ペコロスの母に会いに行く 通常版 [DVD]

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監督 : 森﨑東 
出演 : 岩松 了  赤木春恵  原田貴和子  加瀬 亮  竹中直人 
  • TCエンタテインメント (2014年7月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571390736740

ペコロスの母に会いに行く 通常版 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 離婚して子連れで長崎に戻ってきた売れない漫画家の
    ゆういち。
    母のみつえは、夫に先立たれて以来認知症が進行して
    いた。そんな男やもめで認知症の母を世話するのは簡
    単なことではなかった。
    ケアマネージャーの勧めもありゆういちは悩んだ末に
    みつえを介護施設に預けることにする。
    個性的豊かな面々とグループホームで暮らし始めたみ
    つえにせっせと会いに行くゆういち。
    みつえは次第に若かかりし過去の時代に記憶をさかの
    ぼっていく。
    長崎在住の漫画家岡野雄一のとエッセイを映画化した
    心温まる日常をばかりでしたがフルに描いています。
    切ない場面もありましたが色々考えさせられた作品で
    した。

  • 2013年 日本
    監督:森﨑東
    原作:岡野雄一『ペコロスの母に会いに行く』
    出演:岩松了/赤木春恵/原田貴和子/原田知世/加瀬亮/竹中直人
    http://pecoross.jp/

    昨年キネ旬1位の話題作をギンレイホールで。親の老い、認知症という深刻なテーマを、あえて深刻にしすぎず、悲喜こもごもに描き出してあって、笑って泣ける感動作でした。

    個人的に良いなと思ったのは、そういう介護の現実部分だけではなく、母の過去の記憶、母の生きた人生がそこにちりばめられていたこと。息子の顔すら思い出せなくなっても、幼い頃死んだ妹、酒乱だけど愛していた夫、戦争(長崎が舞台なので原爆のことも)で離れ離れになった親友、それらの記憶は、彼女の中から失われることはない。

    若かりし日の母親役を演じた原田貴和子がとても良かったです。その親友役が妹の原田知世でしたが、原田姉妹は長崎出身なんですね、方言が自然。娘時代の彼女たちの友情が、個人的にはかなりの号泣ポイントでした。小学生のときに白血病で他界した親友からの手紙を、私も今でも大切にしまってあります。その手紙を読み返すたびに「生きなくては」と思わされる。いつか自分が老いて他のことは忘れても、きっとそういう部分は残るのだろうな。

    死とか老いとか忘却とか、いずれ自分にも訪れるものであり、その前にまず親に訪れてしまう恐れはあるのだけれど、この映画を見たら、そんなに肩に力を入れて怯えなくてもいいか、と少し気が楽になります。

  • ぼけて初めて息子にお母さんとしてでなく、一人の女というより人間として見つめ直してもらえるんだったら、ぼけるのも悪くないなぁとか思いました。ペコロスが歌う歌が好きだった。

  • 家族で観たら、いろいろ考えた。ひどい認知症すぎてヒヤヒヤしたり、笑えたり。年を重ねるほどまた赤ちゃんに戻るっていうの本当なのかな。ほんと、ボケるとも、悪かことじゃなかかもしれん!笑
    原作がエッセイ漫画を描く岡野優一さんの「ペコロスの母に会いに行く」ということ。九州長崎の話でランタン祭りも映像が綺麗で、とてもよかった。愛でいっぱいだった♡
    2015.1.2.

  •  認知症の進行していく母に向き合うことを余儀なくされるペコロス。その日常の断片を切り取った4コマ漫画は、ジグソーパズルのピースに過ぎないのに、笑いとペーソスに溢れていて、一気に読まされてしまったのだった。
     長崎出身の森崎東監督は、映画化に際し、その一つ一つのピースをうまくつなげ、終末を間近にした一人の女の半生をひとつの物語に仕立て上げている。
     この映画は、2013年のキネマ旬報日本映画ベストテンで1位となるなど高く評価された。それは、森崎監督が、原作の漫画に通奏低音のように流れていたメッセージを、ラストシーンで象徴的に映像化することに成功しているからに違いない。
     眼鏡橋の欄干に佇み亡き夫や幼友達を思い出しているペコロスの母。認知症がかくも美しい映像として昇華・結晶化された例を私は知らない。
     「ぼける」とは、追憶の中に生きるということなのだろう。ここに至って初めて、題名の『母に会いに行く』には、二つの意味が隠されていることに気付かされる。「施設に入っている母に面会に行くことと、追憶に浸る母と思い出を共有すること」である。

  • 笑って泣けて、最高の映画だと思う。
    何より、身近に認知症の人がいる方は是非観てほしい。

    長崎出身の私にとって、長崎弁や長崎の街の風景がものすごく心にしみました。

  • 2017年11月10日鑑賞。認知症を発症した母と暮らす中年男「ペコロス(玉ねぎ)」と周囲の人々の日々。主人公ペコロスと母のやり取り、認知症による症状などにコミカルな演出も多く、また終盤の祭りの赤い色、老いた母が思い出す過去の景色など印象的なシーンも多かった。仕事しながらのながら見だったので個人的に内容に集中できなかったのは残念…。出演者は結構豪華。現実の老いと認知症、介護はそんなに美しい・コミカルなことばかりではないと思うが、それでも悩み苦しむばかりが介護ではないわなあ。

  • 映画そのものはスルーする。
    後半の眼鏡橋のシーンだけは良かった。

    監督がフーテンの寅の森崎東

    赤木春江が映画初主演(ギネス認定)したのがトリビア
    ※出演ではない。主演である。

    絵はまぁまぁだが、「これでどうだ!泣けるでしょ」と言わんばかりの音のうるささだけは勘弁してほしい。
    ※この映画に限らず、ここしばらくの日本映画の特徴だが…

  • 地味な映画ですが、男やもめで、82歳の母と同居生活の私にとっては、人ごとではない切迫感がありました。それから、今ではスクリーンやテレビ画面でお見かけすることの少なくなった名優たちを見れたことには感慨を覚えました。白川和子さん、穂積隆信さん、正司照枝さん、もちろん赤木春恵さん。名前が出て来ませんが、もっともっといらっしゃいました。懐かしいかったです。

  •  16/3/15 BSプレミアムで放送。2013年、日本映画。監督:森崎東、脚本:阿久根知昭、主演:赤木春恵。

    男やもめの雄一(岩松了)は、息子(大和田健介)と母・みつえ(赤木春恵)の3人暮らし。しかし最近のみつえには認知症の症状が顕著で、若い頃に亡くした夫(加瀬亮)のために酒を買いにフラフラ家を出てしまったり、駐車場でぼんやり1日を過ごしていたりと心配になることが多く、グループホームへ入所させることを決める。

     漫画エッセイも読んだことがあるが、それと同じく、普通なら暗く重くなりがちな介護や認知症について、あったかくユーモアたっぷりに表現されている。だからといって綺麗ごとばかりではなくて、親が次第に自分のことを忘れてしまってショックを受けたり、みつえの過去の記憶として、長崎の原爆や夫の酒乱に悩んで心中を考える姿など、シリアスで真面目な部分もちゃんとあって、その配分が絶妙。特に大きな事件が起こるわけでもなく、お涙ちょうだいな感じではないのに、自然とほっこりしたり、鼻の奥がつんとする感じがしたり。人の生死があやふやになっているけれど、死んだ人とまた約束して会えるから「(忘れることは)悪いことばかりじゃない」、というのはなるほどなぁと。親友と愛する旦那と再会して撮った写真はいい笑顔だったね。一青窈さんの主題歌の歌詞がまた泣けてくる。赤木春恵さんと岩松了さんの空気感というか、やりとりの間が好き。いい映画だったなぁ。

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