夢と狂気の王国 [DVD]

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監督 : 砂田麻美 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2014年5月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241753137

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夢と狂気の王国 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 長期間、ジブリに潜入してカメラを回し続けたドキュメンタリー。
    監督は、父親の死を追った『エンディングノート』の砂田麻美。

    高畑勲がほとんど写ってないのは、取材を拒否されたからだろうか。
    何年間も映画をつくろうとせず、つくったものに対しても多くは語らず、赤字映画でジブリが傾いても、それを良しと思わせるなにかが高畑にはあるんだろう。ジブリの「狂気」の部分は、高畑こそが創りだしているんじゃないか。

    宮﨑駿は、長編映画の監督ははやらないとしても、短編や脚本、プロットのみの作品は生み出すだろうし、映像作品以外の創作もきっとやるだろう。ジブリが実質解体された状態で高畑勲はなにをするんだろう。

  • さんきちさんに嫉妬。
    吾朗のシーンつらい。
    西村くんイケメン。
    次の席にすわる麻呂。
    庵野監督の、がんばります。
    ジブリのメイキングだいすきなひとは
    みるべし。

  • 歳をとるにつれて尖っていくなんてかっこよすぎるだろう。

    「僕はここから世界を見てる。ここで世界の動きを見ている」
    宮崎駿の言葉ひとつひとつから彼の豊かな想像力が溢れている。小さな世界でも彼の目を通すとこんなにも広くてどこまでも行けそうな世界なのかと。
    『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』を観なおしたくなった。

  • 仕事はひとりでするものじゃない。できるものではない。

    当たり前のように聞くこのセリフがこんなにも響いたことはなかった。一緒に仕事をする「誰か」を見つけた人だけが生涯の仕事をできる。ここに出てきた3人はその誰かだったのだ。そうして半世紀も仕事をしてきたのだ。


    全編にわたり、風が吹く。風が木々を草花を、揺らす。

    つまらないと思っていた街がたちまち面白くなる。上から街を見下ろすとよく見えると。そういえば宮崎さんの映画は、空が広いな、と思う。空も街もいつも憧れるほど美しい。その話をきいて、観てきた映画が流れ、全部を思い出して涙があふれた。つまんないものが、映画の舞台になる。それはこの人がいつも何気ない風景に目をこらして観察していたからだ。そうしてわたしは気付くのだ。ああ、半径3メートル以内に欲しいものはすべてあるんだ、と。

    (20150311)

  • タイトルがすごくいい

  • このドキュメンタリーは徹底的に見るドキュメンタリーだ。映像特典のウシコちゃん(猫)の話を鑑賞するとよくわかるが、監督砂田麻美はウシコなのだ。つまり、ジブリの(非)公認の覗き屋だ。カメラはただただ猫のように無責任に作品に関心がないかのようにジブリの現場を見る。この覗き映像を編集の段階で人間の砂田麻美が字幕(ポエム)をつけてある。この映画はジブリを覗き、ポエムを読む。この二つの繰り返しだ。見てるとわかってくるがこの映画は映像がポエムの主ではない。ポエムを際立たせるため映像はモンタージュとしてやってくる。同じように本編でもみどころはモンタージュ的に差し込まれる映像だ。このドキュメンタリーは決して淡々と現実を写してはいない。サブリミナル的というかモンタージュ的に差し込まれる映像にいろいろ考えさせられるのだ。このドキュメンタリーは音楽が高鳴り見せられる映像の羅列にメッセージがあるのだ。このドキュメンタリーは監督のメッセージを読みとるために鑑賞者に見ることを強いる。猫のように無責任に見たと嘯く監督の作品としてジブリを見せられるのだ。

  • 宮崎監督と鈴木プロデューサーが雑談してる中で、最近当局からテレビ局への締め付けが厳しくなってるんですよ。アレやったらダメ、これやったらダメみたいな。もう日本でアニメーション作るのは無理ですねえ。みたいな話をしてたのが印象的でした。成る程やっぱりそうなんだ。

  • 世界に誇る宮崎駿、高畑勲を擁するジブリの姿。
    エンディングノートの砂田監督の視点で切り取る。
    まるっとホンワカした若い女性の砂田監督だからこそ見せる巨匠や敏腕プロデューサーの姿。
    同じ時期に作られたNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」とは
    明らかにカメラに対する姿勢がちがっていて(目じりが下がっている)
    見比べるとそれも面白いところです。

    少々乱暴だが、非常に残念だけれども、
    ディズニーとちがって宮崎駿で持っているといって良いジブリ。
    マーニーだって素晴らしい映画だろうけれど
    はやり、彼のいなくなったジブリは魅力は半減する。

    ジブリ発足時の映像で語られた終身雇用のスタジオではない、
    用を終えたらなくなってしまう存在だ、との宮崎の言葉に
    嘘はないのだなぁと寂しくも感じ入ってしまった。

    世界的アニメーションは武蔵野の地にひっそりとたたずむ
    名工のいる『町工場』で職人が手間をかけて紡ぐように作られているのがわかった。
    他の伝統工芸品と同じように衰退をしてしまうのだろうか・・・

    面白いドキュメントでした。

  • 宮崎さんが2回言ってたんで、書いておきましょう。
    なにかを選ぶということは、なにかを諦めるということ。
    たばこ、よく吸うな。

  • スタジオジブリに流れる空気感が良く出ている。映像が美しい。重要なシーンがたくさん出てきて、それだけこの監督がジブリの人たちに信頼されているのが分かる。

  • 色々な人が色々な関係性で関わっている姿をわりと遠目に撮っていて、NHKが撮っている姿とはまた違うジブリが見えて面白かった。

    これからどうなるんだろう? アニメの世界も、日本も。

  • 映画より特典のほうが面白かった。。

  • 「風立ちぬ」の製作が佳境に入った2012年からのスタジオジブリと宮崎駿を、「エンディングノート」の砂田麻美監督が追ったドキュメンタリー。
    必ず毎日11時に出社し21時にペンを置く宮崎駿、毎日多くの人に会い全国を飛び回るプロデューサーの鈴木敏夫、宮崎のスケジュールを管理する三吉さん、猫のウシコ先輩、多くのジブリスタッフたち、そしてジブリ立ち上げに大きな功績のある高畑勲の姿から見えてくるジブリとは…。

    予告編 http://youtu.be/VikVW3NCQyU

    「風立ちぬ」をもう一度見直したくなった。
    震災や原発事故があり、報道が言いたい事を自粛していくなど、右傾化して戦争の足音が聞こえてくる今の日本に対して、宮崎監督が「風立ちぬ」で言いたかったメッセージが伝わってくる。
    宮崎監督や鈴木さんの高畑監督に対する複雑な感情が何とも印象的。
    高畑監督にももっと反論(?)を語ってもらってほしかった気もする。
    (「風立ちぬ」の物語は)結末がわかっていて我々は見ているが、今の時代は結末がわからないまま戦争の足音が聞こえてきているという内容の宮崎監督の話も印象に残った。
    声優 庵野監督の起用についても出てくるが、最初は違和感感じるが聞いているうちに慣れてくるという宮崎監督の狙い通りだな~。

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