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- / ISBN・EAN: 4571390736719
感想・レビュー・書評
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周りがみんな体調を崩している。
予定が飛びまくって、ぽっかりと空いた土日。
身体はそれなりに元気だとは思うのだけれど、何もする気力がわかなくて、結局もうこんな時間…
全部、梅雨のせいってことでいい?
頭を使わない映画が観たいと思って、今さらながらにウイルス感染のパニック映画を鑑賞。
頭はそこまで使わなかったけど、疲れた…
この手の映画で思うのは、やっぱり怖いのはウイルスじゃなくて、人間、てこと。
ウイルスはたぶん、適切な処置をすれば広がることを抑えられるけれど、パニックになった人間に適切な処置なんて無効、どんな行動にでるか分からない。
主人公のジグは救命隊員。
ある日、イネという女性を救助する。彼女の職業は、医師。
二人とも、常に最前線で命を守り、命と向き合う仕事をしているというのが、この作品の肝でもある。
国を守る立場の人からしたら、何百万何千万の命を守る、ということが使命になるし、日々目の前の人の命を救っている人からしたら、とにかく目の前にいる一人の患者を救うことが使命となる。
人の命、という部分では共通しているのに、ウイルスで何千人が死亡、という報告を受ける国の立場の人たちの感覚は、どうしたって狂う。
結果、ウイルスに感染していようがいまいが、国の、国民に対する人権意識は乏しくなっていく。
先日、仕事で救命救急の講習を受けた。
心肺蘇生って、かなり強くしないといけないことが分かって、わたしは突然目の前で人が倒れた時に、周りにいる人に適切な指示を出して、目の前の人の命を救うことができるだろうか、とかなり真剣に考えた。ちゃんとAEDの音声を聴く余裕があるだろうか、とすごく真剣に考えた。
講師の方が「衣類を脱がせる時は同性がいいと思います」であるとか、「ネックレスは切ったりする必要はないです、上のほうにずらしてください」と話されていて、命と、その先にあるその人の心と、その人が身に着けているものに対しても敬意を払っていらっしゃって、「まずは命が助かればそれでいい」と思っていたわたしの人権意識を大きく変えた。
わたし自身、生い立ちの中で人権に対して疑問に思う部分(自分の人権が守られてこなかった体験)があって、それもあるのか、わたしの人権意識って、たぶん低い。
ウイルスに感染したら、隔離はされる必要はあるけれど、蔑ろにされる必要はない。もちろん命は最優先だけれど、自分が大切にしている人や物を守りたいという気持ちは、ウイルスにかかっていない人と同じなわけだから、差別はしちゃいけない。人権意識が低いと、隔離≒差別に陥ってしまう可能性がある。
そこをきちんと区別して、目の前の人と関わりたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
致死率100%のウイルスが猛威を振るうウイルス・パニック映画
いろんなとこに、いやそれ無理あるだろ的なツッコミ所はあるけども、ドキドキさせる夢中になれる映画ではあると思う
観ていて、コロナウイルスのワクチンを初めて打ちに行った時の事を思い出していた
あの時は大きな体育館のような場所で等間隔に置かれたパイプ椅子に座り、大人数が黙って座って待っている…その事になんだかとんでもないことになっているな…映画の中に居るみたいだ…と現実味がなく感じたなぁと あんな事態になるとは誰も予想していなかったと思うし、私も生きてる間にこんな事が起こるんだなと平和ボケした頭を恥じた
この作品はその時よりももっと酷い状況なのでこんなになったらパニック起こすわ…
映画だから逸れてもうまいこと再会できたり、うまいこと生き残れるけどさー現実はそうはいかないよね( ; ; )
役者さんは豪華だった
主役はチャン・ヒョクとスエ
珍しく悪役にマ・ドンソク!主人公の先輩にユ・ヘジン!個人的に、個性派2大俳優の共演が胸アツw
そしてまたもやこんなところにパク・ジョンミン!脇役なのに存在感残す所はさすがだわ〜
あの韓国大統領の役は何て役者さんなんだろう?あんなに国民の事考えてくれる大統領ならどれだけ良いか…なかなかカッコいい役として出てた
あとはやっぱり子役のパク・ミナちゃん!良かった〜この作品が映画デビューらしいけど さすが韓国の子役…凄い -
2013年 韓国
監督 キム・ソンス
チャン・ヒョク、スエ、パク・ミナ
ある日、東南アジアの某国から密航者がコンテナーに詰め込まれて韓国へ。この中に鳥インフルの変異したウィルスに罹患した人が一人、、、
そしてコンテナーで培養されてえらいことになってた。
これって新型コロナの初期のクルーズ船みたいな感じね。
ちょっと違うのはこの変異インフルは致死率100%
怖い怖い、そんなウィルスありますか?
で、この怖い怖いウィルスを閉じ込めるために舞台となる盆唐って町が一瞬にして封鎖されますの。韓国ってそんなことできるんだ~~
でもってこの封鎖された町でひとめぼれした医者母子を救うために頑張る救命士のお話。
いやはや、みんな身勝手(笑
主人公の救命士ジグ(チャン・ヒョク)はまぁ、好きになっちゃった女医ちゃん達を救うために必死なんだけどなんだかなぁって感じ
女医イネ(スエ)は超身勝手。ジグとの出会いの時からいけ好かん奴だった。我が子が感染してるのに気づきながら黙ってグリーン区に入れるなんて医者としてどうよ!!
コンテナの中で唯一生き残った少年から取った血漿を娘に投与するって医者としてどうよ。この娘が最後に国を救う治療薬になるって展開は見え見えだけど、まぁこの娘ミル(パク・ミナ)がけなげで可愛いから許してあげよう。
こういう映画ではヒーローが必ず現れます。今回は救命士ジグと大統領。
大統領がまた若いイケメン(笑
大統領以外がみんなアメリカの言いなりになって盆唐を閉鎖、皆殺しにしようとしているのに一人で立ち向かうの。キャーかっこいい!!あり得んよ(笑
こんなかっこいい一国のリーダーがいたら、、、、、いいよねぇぇ
あと、、
致死率100%なもんでどんどん、人が死んでいって、死体がスタジアムにどんどん山積みにされ、処分(火葬)するために死体をUFOキャッチャーみたいにブルドーザーであっちからこっちって移してたのが怖くて怖くて。
あー、怖かった。 -
ちょっとやり過ぎ感が強いが、パンデミックものとしては面白かった。このコロナ禍で観ると刺激が強いが。チャン・ヒョクの好青年ぶりも、スエの美しく強い存在感も、子役パク・ミナの好演には敵わないなあ。
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迫真のパンデミック映画なのですが、行政による危機管理のあり方を正面から描いたという意味では極めて「シン・ゴジラ」的な映画と言えるでしょう。軍隊が国民を銃撃する場面を見て「さすが光州事件の国だな」と乱暴な感想を持ってしまいましたが、軍隊の存在が大きい韓国は、日本よりは国民の統制が効きやすいのかもなと思ってみたり。
と、興味深いところはあったのですが、映画としてはツッコミどころがありすぎる。このシチュエーションで偶然会う?って展開ばかりが続き、極めつけは死体置き場で少女を見つけてしまうところ。あと血清ってこんなに簡単にできちゃうの? こんなに早く効くの? だいたい娘を助けるために勝手な行動とる女医はなにさま? と、ストーリー進めば進むほど無理筋な展開ばかりとなり、げんなりします。
まぁ、マ・ドンソク兄貴が出てきたときはテンション上がったし、「ママを撃たないで」の場面は、さすがに韓国映画はこういう絵を作るのは上手いなと感心しましたが、それでも、この映画はちょっと酷いです。 -
これもある意味、ウィルスとともにある未来。リーダーの力量と人間性が世界の行き先に大きな影響を与える。そしてリーダーを動かすのは、名もない一市民の叫び。
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あまりにもベタ過ぎて、先が読める都合のいい展開。子供向けだと思いました。
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正しい表題は、ウイルスの広め方でしょうか。。
こんなに自由に行動してはみんな死んじゃいますね。
是非中国人に見てほしい駄作でした。 -
コロナ禍の今見たい映画。
怖いな~空気感染は、でもコロナってこんな血吐いたり致死率100%って訳でもないのにやっぱ大げさだな。