マイ・マザー [DVD]

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監督 : グザヴィエ・ドラン 
出演 : グザヴィエ・ドラン 
  • TCエンタテインメント (2014年6月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571390736801

マイ・マザー [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • ★~息子と母親・・・愛情のからまわり~★

    母親を憎んだことは・・・
    1秒か1年かは分からないが経験あるだろう。

    母親も僕を憎んでいるんだという、17歳の息子ユベール。

    そんな息子の態度にまんまとのってヒステリックになるママがまたスゴい。

    不安定な時期の息子と正面からぶつかれば衝突は免れないなぁ。

    寄宿学校の校長からおたくの息子が失踪した、
    わが校では前代未聞の事件だという☎連絡に対し、

    このママのブチ切れ方は、それはそれは凄い!閉口もんです。

    散々喚き散らした挙句、
    「あんたなんか赤いパンツ穿いて、
    ピンクの靴下穿いているような男なんでしょ!!」って的外れな暴言。

    例えそうだとしても、それのどこがいけないのぉ?

    しかし、この親子よく喋る、
    罵り合いでも会話があるうちは大丈夫だと思った。

    最悪なパターンは無視だ。
    無視し合う親子は救いがない。

    監督、脚本、主演はグザヴィエ・ドラン19歳
    脚本は17歳の時に書き上げ自ら主演を務める。

    母子家庭、ゲイ、思春期・・・

    自叙伝か

  • 母親を一度は憎んだことがあるだろう。
    みんなそれを忘れているだけだ。

    「あ、これ自分じゃない??」って思った。と同時に、みんな同じこと一度は思うんだなってちょっとホッとしてる自分がいた。
    母親と息子が喧嘩で言い合いしてるシーンはなんだか昔を思い出されるようでグサグサ刺さった。
    今だから冷静に見られる映画だなと思う。

  • 「17歳 僕は母を 殺した」


     『わたしはロランス』で注目を浴びたカナダのケベック出身の新鋭、グザヴィエ・ドランの監督デビュー作にあたるドラマ。

     母親と2人で暮らす少年が、彼女を愛しながらもその存在を拒否してしまう複雑な感情に悩まされながらも成長する姿を見つめる。グザヴィエが監督と脚本のほか、主人公の少年ユベールを好演してハイティーン特有のいら立ちを見事に体現。親との愛憎という普遍的テーマを鮮烈なタッチで描破し、観る者に言いようのない後味を与える彼の手腕に感嘆してしまう。



     17歳の少年ユベール・ミネリ(グザヴィエ・ドラン)はカナダ・ケベック州の何の変哲もない町でごく普通に暮らしていたが、ここのところ自分の母親が疎ましく思えてどうしようもなかった。洋服やインテリアを選ぶセンスのなさ、口元には食べカスをつけ、口を開けば小言ばかりと、母親の一挙手一投足が癪に触っていた。母親を受け入れ難く思う一方、理由もなく苛立ってしまう自分にも嫌気がさしていた。
     そして母親のことを、愛情表現が素直にできず、ユベールのことをコントロールしたがるくせにそれについて罪悪感を抱くような自己矛盾があると分析する。かつては大好きだった母親への憎しみは日増しに膨れていく中、ユベールは夕暮れのセント・ローレンス川沿いの土手に腰をかける母親を偶然見かける。その光景は無垢だった幼い頃に見た情景と重なり、安心感を覚える。そんな幼少期への郷愁と折り合いをつけるべく、ユベールはある行動に出る……。

  • ちょうおもしろかった…交わらない親子関係系、反抗期を切り取った確執親子ムービー!わたしも似たようなことしたし似たような選択もしたから胸が痛かったのとちょっと思い出して泣いた笑
    むつかしいよね親子は

    「母も親に向いてないけど僕も息子に向いてない」はアーーわかる…ってなった
    その感覚すごくわかるなー
    そもそもなー ひとりの人間としてみたときにそのやり方はどうなの、っていう、全員正解がわからないけどこれが正しいとおもって続けるしかないっていう恐ろしい子育てゲーム

    少年は残酷な弓を射るのエモーショナルバージョンがマイマザーなかんじ

  • 初ドラン!!まずはデビュー作。
    思春期の男の子とお母さんのはなし。
    彼自身が息子を演じているのだけど、息子のだけじゃなくて母の苦悩も描けているのがすごいなとおもった。
    思春期ならではの自分勝手な純粋さが可愛い。てゆうかドラン可愛い。

  • キャストや内容が、mommy(同監督)とかぶってた。他のテーマのものもあるようなので観てみたい。

  • 特に実験的でもなく、ストーリーが面白いわけでもなく、映像が斬新なわけでもないのに飽きずに見てしまうのはなぜか。

  • I Killed My Mother
    2009年 カナダ 100分
    監督:グザヴィエ・ドラン
    出演:グザヴィエ・ドラン/アンヌ・ドルヴァル/スザンヌ・クレマン/フランソワ・アルノー/ニールス・シュナイダー
    http://picturesdept.com/jp/titles/mymother/
    https://www.facebook.com/XDolan1st/

    目黒シネマでグザヴィエ・ドランの母もの二本立て。ちょっとミーハーだけど、今グザヴィエ・ドランがマイブームでそしてアイドルです(笑)自分にとっての洋画アイドルはロードオブザリングの頃のオーランドブルーム以来かも。わかりやすく甘ったるい美形に弱い。ただドランに関しては、見た目だけでなく勿論、監督としての才能のほうにも惚れ込んでるんですけどね。

    閑話休題。こちらはドラン19歳当時の主演・監督デビュー作。19歳でこのセンスは本当にうならされる。不謹慎ながらドランの可愛いさに終始ニヤついてるだけで100分鑑賞することも可能なんだけど、それ以上に純粋に内容に引き込まれてしまった。

    けして目新しい題材ではない、母子家庭の母と思春期の息子の擦れ違いと葛藤。とにかく口を開けば喧嘩、口を開かなくてもイチャモン、悪気はないけどヒステリックで高圧的な母、束縛から逃れたい16才の少年。実は特別な親子ではないと思う。ユベールは親友で恋人のアントナンの母親が放任で自由なことを羨んでる風だけど、あっちのほうが実は特殊。私個人としてはユベールと母親の関係が、かつての自分と母親の関係と重なって、ユベールにとても共感できました。

    憎んでいるわけではない、憎みたいとも思ってもいないし、愛していないわけでもない、でも全てを許せるほど寛大にはなれない。愛されていないとまでは思っていないけど、それが無償だとも思っていない。「今日僕が死んだら?」というユベールの問いに、母は「明日私も死ぬわ」と返す。それは本心で、偽りはない。にも関わらず、母は息子を寄宿学校へ追い払うのだけれど。

    レオナルド・ディカプリオにファンレターを書いたエピソード、同性愛者であることなど、自伝的要素が多かったと思われるけど、映画としてきちんと客観的に(母の心情まで)処理してあるのはすごい。ただ10代の鬱屈をぶつけたというわけでなく、俯瞰で語れるのが監督としてのドランの強みでセンスの良さなのだと思います。

    あと個人的に「胸騒ぎの恋人」でも美形っぷりが際立っていたニールス・シュナイダーが、こちらにもちょい役で出てたので得した気分。ユベールに言い寄る寄宿学校の生徒役なのだけど、ユベールは恋人がいるので靡かない。勿体ない(笑)

    音楽の趣味も非常に良かったです。https://www.youtube.com/playlist?list=PLkkfxAq4JPK_o2_6b6kTI5KqWWSPFJk_j

  • 相容れない価値観を持った相手が絶対的に切れない繋がりを持った母親という相手、というジレンマ。
    愛してるけれど憎いという普遍的ともとれるアンビバレンツを綺麗に描いてた。

    ドランの映画には常に相手と対話しよう理解しようという姿勢とソレを拒む感情や、世間の対立の葛藤が感じられるなー。

    葛藤しあう二人だけど、最後は共通の思い出の中で隣に座り合う。台詞はヒトコトもないし、多分終わりのある問題ではないけど一応の答えなんだろうな。

  • 彼氏が嫉妬するほど強い親子の結びつき。観ていて嫌気がさすほど母と息子はべたついていてる。近親姦のタブーは必要だから存在するのだ。
    母と息子の病的な結びつきを断つことが父の役割であるが、映画のような母子家庭はもはやごく一般に見られるものであり、そうすると父の代わりに「へその緒」を断つ者が現代では必要なのではないか。

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