他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書) [Kindle]

  • 36人登録
  • 3.20評価
    • (3)
    • (3)
    • (4)
    • (4)
    • (1)
  • 7レビュー
著者 : 片田珠美
  • PHP研究所 (2013年11月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (212ページ)

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 久しぶりの☆5つ。読む価値あり。

    暴言をはいたり、人を支配従ったりする人がいる。どういう思考でこういった行為に及ぶのか、どういった人がターゲットにされやすいのか、被害を避けるにはどういう言動が良いのか、、、精神科医である著者が数多くの診察経験を元に、『他人を攻撃せずにはいられない人』について解説する。

    相手がいったいなぜそのような行動を取ってくるのか? その理由を知るだけでも、やり返すことはできなくても、うまく立ち回れるようになるという。これまで経験したちょっと変わった奴5人程を思い浮かべながら読了。大変参考になった。


    <攻撃的な人の特徴>
    ・全てを支配したいという欲望を持っている。支配こそが究極の目標
    ・攻撃欲も支配欲もひた隠すので見破りづらい。
    ・後ろめたいことがあるとき、自分自身の悪を否認し、相手に投影し、責任を転嫁する。『私を否定するあなたが悪いのだ』など。
    ・世間で一般的に『善』として理解されていることを引き合いに出して攻める。しかし、それが今のケースに当てはまるとは限らない。
    例えば無理難題を頼んできて仕方なく断ると、『友達の頼みを断るなんて冷たい』というような具合。
    ・相手を否定しむ価値化する。善と悪の2つにわけ自分は善の側に立ち、相手をせめる。
    ・誰もがこういう人には何を言ってもムダだと諦めると、本人にとっては居心地の良い状態が続く。
    ・感情を害したとか、憤慨したなどという理由で話しを切り上げる。
    ・自分の言いたいことだけをいってさっさと去っていく。

    <つけ込まれやすい人>
    権威への恐怖、罪悪感、愛情欲求の3つが自身のなさにつながり、攻撃的な人間に漬け込まれてしまう。幼い時から褒められることが無くけなされてばかりで育った子供はこういったケースにはまりやすい。

    <対処>
    ・行動パターンから、秘めたる攻撃のパターンの意図を見極める。
    ・相手を見極める。
    1.何故こんなふうに振る舞うのか?
    2.一体何を恐れているのか?
    3.何に対して劣等感を抱いているのか?
    ・相手が持ち込む一般論がそのケースに本当に当てはまるのかを検証する。
    ・『え、それで』と問い返し、理不尽な要求をはねかす。
    ・断ったら嫌われるなどとは考えない。
    ・相手が変わってくれるなどと決して期待しない。向こうが変わらない以上、自分の考え方を変えるしか無い。
    ・できるだけ避ける。
    ・できるだけ話さない。

    面白い。。。

  • いろいろな場面で遭遇しダメージを与えられる攻撃的な人の心理状態を解説した本。心理学としては少し内容が少なく感じるが、実際の対処方法の指南書の為と思われる。結局、他人を攻撃せずにはいられない人にはできるだけ接触しないという方法しかないようだが、その仕組みを知っているだけでも、少し楽になれる気がする。

  • なるほど、一理ある…など、いっぱしの評論家気分であっさり読破。
    教職を目指す息子を持つ親としては、モンスターペアレンツについてもう少し深く掘り下げてほしかった…わがままな希望。

  • 本屋で見かけて、kindle版をなんとなくポチリと購入。
    タイトルの通り、他人をやたらと攻撃する人についての特徴と対策がまとめられている。他人への攻撃方法の特徴とその背景についての記載は、網羅的に書かれており、その人が実際に攻撃的な人なのか、背景があって攻撃的になっているのかの区分は大変わかりやすい。
    背景がなく、単純に人を支配したいだけの人間に対する対処法は、積極的なものではないが頷けるもの。要は人を変えようなんて思うより、自分がその人に対するアプローチや、自分の環境を変えた方がよっぽど楽だし実効性があるということ。
    自分としては大変腹落ちする本でした。

  • 他人を攻撃せずにはいられない人はそこらじゅうにいるので、まずは回避を第一に考えていきたいと思う。

  • 2014/03/25
    777円→433円

    Kindleで安くなってたから買ったけど
    新書: 205ページ
    紙の本の長さ: 100 ページ
    これはどういう意味なんだろう・・・

    どこにでも必ずいる「攻撃欲の強い人」について書いてある。
    自分がそのタイプだと嫌だなと思い読んでみた。
    結果、そういう部分も人間誰しもあると思う。
    逆にこのタイプに攻撃される人間も、同じく誰にでもあること。

    この本を読んで気をつけようと思ったのは
    「私は納豆が嫌い」
      ↓
    「納豆なんか人間の食べるものじゃない」
    こういう言い方をしてるかもしれないので
    気をつけたな。

    この作家は「バカッター」を勘違いしてる。

    あと
    ラ・ロシュフコーって誰よw
    (毒舌家)ってなってるけど引用しすぎ!

    「フレネミー」って言葉を初めて知った。
    friend(友人)+Enemy(敵)
    SEX AND THE CITY Season3 Episode16
    のタイトルになってるらしい。
    他人の幸福が我慢できずそれを破壊して不幸をもたらす とういうこと。
    これは女性に多いですん・・・

  • 精神科医 片田珠美による人間関係についての書『他人を攻撃せずにはいられない人』
    他者からの攻撃のターゲットになってしまうヒトを対象に、攻撃する人の分析と、そういったヒトに接するための対処法が説明されている。
    結論から言えば、「相手にしない」というところなのだけども、実例などをもとにどのように考えていけばよいのかが説明されている。

    現在ターゲットになってしまっているヒトには慰めになる本かも。

    僕としては攻撃欲のある人間だけども(笑)、ターゲットにされる側の人間としても、攻撃する側の人間としても自己分析できて良かったかなと思う。

    考えてみると、そもそも「攻撃する側」「攻撃される側」と二分できないのが人間関係だと思うから、どのような立場で読んでもある程度納得できる本なのかもしれない。

    ・・・そういう意味では、「攻撃する側」がこの本を読んでも自己肯定するだけかもしれない。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)
    暴言を吐く、支配したがる、けなして自信を失わせる、優しいようで水面下で工作している、一見目立たない人を含めて、あなたの周りにはとんでもない人が隠れているケースがある。本書では、精神科医として「ターゲット」にされて、痛い目に遭った患者たちから聞いた、人を陥れる「攻撃欲の強い人」を事例で紹介。ターゲットの心をどんなふうに壊していくのか、その手法を取り上げて分析する。多くの場合、攻撃される側は、ターゲットが抵抗できないが、それは一体なぜなのか。結果どんな影響を及ぼすのか。はたして、攻撃欲の強い人と、どう向き合い対処すべきか。
    ———————
    片田/珠美
    広島県生まれ。精神科医。京都大学非常勤講師。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士(京都大学)。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学ぶ。DEA(専門研究課程修了証書)取得。パリ第8大学博士課程中退。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析。社会問題にも目を向け、社会の根底に潜む構造的な問題を精神分析的視点から分析
    ----------------
    【目次】
    第1章 「攻撃欲の強い人」とは
    第2章 どんなふうに壊していくのか
    第3章 なぜ抵抗できなくなるのか
    第4章 どうしてこんなことをするのか
    第5章 どんな人が影響を受けるのか
    第6章 処方箋―かわし方、逃げ方、自分の守り方
    ----------------

全7件中 1 - 7件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)を本棚に登録しているひと

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)はこんな電子書籍です

他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)の新書

ツイートする