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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (404ページ)
感想・レビュー・書評
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SF特有の冒頭から長々続く世界観の説明文が無くて読みやすい。物語を読んでいくにつれて、自然に世界観を理解できるようになる不思議な文章だった。なので、単語の意味が分からなくても読み進めて行くと良い。
短編の中にはしっかりとしたオチの無いものもあるので、物語ごとに好き嫌いは別れそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2.8
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環境汚染その他の要因で衰退してしまった世界で、それでもたくましく生きる人たちを描くのが上手いなあと思う。どの話からも人間が生きる上での様々な生々しさが、ねっとりした湿度を伴って伝わってくる。
それぞれの話で決して綺麗ではない未来が語られるので、読んでいて息苦しくなることはあるけれど、どれもありえないとは言えない未来だとも思う。
「ポケットのなかの法」「砂と灰の人々」「ポップ隊」が特に面白かった。
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