- Amazon.co.jp ・電子書籍 (497ページ)
感想・レビュー・書評
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恩田陸さんの本でマイベストです。
夢を記録して見ることができる、そこから始まるミステリーです。
集団意識などちょっとわかりづらいところもありますが、テンポもよく、引き込まれて読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TVドラマ「悪夢ちゃん」の原案小説らしいけど,全然違う感じ。ドラマは観てないんだけどね。最後がなんだかスッキリしない。
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北川景子さん主演映画「悪夢ちゃん」の原案になった作品です
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相変わらず話の真ん中がおもしろすぎる。そのせいで、しばらくすると「あの話ってどう終わったんだっけ?」ってなるのもいつものこと。もはや様式美。特に誰にも感情移入しなかったので、ふむふむと読んだ。
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技術の進歩により、人の夢は可視化できるようになった。人々は「夢札」に自分の夢を映像として記録する。夢の分析を職業とする浩章のもとへ、また夢札が持ち込まれた。とある小学校で起きた不可解な事件。浩章はその夢に、亡くなったはずの女性の影を見つける…。
恩田陸の真骨頂だと思った。「目に見えないもの」の恐ろしさをこれでもかと煽ってくるかんじ。物語が動き出してからはずっとぞくぞくしていたが、そのくせ読むのを止められなかった。いろいろな意味で恐ろしい。結末はどうなるのだろう、と漠然と思っていたけれど、恩田陸にしてはきちんと回収してくれたと思う。ただ、途中の描写が凄すぎて、素直すぎる結末に拍子抜けしたというのも正直なところ。SFともミステリーともつかない、彼女のこのジャンルがとても好きだ。 -
2014/3/25 Amazonの角川書店ビッグセールで購入。
714円を340円で。