繕い裁つ人(1) (Kissコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想 : 17
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感想・レビュー・書評

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  • 一巻は無料で。
    静かに進んでいく感じが好き。

  • 「間を読む」とも少し違う空気感は人を選ぶようで、どうやら自分は選ばれなかったらしい。主人公の事情背景は郷愁を誘い'縫い裁つ人'を体現していて好ましいが…1巻のみ購入。

  • 全6巻。

  • ebookjapan

  • ちょうど読みたいなと思っていたら、良いタイミングで無料に。
    地味で、割と淡々と話が進みますが、不器用ながらも食らい付いていく主人公が素敵です。
    躾の行き届いた野犬とは、言い得て妙。

  • 祖母から引き継いだ仕立て屋をやっている人の話。

    あっさりとした絵で見分けがつきにくいけど、お話は面白かったです。
    1話完結なので読みやすい。

    藤井さんとどうにかなったりするのかな?
    機会があれば続きも読んでみたいです。

  • 仕立て屋の2代目・市江。その姿は「頑固じじいって感じですよ」。地域密着型の閉塞した空気が漂う中、百貨店勤務の藤井さんがどんな風をもたらすのか。「器量よしなんだからいつもそれぐらいお洒落にしとかんと。着るもんで心の持ち様も変わるんだから」池辺さんの持論なのかな。結構、このセリフを他の作品でも聞く。「大事な人の大事なものは一緒に大事にするのが情ってもんじゃないの」頑固ではあるものの情は深いところある市江さん。似たような人が集まってくるのか。そういう人が服を仕立てるのか。はてさて。

  • 不器用な心の人たちが、それぞれの想いを
    胸に秘めながら、互いを大切に思い合う。
    その姿にいいなぁ、と静かに想い読むのが
    これからも楽しみ。

  • ほぼ1巻の内容を映画にしたのか。この素敵漫画を。やはりチーズケーキはあんなんじゃなかった。イメージは樋口可南子。

  • 超地域密着型洋服店の腕利き二代目・市江と、その市江の作る服に惚れこんで販路を広げようとするデパート社員のやりとりを軸とする、華やかにしてとても静かな(「穏やか」とは言い切れないかも?)な物語。
    主人公も相手役も頑固でクールで、「相手役のほうが主人公に傾倒している」という要素を覗けばそっくり。キャラの本質が似ていても、追う側と追われる側に配置するだけで印象が変わるものだなあ。もちろんそこには、社会的立場=職業の違いも強く影響しているので、物語内の役割だけに帰すわけにはいかないのだが。

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著者プロフィール

2009年漫画家デビュー。2014年、『どぶがわ』(秋田書店)で第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。2018年、『ねぇ、ママ』(秋田書店)で第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。代表作に『繕い裁つ人』(講談社)、『プリンセスメゾン』(小学館)など。

「2022年 『よそんちの子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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