」なわけだが、しかし大の大人が本気で嗜好品にこだわり続ければそれがやがてカルチャーになり、アートになるわけだ。日本人の探究心もただ凄まじいとしか言い様がない。製造工程や味に影響を与える要素の多さを考えると、例えばワインの世界なんかは更に何倍も複雑になるんだろうな。気が遠くなる。

著者プロフィール

1938年、北海道生まれ。1968年カフェ・バッハ開店。1974年に自家焙煎をスタート。バッハコーヒー主宰として数多くの後輩を育成。日本スペシャルティコーヒー協会トレーニング委員会委員長、会長を歴任。

「2020年 『珈琲事典 新装版 この1冊で豆・焙煎・淹れ方がわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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