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- / ISBN・EAN: 4548967075618
感想・レビュー・書評
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目には目を、銃には銃を、悪には制裁を。L.A.版6人の侍か、100年前の西部か。
撃ちまくりすぎ。死にすぎ。しかしワルは捕まったのですっきり。第二次世界大戦が終わったあとのLA。全体にこげ茶がかった映像で登場人物も時代がかった風貌。コーエンの女役のエマ・ストーンがいやーかっこいい。「ララランド」ではマイケル・ジャクソン似かなどと思ってそれほど魅力は感じなかったがやっぱりいい役者だ。特典でリタ・ヘイワーズ、ローレン・バコールなどのテイストを加味した外見づくりだったとあった。ライアン・ゴズリングもセピア色でやっぱりかっこいい。
最初に「事実に着想を得た物語」inspired by a true storyと出たが、ミッキー・コーエンを検索すると逮捕は1950年に脱税で、となっている。「着想」だから いいのか。同じ検索でミッキー・コーエンが出てくる映画として「L.A.コンフィデンシャル」が紹介されていた。コンフィデンシャルの方が、料理でいったらだしがきいてるかな。
原題:Gangster Squad ギャングスター・チーム
2013アメリカ
2020.3.20レンタル -
再視聴で、私の評価は高まった作品。警察機構まで巻き込んだ腐敗と暴力がはびこるLAを救ったのは、正義感の強い落ちこぼれ警官たち。「七人の侍」や過去の名作ギャング映画などから大胆にいいとこどりをした脚本や演出が楽しめる。
『L.A. ギャング ストーリー』(原題: Gangster Squad)は、ルーベン・フライシャー監督による2013年の犯罪映画、脚本はウィル・ビール、出演はライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ショーン・ペン、ジョシュ・ブローリンら。1940年代から1950年代のロサンゼルスで起きた実話を基に、ロス市警とギャングの戦いを描く。
1940年代末のアメリカ、ロサンゼルス。街はミッキー・コーエン率いる巨大ギャングによって支配され、あらゆる犯罪が横行し、頼みの警察もある者はコーエンの配下の汚職警官、ある者はコーエンを恐れて取り締まりをしない、といった状況であった。そんな状況でもコーエンを恐れず正義を執行するジョン・オマラ巡査部長に、市警本部長のビル・パーカーは目をつける。
パーカーはコーエンを打倒するために、正式な取り締まりでなく非合法的な攻撃によってコーエンの組織を衰退させる計画をジョンに打ち明ける。元軍人で特殊作戦にも従事したことのあるジョンは、警察の支援はおろか同僚にすら身分が明かせない危険な作戦を了承し、早速チームの編成を行う。
ジョンの子供を身籠もっている妻のコニーは当初は反対するも、結局は彼の熱意を理解してチーム編成を手伝うことにする。ジョンはコニーの助言から、投げナイフの使い手であり麻薬の取り締まりに力を入れていたコールマン・ハリス、数々の武勲を立てていた凄腕の老ガンマン、マックス・ケナード、元軍諜報部員で盗聴工作のプロであるコンウェル・キーラーの3警官を仲間に引き入れる。
一方、ジョンの同僚であるジェリー・ウーターズ巡査部長は、コーエンの配下ではないが面倒事には手は出さない主義であり、手配犯であるが情報屋で友人のジャック・ウェイレンとつるむ日々を送っていた。彼はコーエンの世話係であるグレイス・ファラデーに魅せられ、交際するようになるが、もしこの件がコーエンに露見すると非常に危険なことになることを二人は理解していた。
ジョンが声をかけた3人は作戦を了承し、まずコーエンのカジノを襲撃する作戦を実行しようと集まった際、こっそりチームについてきたケナードの部下であり、自動車運転に長けるナビダ・ラミレスに計画を聞かれ、渋々彼もを加えた5名で襲撃を行う。だが、コーエン配下の警官が多数護衛を務めているカジノであったことを知らず、逆に追い返されたうえにジョンとコールマンが逮捕され、早くもチームは窮地に陥る。
そんな時、コーエンは日ごろから対立していたギャングのジャック・ドラグナを路上で襲撃するように配下の殺し屋であるレヴォックらに指示。ドラグナは激しい銃撃に晒されながらも辛くも生き延びるが近くにいたジェリーも銃撃に巻き込まれ、傍にいたジェリーと親しい靴磨きの少年ピートが銃弾を受けて死亡してしまう。激怒したジェリーは襲撃犯を射殺。その足でダンスホールにいるコーエンを殺害しようとするがその場にいたウェイレンに止められ、コーエンのカジノが襲撃された件を聞く。そこで逮捕された2名がジョンらであることを察したジェリーは、コーエンの配下を偽って2人が囚われた警察署を襲撃。マックス、コンウェル、ナビタらの手伝いもあり脱獄は成功し、これを機にジェリーもジョンのチームに加わる。
コンウェルの計画によってコーエンの自宅に盗聴器の設置を成功させたチームは情報収集を行い、麻薬ルートの襲撃を成功させるなど戦果を上げるが、チームの行為をドラグナの報復行為であると考えたコーエンは右腕の用心棒であるカール・ロックウッドにドラグナの抹殺を指示。ロックウッドはドラグナだけでなく、その妻や使用人らを皆殺しにする。只でさえギャング同然の行為である上、自分たちの行動で関係ない人間にまで死者が出たことにチーム内でジョンを除く唯一の妻子持ちであるコンウェルは嫌悪感を訴え、コーエンの元に恋人のグレイスがいるジェリーも危機感を隠せないでいた。
そんな中、コンウェルの盗聴によってコーエンの大きな稼ぎの元である隠れ電信会社の存在を突き止めたチームは会社の壊滅に成功するが、その場にあった金を一切盗まなかったことからコーエンに襲撃者がギャングでなく警官であることを察知され、そこから盗聴器の存在やチームの身元が割れてしまう。それを知らないジョンたちはコーエンの罠である偽の取引におびき出される。
別行動を取っていたジェリーはグレイスがコーエンの手下に襲撃されたのを間一髪守り、自分たちの状況を理解するとグレイスをウェイレンに預け、ジョンたちの加勢に向かう。ジョンらはレヴォックらコーエンの手下らの襲撃を受けるが、ジェリーの活躍で窮地を脱する。が、チームに同行せず、アジトにて盗聴による情報収集を行っていたコンウェルがロックウッドの襲撃によって命を落としてしまう。
さらにジョンの妻コニーも襲撃を受け、ウェイレンの元に身を寄せていたグレイスの元にはコーエンが直々に出向き、グレイスをかばったウェイレンはコーエンに殺害される。コニーは辛うじて無事であり、子供も無事に出産できたが、コーエンに正体がバレてしまった以上、ロスからの逃亡を余儀なくされる。
チームの行為が明るみに出て、このままでは彼らの懲戒免職は避けられず、パーカーの引責辞任も時間の問題となった。ジョンは最後の賭けとしてコーエンがウェイレンを殺害したのを目撃したグレイスの証言をもとに、コーエンを殺人容疑で逮捕しようとする。死亡したコンウェルの盗聴によって入手していた情報でコーエンに抱きこまれていた判事を脅迫し、逮捕状を入手したジョンはチームの4名と共にコーエンが宿泊しているホテルを急襲する。重武装した部下と共に籠っていたコーエンとジョンたちの最後の戦いが幕を開ける。
激しい銃撃戦の末、マックスが殉職するが、ジョンはコーエンとの一騎討ちを制し、コーエンを逮捕する。グレイスの証言でコーエンは有罪となり、一味は崩壊する。平和の訪れたロサンゼルスではジェリーとグレイスが結ばれ、ジョンはバッジを捨て妻子と穏やかな暮らしを始めていた。(ウィッキペディ) -
1949年ロサンゼルスの街は1人のギャングにより支配されていた。
伝説のギャング、ミッキー・コーエンは警察官など広く力を及ぼし、取り締まることが実質不可能であった。
コーエンにより腐敗したロサンゼルスから脱却するため、コーエンの組織を完全に撲滅せよという任務のもと、戦いに挑む6人が警察の中から集まった。
男の熱い戦いが始まる。 -
主人公が優先順位のわからない勇敢だけの男。見たことあると思ったらノーカントリー! イケメンのライアン・ゴズリングはかっこいい役だった。史実をもとにしている1940年代のマフィアのボスと警察の争い。まあまあかな。
2017.2.6. -
1949年のロサンゼルスを舞台に、ギャングと警察官の抗争を描いたクライムアクション。他の有名なギャング映画と比較されるんでしょうけど、警察や政治家をも意のままに操る大物ギャングのミッキー・コーエン役のショーン・ペンの演技がすごいですねぇ。
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1949年のロサンゼルスを舞台に、ギャングと警察官の抗争を描いたクライムアクション。一応実話(笑)
“ドラッグや銃器取引、売春で得た金を使い、警察や政治家をも意のままに操る大物ギャングのミッキー・コーエンは、自らを「神」と豪語し、ロサンゼルスを支配する。しかし、そんなコーエンを打ち破るべく、6人の警察官が立ち上がる。警察当局は一切の責任を負わないという命がけの任務に就いた6人は、警察官という素性も名前も隠し、コーエン率いるギャング組織へ戦いを挑む・・”
ショーン・ペンのミッキー・コーエンは割りと良かった・・・だけかなぁ。今、この年代のマフィア映画を撮るとこんなにペラくなっちゃうのかぁってくらい、とことん何もかもがペラペラ。マフィア映画特有の重厚な人間ドラマなんて物は微塵も無く、ドンパチと爆発がメインのハードボイルドアクション映画でした。
ライアン・ゴズリングを観る映画としても致命的なのが、全くカッコ良くないんだよねこの役。台詞もなんかペラペラ喋っていちいちカッコつけるし。ジョシュ・ブローリンの魅力も全く出てなかったように思える。ショーン・ペンに食われたっていうほどでもないので、演出が下手としか言いようがないんだよなぁ。監督と「ゾンビランド」繋がりってだけで使われたように思えるエマ・ストーンもただただ薄っぺらい女の役でした(笑)
豪華キャストで送るB級マフィア映画(一応実話!)これくらいの感覚で観れば、まぁ観れるかなって作品ですw -
うーん、このキャストでこの内容でどうしてもっと面白くならなかったんだろう?
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なんだかむしゃくしゃしてた日。
平日の人の少ない映画館で、ひたすら銃撃戦を観ながら塩気が強いポップコーンをゼロじゃないコカコーラで流し込む快感。最高。
40年代の男達が雄のにおいムンムンで素敵。